生活全般 PR

米寿を祝ってはいけない?早死にする?お祝いの仕方や読み方・起源も解説

88歳というお祝いの節目である米寿
米寿は長寿のお祝いとして、大変おめでたいとされています。

その一方では米寿は「縁起が悪いので祝ってはいけない」と言われることも…。
米寿を祝うと早死にするという噂についてリサーチしました。

読み方起源、正しいお祝いの仕方についてもまとめています。

よつば
よつば
祝ってはいけない理由が気になります!

米寿を祝ってはいけない?早死にするって本当?

米寿は88歳の長寿のお祝い!
とってもおめでたいですよね。
しかし、米寿のお祝いをすると早死にするので祝ってはいけないと言われることも…。

米寿のお祝いをして、その年で亡くなってしまう方が多いのが理由のようです。
地域によっては、古くから「米寿は祝ってはいけない」と言い伝えられているところもあるのだとか。

日本人の平均寿命が85歳前後。
88歳のお祝いができる!というのは、早死にではなく立派に長生きですよね。

しかし、なぜ米寿を祝ってすぐになくなってしまう方が多いのか?原因は2つ考えられます。

  1. お祝いをすると気が抜ける
  2. 体力や免疫が落ちている

それぞれ説明します。

①お祝いをすると気が抜ける

「あと少しで米寿だからそれまではなんとしても生きたい!」
そう強く思いすぎて、米寿を迎えたことで安心して気が抜けてしまうのかもしれません。

米寿のお祝いをした日に、そのまま亡くなってしまう方もいるようです。

しかし日本人の平均寿命は84.62歳。
米寿のお祝いは88歳の時にするので、お祝いの直後に亡くなったとしても早死にとは言い切れません。

②体力や免疫が落ちている

米寿はとてもおめでたいことなので、たくさん人を呼んで盛大にお祝いする人もいます。
ただ、そのせいで疲れてしまって体調を崩してしまう人もいるでしょう。

88歳は年齢的に、どうしても体力や免疫が落ちてしまいます。
無理なお祝いで疲れてしまうのは良くありません。
本人の希望を十分に聞いて、無理のない範囲でお祝いすることが大切です。

ただこれらは、米寿のお祝いが直接的な原因ではないように感じられます。
88歳というお歳を考えると、仕方のないことかもしれませんね。

よつば
よつば

米寿の正しいお祝いの仕方

米寿は本来、数え年で88歳のときにするお祝いです。
ただ最近では、満88歳のタイミングでお祝いをする人も少なくありません。

特にお祝いのルールがあるわけではなく、親しい友人や身内を招いて盛大にお祝いをする人が多いようです。

でも、無理をして体調を崩してしまっては意味がありません。
体調面や本人の希望を第一にしてあげるのがいいでしょう。

お祝いをしたくないと言われた場合、それでも問題はありません。

「数え年」と「満年齢」の考え方

  • 数え年:生まれた日を1歳として、毎年1月1日に1歳ずつ歳を加える数え方
  • 満年齢:生まれた日を0歳として、次の生まれた日に1歳ずつ歳を加える数え方

数え年の始まりが1歳なのは、お母さんのお腹の中にいるときを0歳として数えているからです。
ただ、今は満年齢で数えるのが一般的です。

米寿のお祝いのプレゼントについて

米寿のテーマカラーは、黄色・金色・金茶色だと言われています。
還暦祝いに赤いちゃんちゃんこを着るように、テーマカラーを意識すると特別なお祝いらしくなりますね。

金額の相場は、年齢やその人との関わりの深さによって変わってきます。
目安は次の通りです。

  • 子ども:1万円~3万円
  • 孫:3千円~2万円
  • 親戚:5千円~1万円

プレゼントは金額よりも、気持ちがこもっている方が嬉しいもの。
写真やお手紙、お花などはプレゼントとしては一般的です。
ただし、米寿のお祝いには向かないものがあるので要注意!

  • 「苦」や「死」を連想させるもの
  • 香典返しによく使われるお茶
  • 老いを感じさせる老眼鏡や杖
  • 別れを連想させるハンカチ

このようなものは、せっかくのお祝いの気持ちを損ねてしまいます
プレゼントとして選ぶのは避けた方がいいでしょう。

よつば
よつば
プレゼント選びは慎重に!

米寿の読み方と起源

米寿は数え年で88歳の時にするお祝いです。
「米」に「寿」と書いて「べいじゅ」と読みます。

ではなぜ「米」なのか。
諸説ありますが、「米」という字が「八十八」という字から成り立つことからきています。

日本人にとって、「八」という数字はとても縁起の良い数字だと伝えられています。
着物の裾が開いた形を連想させ、末広がりという言葉もあるくらいです。

その「八」がふたつ重なっているのが88歳。
なので88歳は大変縁起のいい歳とされ、地域によっては盛大にお祝いする習わしがあります。

よつば
よつば
「八」がふたつも並ぶと、とても縁起が良さそうです♪

まとめ

米寿についてまとめ
  • 「お祝い後に気が抜ける」「体力や免疫が落ちている」という理由から、米寿のお祝いをすると早死にするという迷信がある
  • 本人の希望を第一に、無理のない範囲でお祝いするといい
  • 米寿のカラーは黄色・金色・金茶色で、老いを感じさせるプレゼントなどは避ける
  • 米寿(べいじゅ)は、数え年で88歳のときにするお祝い
  • 「米」が「八十八」という字から成り立つのが由来で、「八」は日本では縁起のいい数字と伝えられている

米寿は、長寿のお祝いなのでとてもおめでたいこと。
楽しくお祝いするためには、本人の希望や体調に配慮することが大切になってきます。

心をこめてお祝いをして、楽しい思い出にしたいものですね。
今回の記事が何かの参考になればうれしいです。