基本情報
症状や特徴
階段の上り下りや、走ったり、早歩きしたり、重い荷物を持ち上げるなど、からだを激しく動かしたときにおこる
狭心症をいう。
前触れなく、突然、強い胸の痛みがおこる。
胸の痛みは、数十秒から数分続き、胸の奥に締め付けられる感じや圧迫感がある。
発症から6時間以内に適切な治療が行われれば、回復の可能性が高まる。
原因
からだを動かすと、全身の血流を良くするために心臓も活発に動くが、冠動脈が動脈硬化などによって狭まり、心筋に十分な血液が流れずに
狭心症の発作がおこる。
高血圧、
脂質異常症、
糖尿病、喫煙、肥満、ストレスなどが原因とされる。
検査
・運動負荷試験心電図。
主な治療法
安静にして動かず、水分補給とニトログリセリンの服用を行う。
症状によっては、血栓溶解薬を使用する。
さらに、症状によっては、経皮的冠動脈形成術(PCI)などの手術で血行を回復させる。