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三菱マテリアルはやばい環境?経営不振・不祥事の実態を徹底調査!

三菱マテリアル株式会社は、三菱グループの非鉄金属メーカーです。三菱といえば誰もが知る大企業ですが、実は労働環境がやばいという噂が…。

しかも近年は経営不振に陥っているという話や、過去の不祥事が取り沙汰されることも。

ネガティブなワードが並んで不安になりますが、果たして実態はどうなのでしょうか?
大企業・三菱マテリアルについて徹底調査しました!

よつば
よつば
早速見ていきましょう

三菱マテリアルのやばい環境3つ

三菱マテリアルは、伸銅品で国内トップシェアを誇る非鉄金属メーカーです。
そんな三菱マテリアルの労働環境はどんなものなのでしょうか?

転職サイトに寄せられた従業員の口コミを元に、やばいところを3つにまとめてみました!

  1. 若手が成長できる機会が少ない
  2. 人によって仕事量が偏っている
  3. 女性の働きやすさが部署によって異なる

①若手が成長できる機会が少ない

一番目立った理由は、若手が成長できる機会があまり用意されていないというものでした。

  • マニュアル通りに進めるため、能力を伸ばしにくい
  • 社員の教育プランがあまり洗練されていない
  • 社員にどんなに断っても無理矢理仕事を押し付けられるのに、自分の希望はほぼ通らない

良くも悪くも昔ながらの日本企業で、保守的、完全縦割りの社風の様子。
社員の裁量権がほとんど無いことに言及する声も多かったです。

競争の中で能力を伸ばしたい人にとっては物足りない環境なのかも。
競走せずにルーティーンワークをしたい人にとっては良い職場と言えるでしょう。

②人によって仕事量が偏っている

次に、人によって仕事量が偏っているというクチコミがいくつかありました。

  • ある人は毎日定時退勤だが、別の人は毎日のように残業している
  • 有給休暇がとても取得しづらく、プライベートとの調整が難しい
  • 24時間稼働する工場は残業が多い

しかも対策・対応が遅く、状況がなかなか改善されないという声も。
不公平感を指摘するクチコミもいくつかありました。

③女性の働きやすさが部署によって異なる

最後は、女性の働きやすさ。
古くから男性社会のため、女性が働きやすい環境があまり整っていない様子でした。

  • 女性が働くことに理解がないか、過度に気を遣うかのどちらかになっている
  • 特に田舎の工場では女性用のトイレなどはほとんど整っていない

ただ、部署や見方によって大きく評価が異なっていました。
また、最近は女性従業員を増やしたり、環境を整えようとする動きはある様子。

今後はより女性が働きやすいよう改善されていくのかもしれませんね!

よつば
よつば
転勤や部署替えもあるみたいだから、運の要素もあるかも?

三菱マテリアルは経営不振なの?

三菱マテリアルは、三菱グループの中でも名門と言われる企業の一つ
しかし、そんな三菱マテリアルの経営不振が続いているというのです。

2008年3月期は最高益の742億円に達したものの、2009年からの14年間の伸びは今ひとつ。
特に2020年3月期は最終損失729億円という過去最悪の赤字に…。
そして2023年3月期の通期業績はこのように予想されるようです。

単位(億円)2022年3月期通期実績(a)2023年3月期通期予想(b)増減(b)−(a)
売上高18,11715,900△2,217
営業利益527360△167
経営利益760360△400
当期純利益450200△250

引用:logmiFinance

  • 売上高:セメント事業、アルミ事業などの再編により全体的に減収
  • 営業利益:売上高の減少により全体的に減益
  • 経営利益:営業利益の減少、鉱山配当の減少などを見込み減益
  • 当期純利益:経営利益の減少により減益

中国のコロナウイルスによる消費減退、アメリカのインフレ。
そしてロシア・ウクライナの戦争の影響によるエネルギー価格の高騰。
これらの影響で減益を見込まざるを得ない状況になっているんだそうです。

昨今の社会情勢により、厳しい状況が続いているようですが…
どうにか打破してほしいですね!

よつば
よつば
色んな事情が経営に影響するんですね。会社経営って大変!

三菱マテリアルの不祥事・品質データ改ざんを徹底調査

三菱マテリアルは長い歴史を持つ老舗企業です。
日本の産業に多大な貢献をしてきましたが、同時に不祥事を起こしたこともあります。
その一つが品質データの改ざんです。

2017年11月、子会社で不正が発覚しました。
不正があったのは「三菱電線工業(和歌山県)」と「三菱伸銅(福島県)」の工場。
基準を満たしていないゴム製品や銅製品の一部を、データを改ざんして出荷したというもの。

「三菱電線工業」は2015年4月から2017年9月までに2億7000万個を出荷。
この数は期間中に出荷した製品の約20パーセントに当たります。
そして、不正品の出荷先は229社にわたる可能性があるとしました。

「三菱伸銅」は2017年10月17日までの1年間に製造した銅製品が対象。
出荷先は29社に上ると見られました。

他の子会社では、不正を示す書類を社長が隠蔽するよう指示したことも明るみに。

結果的に組織的な悪質性から、東京地検特捜部が動く事態となりました。
さらに、不正品の一部が米国にも出荷されていたことを受け、同社は米国司法省に申告。
米国側は継続的な調査を求め、慎重に検討した上で処分をするとしました。

三菱マテリアルの竹内章(たけうちあきら)元社長は記者会見で謝罪。
子会社役員は有罪判決となりました。

日本の産業に欠かせない三菱マテリアル。
大企業なだけあって米国も巻き込む事件となりました。

「メイドインジャパン」の信頼を揺るがしかねないこの不祥事は、とても残念ですね。
三菱マテリアルには二度と同じことを起こさず、より良い企業になってほしいと思います。

よつば
よつば
不正で事故が起きてしまったら本当に怖いです

三菱マテリアルの沿革

本社が入居している丸の内二重橋ビル(引用:三菱マテリアル)

三菱マテリアルは、九十九商会の鉱業への進出に端を発します。
以後150年以上にわたり、日本の近代化とともに発展してきました。

1871年(明治4年)九十九商会(三菱商会の前身)の鉱業部門に進出
1918年(大正7年)三菱鉱業株式会社を創設
1950年(昭和25年)太平鉱業株式会社を創設
1952年(昭和27年)三菱金属工業株式会社に商号を変更
1990年(平成2年)三菱金属(株)と三菱鉱業セメント(株)が合併し、
「三菱マテリアル(株)」として発足(12月1日)
本社所在地

〒100-8117
東京都千代田区丸の内三丁目23号丸の内二重橋ビル

紹介した年表以外にも、たくさんの会社設立と合併吸収を繰り返しています。
国際情勢に対応し、今後もより豊かな社会の実現に貢献したいという考えがあるようです。

よつば
よつば
素敵な考えですね!

まとめ

まとめ
  • 三菱マテリアルの労働環境は部署や人によって異なる
  • 三菱マテリアルは前時代的な社風に批判の声が多数ある
  • 三菱マテリアルは2009年から経営不振が続いている
  • 三菱マテリアルは過去に品質データ改ざんの不祥事を起こした

今回は三菱マテリアルのことについて深掘りしてみました。

従業員の口コミでは、保守的な社風が時代と合わなくなっているという意見が多数。
近年の経営状況から見ても、色々な改善点があることが分かりました。

しかし、今も日本の伸銅品メーカーのトップ企業であることに違いはありません。
また、これまで国内外に大きな貢献をしてきたことも事実です。

このまま終わることなく、さらに成長してほしいですね!

よつば
よつば
ご覧いただきありがとうございました!