基本情報
症状や特徴
声がかれる、乾いた咳がでる、のどがカラカラになる、異物感を感じるなどの症状がみられ、悪化すると声が出なくなり、高熱や頸部の痛みを生じる。
乳幼児の場合、呼吸困難を起こしたり、窒息したりすることもあるので、注意が必要。
原因
パラ
インフルエンザウイルス、アデノウイルスなどのウイルス感染が多いが、A群溶血性連鎖球菌、
肺炎球菌、ブドウ球菌などの細菌感染もみられる。
それ以外では、声の酷使、刺激性ガスやたばこの煙の吸入、寒冷刺激、アレルギー、放射線治療なども原因となる。
主な治療法
安静にして、なるべく声を出さず、喫煙や飲酒、入浴を避け、加湿と十分な睡眠や休息をとる。
治療法としては、薬物療法として抗菌薬やステロイド薬などをネブライザー(噴霧器)でのどに噴霧する。
消炎酵素薬、去痰薬、解熱鎮痛薬、細菌感染の場合は抗菌薬が処方される。