生活全般

配当金生活は危険?月3万・5万・10万の配当金を得るにはいくら必要?

配当株を買って、配当金生活を夢見る人も多いのではないでしょうか?

経済的自立や早期退職を意味するFIREが注目され、これに関連する書籍もたくさん出版されていますよね!

配当金生活によりFIREを実現したい人も増えてきたように思います。

そこで今回は以下について調査してみました!
「配当金生活は危険なの?」
月3万5万10万の配当金を得るにはいくら必要?」

興味がある人はぜひ、参考にしてくださいね♪

よつば
よつば
配当金生活は夢のようですが、それだけリスクもあるんでしょうか?

配当金生活は危険と言われる3つの理由

 

配当金生活が危険な理由は次の3つのリスクがあるからです。

  1. 株価の下落
  2. 減配
  3. タコ足配当

投資はリスクを伴うものなので、もちろん配当金生活にも相応のリスクがあります…。
1つずつ見ていきましょう。

①株価の下落

配当金生活をするため、配当株を買おう!
あれ、株を買った後に株価が下がった…。

このように、常に株価は変動するので安定した配当金を得るはずが、保有銘柄の値下がりによる損失が上回ってしまうことも。

結局、損することが多いのでは?
と思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、逆をいえば配当金生活を目的として配当株を買うのであれば、長期保有される人が多いと思います。

配当金を得ながら、株価の変動があっても慌てず、株価が上がるのを待つ。

配当株だとこういった安心感はありますよね!

②減配

配当は約束されたものではありません。

業績が悪化すれば、配当が減る減配や配当自体がなくなることも。

そうなれば、配当目当てにその銘柄を保有していた人も株を売ってしまい、株価も下がる可能性があります。

二重に痛い結果とならないためにも、収益基盤財務内容はしっかり見て銘柄を決めましょう!

この銘柄は将来にわたって安定した配当を得られるのか?
きちんと分析することが大事ですよ!

③タコ足配当

タコ足配当とは企業が十分な利益がないのに積立金を取り崩したり、資産を売却するなどで過分な配当金を出すことをいいます。

※タコが身を削って自分の足を食べる習性と似ていることから、このように表現されています。

配当金は通常、企業が得た利益が原資となっています。

長期間に渡り、タコ足配当が続くと企業の事業資金の減少に繋がり、財務状況も悪化していきます…。

タコ足配当でないかどうか、企業の配当性向を確認するようにしましょう!

配当性向とは?

企業がその期の税引き後の利益のうち何%が株主に配当金として分配されているか表しているもの。

配当性向が100%を超える企業への投資は慎重になって考えた方が良いでしょう。

よつば
よつば
配当金生活は危険もありますが、銘柄を買う時に慎重に分析することでリスクを減らせますね!

月3万・5万・10万の配当金を得るための必要資金は?

目標とする月の配当金ごとに必要な資金をシミュレーションしてみました!
必要資金は千円以下切り上げています。

今回は1〜10%の配当利回りの場合で計算しています。

配当利回りとは?

株の購入価格に対して1年間でどれだけの配当金を受け取れるかを示す指標。

月3万の配当金を得る場合

配当利回り必要資金
1%4,518万円
2%2,259万円
3%1,506万円
4%1,130万円
5%904万円
6%753万円
7%646万円
8%565万円
9%502万円
10%452万円

月5万の配当金を得る場合

配当利回り必要資金
1%7,530万円
2%3,765万円
3%2,510万円
4%1,883万円
5%1,506万円
6%1,255万円
7%1,076万円
8%942万円
9%837万円
10%753万円

月10万の配当金を得る場合

配当利回り必要資金
1%1億5,060万円
2%7,530万円
3%5,020万円
4%3,765万円
5%3,012万円
6%2,510万円
7%2,152万円
8%1,883万円
9%1,674万円
10%1,506万円

必要資金の計算方法

必要資金の計算式は以下のとおりです。

年間目標配当金÷(1-0.20315)÷配当利回り(%)

※配当金には20.315%の税金がかかることを加味しています。

例えば、配当利回り4%の銘柄で月3万円の配当金を目指す場合、必要資金計算の流れは…。

年間目標配当金は月3万円の配当金を継続して得たい場合、3万円×12ヶ月=36万円
36万円÷(1-0.20315)÷0.04=1,130万円
となります。

ぜひ、ご自身で計算される際に活用してみてください♪

配当利回りが高い銘柄ほど必要資金は少ないこともわかりましたね。
そのため配当利回りのみで配当株を選んでしまいがちですが、その点は注意してください。

企業の財務内容や収益基盤などの情報も考慮して考えましょう!

