基本情報
症状や特徴
足の指の間や足の裏などにできる水虫。
足の指の皮がむける「趾間型(しかんがた)足白癬」、足の裏を中心に水ぶくれができる「小水疱型足白癬」、足の裏全体が固くなる「角質増殖型足白癬」がある。
小水疱型足白癬は特に強いかゆみがある。
原因
真菌(かび)の一種である白癬菌が足に感染することによりおこる。
プール、共同浴場や不特定多数の人が履くスリッパなどから感染して、湿度の高い状態で増殖発症する。
真菌は高温や湿度を好むために、症状は夏季に悪化し、乾燥する冬季には治まる。
検査
・白癬菌が寄生していると思わる皮膚の角質を採取し検査する。
主な治療法
抗真菌薬の塗り薬による治療を行う。
角質増殖型足白癬の場合は、内服薬も併用する。
薬は菌の種類によって違ってくる。
治療は、検査で白癬菌が検出されなくなったことを確認するまで続けることが必要。
日常生活での注意点としては、感染の予防や白癬菌の増殖を防ぐために、足を洗って乾いた状態を保つように心がける。