生活全般

胡蝶蘭の花言葉はお祝い向き?悪い意味・怖いと感じる理由も徹底調査!

開店祝いや式典でよく見かける胡蝶蘭
蝶が羽を広げたような姿は気品があり、人気の高い品種です。

様々な色がありますが、それぞれに花言葉があることを知っていますか?
どれも素敵な意味ばかりなんですよ♪

そんなお祝いに欠かせない花である一方で、悪い意味がある、怖いと言われることも。
本当にネガティブな側面があるのか、徹底調査しました!

よつば
よつば
早速みていきましょう!

胡蝶蘭の花言葉は?悪い意味もあるのか調査

青色胡蝶蘭(引用:石原産業株式会社)

胡蝶蘭にはいくつかの花言葉があり、どれも素敵なものばかりです。
色ごとにも意味があるのでまとめてみました。

胡蝶蘭の花言葉とは?

  • 幸福が飛んでくる(白)
  • 純粋・純粋な愛(白)
  • あなたを愛している(ピンク)
  • 尊敬(青)

胡蝶蘭の学名は「Phalaenopsis aphrodite (ファレノプシス・アフロディーテー)」。
「蛾のような」と言う意味のファレノプシスと、愛と美の女神「アフロディーテ」からなります。

日本名の由来は、蝶が優雅に舞っているように見えるところから。
蝶が羽を広げて愛らしく飛ぶ姿から「幸福が飛ぶ」「純粋(な愛)」がイメージされたのでしょう。

青色の胡蝶蘭の花言葉である「尊敬」は、その誕生に由来があります。
胡蝶蘭には青色はなかったのですが、2012年に品種改良に成功。
このとき青色色素の元とした「ツユクサ」の花言葉が使われることになりました。

色別の花言葉こそないものの、商売繁盛や活発さ、進出を表す黄色の胡蝶蘭もあります。
色のイメージ通り、開業・開店祝いなどのビジネス関連に贈られることが多いそう。

また、紫色の胡蝶蘭は長寿のお祝いによく選ばれます。
90歳(卒寿)の色でもあることから、敬老の日など、特に目上の人へ贈られるとか。

シーンやイベントに合わせて、色を考えてみるのも良いですね♪

よつば
よつば
青の胡蝶蘭って神秘的

胡蝶蘭の花言葉に悪い意味もある?

結論から言うと悪い意味はありません
ただ、同じラン科の植物には怖い花言葉を持つものはあります。

例えばカトレアの花言葉は「魔力」。
デンドロビウムには「わがままな女」の花言葉が転じて「傲慢」。
ヒヤシンスの紫色には「悲哀」、赤色には「嫉妬」と言う意味があります。

もしかしたら、これらの意味と混同してしまったのかもしれませんね。

繰り返しになりますが、胡蝶蘭には悪い意味はありません!
気にせず贈り物にしましょう♪

よつば
よつば
安心して贈れます

胡蝶蘭がお祝い事に贈られる理由

引用:HitoHana

胡蝶蘭は花言葉の縁起の良さもさることながら、見た目の華やかさ花持ちの良さも人気です。

しなやかな細い茎に、大きな花弁が連なる姿はとても優雅。
場の雰囲気を明るく華やかにしてくれます。

一般的な花は数週間程度ですが、胡蝶蘭は平均で1〜3ヶ月ほど美しい状態を保ちます。
また、花粉や香りも少ないので病院や飲食店への贈り物にも最適です。

水やりも1週間〜10日に1回程度と、お手入れも比較的簡単。
贈られた側の負担も少ないので、喜ばれる贈り物と言えるでしょう。

そして、胡蝶蘭には本数による分類があることを知っていますか?
1本から10本までありますが、中でも人気が「3本立て」「5本立て」「7本立て」の3つ。

  • 「3本立て」:定番の本数。程よいサイズ感を出せつつお値段も手頃。
  • 「5本立て」:ビジネスシーンや特別なプライベートのお祝いに選ばれる。
  • 「7本立て」:受賞祝い、公演祝いなど、滅多にないお祝い事に贈られる。

花言葉の項で触れたように、胡蝶蘭には色別の意味があります。
どれを贈るか迷った時は、最も人気が高い「白」がおすすめ。
華やかさと凛とした気品は、どんな場所でも映えるでしょう。

よつば
よつば
人気にはこんな理由があったんですね

胡蝶蘭はなぜ怖い花と言われることがあるの?

美しく優雅な胡蝶蘭ですが、なぜか怖い花と言われることがあるようです。
その理由を調べてみました!

  1. 全体の大きさ
  2. 特徴的な根の形

①全体の大きさ

大輪胡蝶蘭は高さ約1メートルほどのになり、花の大きさは14センチ前後にもなります。
子供ぐらいの背丈で、ちょっとした手のひらサイズの花が何輪も連なれば迫力はありますね。

しかも花弁の形も独特。
中には胡蝶蘭を「プレデター」と形容している方もいました。
言われてみれば生き物の顔のようにも見えてきます。

大きな花は華やかに見える反面、怖いと思う人もいるようでした。

②特徴的な根の形

胡蝶蘭の根は他の木や岩肌に着生して育てます。
つまり土の中に根を伸ばす他の植物とは違い、根が剥き出しになるのです。

しかも曲がりくねって伸びるので、花とのギャップに驚いてしまうかもしれません。
空気中から水分や養分を吸収し、根や葉に溜めておくことができます。

胡蝶蘭の根はとても強く、着生している岩や木の凹凸にしっかり張り付きます。
原産はインドネシアやフィリピンなどの東南アジア。
乾季にはスコールが降る場所なので、流されないように強くなったのかもしれません。

ランは厳しい外気に根を晒してでも、自分を環境に適応させることを選びました。
生き残るために、他の植物とスペースを奪い合うことを避けたのです。

胡蝶蘭の特徴的な根は、優しさの形。
これを知ると、怖さも少しは薄れるのではないでしょうか。

よつば
よつば
それにしても迫力のある姿ですね…!

まとめ

まとめ
  • 胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」「純粋(な愛)」「尊敬」など
  • 胡蝶蘭に悪い意味はない
  • 胡蝶蘭が贈り物に人気な理由は「見た目の華やかさ」「花もちの良さ」
  • 胡蝶蘭が怖いと思われる理由は「全体の大きさ」「特徴的な根の形」

いかがでしたか?
今回は贈り物にピッタリな胡蝶蘭について調査しました。

そして豪華な見た目と素敵な花言葉とは裏腹に、怖いと思われてしまうことも。
しかし、他の植物の邪魔をせずに咲くことを選んだ胡蝶蘭は、とても優しいお花です。

色によって花言葉も違うので、様々なシーンで活躍することは間違いなし!
皆さんもお花を贈る機会があれば、胡蝶蘭にしてみてはいかがでしょうか♪

よつば
よつば
ここまでご覧いただきありがとうございました!