よつば
よつば
月3万の配当金を得るにしても、多額な資金が必要なんですね。

配当金生活とはそもそも何?

会社が得た利益を原資として株主へ与えられることを配当といいます。

配当金生活とは株式投資等による配当収入だけで生計を立てることをいうんです!

株式投資で得られる利益は以下の2つがあります。

  1. キャピタルゲイン
  2. インカムゲイン

キャピタルゲインとは株を購入し、購入時より株価が高値になった際に売却することより得られる利益。

インカムゲインとは配当株の保有期間内で配当金を受け取って得た利益。

インカムゲインでの生活を夢見る人も多いんです!

働かなくても配当収入が得られるので、仕事一筋の人生からいろんな生き方ができるようになるのはいいですよね♪

よつば
よつば
自分のやりたいことに専念した生き方をしてみたいものです!

配当金生活をする前の準備おすすめ4選

配当金生活を実現するために下記の手順を確認しましょう。

  1. 必要資金を用意する
  2. 証券口座の開設
  3. スクリーニング機能も活用しつつ銘柄を選ぶ
  4. 損切りする基準を決めておく

1つずつ確認していきましょう♪

①必要資金を用意する

月3万・5万・10万の配当金を得るための必要資金がわかったと思います。

配当金生活には、まとまった資金が必要になります。
それも踏まえて、きちんと資金を用意しておくといいですね!

大金をまとめて投資に使うことに抵抗がある人は、少しずつ配当株を買っていき、そこで得た配当金をまた配当株の購入に充てる。

そういった方法もいいと思います♪
配当金生活ができるように徐々に準備を進めるイメージですね。

②証券口座の開設

配当株を購入するには証券口座が必要です。

どこの証券口座にするかは下記のポイントもチェックしてください!

  • 取扱銘柄の豊富さ
  • 取引手数料の安さ
  • アプリやブラウザでの操作のしやすさ

口座開設の手続きには時間を要することも考慮しておきましょう。

③スクリーニング機能も活用しつつ銘柄を選ぶ

銘柄を選ぶ時はぜひ証券会社の提供しているスクリーニング機能を使ってみましょう。

スクリーニングとは、条件に合うものを選び出すことです。
例えば、美容室に行きたいと思ったら、希望エリアや希望のメニューがあるところを検索条件に入れて探しますよね?

それと同じように銘柄を選ぶときもスクリーニング機能を利用して銘柄を絞り込むんです。

銘柄探しの効率化にも繋がりますし、ぜひうまく活用してください!

④損切りする基準を決めておく

損切りというのは含み損がでている株式投資等を売却することにより、損失を確定させることです。

できれば、配当金生活する上で、株価が安定し、配当金も継続的に得たいところではありますよね。

しかし、株価が下がるリスクももちろんあり得ます。

そのようなことになった時にどこで損切りすべきかを考えておきましょう!

よつば
よつば
入念に準備を整え、配当金生活を目指してくださいね♪

まとめ

まとめ
  • 配当金生活は危険もあるが、きちんと対策を取ればリスクを減らせる
  • 月3万・5万・10万の配当金を得るためには多額の資金が必要
  • 安定した配当金生活には財務内容や収益基盤などを考慮した銘柄選びが大切

いかがでしたか?

配当金生活はもちろん危険もあります。

リスクをきっちり理解した上で、それでも不労所得を得たい!
自由な生き方がしたい!という人はぜひチャレンジしてみてください♪

コツコツ配当株を購入して、少しずつ配当金生活を目指すのもいいのではないでしょうか。

よつば
よつば
しっかり銘柄を選び、株価や配当の変動に一喜一憂しないようにしたいですね!