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三隣亡やってはいけないこと8つ!大安と重なる日はいい日?悪い日?

三隣亡(さんりんぼう)という言葉を聞いたことがありますか?
三隣亡どういう意味なのか、語源由来辞典で調べてみると「暦注の一つ」と書かれています。

この日に建設すると後日火災に見舞われ、近隣三軒まで滅ぼすと忌む日だそうです。

近隣の人にとっても心配になってしまう話ですね!
ですがそんな三隣亡は、もともといい意味だったそうなんです。

今回、三隣亡どういう意味なのか?やってはいけないこと大安と重なる日はいい日なのか、悪い日なのか調べてみました。

三隣亡やってはいけないこと8つ!

三隣亡にやってはいけないと言われていることは、建築関係のことが多いようです。
その他にもやってはいけないと言われていることが以下の8つ!

  1. 引っ越し
  2. 地鎮祭や上棟式
  3. 結婚式や入籍
  4. 宝くじを買う
  5. 贈り物をする
  6. 納車
  7. 高いところに登る
  8. お葬式

順番に詳しく説明いたします。

①引っ越し

引っ越しも建築関係のこととなるため、凶日です。
三隣亡に引っ越しをしてしまうと、三軒隣のご近所さんに災いが起きるといわれています。

※ここに文章を追加

新築でも賃貸でも一緒です。
引っ越しの日が三隣亡でなくても、三隣亡に近所へあいさつに行くというのも良くないんだそう。

若い人たちの集まる新しい住宅街などは気にする人はいないんじゃないかなと思います。

むしろ今の若い人たちはあまり知らないんじゃないでしょうか。
年配の人が近所にある家に引っ越すのであれば注意が必要でしょう。

②地鎮祭や上棟式

地鎮祭や上棟式も三隣亡の日は避ける方がいいでしょう。
これも建築関係の凶日だそう。

実際に工務店の人は、地鎮祭や上棟式を避けているところが多いようです。
やはり信じていなかったとしても、縁起の良い日を選ぶ方が安心できますよね。

③結婚式や入籍

結婚はこれから家庭を築いていくことや、二人で家を守っていくという言葉もよく聞くことから良くないとされます。

そして、凶日には入籍や結婚式は大きな転機となります。
人生の一大イベントは気持よくあげたいものです。

④宝くじを買う

宝くじを「仏滅」「不成就日」「赤口」の凶日には買わない方がいい!という話は、聞いたことがあるのではないでしょうか?

凶日は避けて、念のために「大安」「一粒万倍日」に買うようにしましょう。

⑤贈り物をする

贈り物!?と思いませんか?
群馬県や新潟県の一部の地域では、三隣亡に贈り物をするともらった方は没落すると言われています。

しかも、贈り物を送った方は成金になると言われているそうです!
もらった方はたまりませんね…

何か贈り物を考えている人は、三隣亡に送るのはやめてあげてください。

⑥納車

三隣亡にしてはいけないこととして「納車」も挙げられるんです。
宝くじと同じで凶日は避けるといいでしょう。

納車で避けられる凶日は「仏滅」「不成就日」「受死日」は避けられることが一般的のようです。

納車をするなら「大安」「友引」「天赦日」「一粒万倍日」を選ぶようにするのが無難ですね。

⑦高いところに登る

高いところに登るとケガをすると書かれている暦もあるようです。
これは建築関係の人が高いところに登って作業することがあるからなのでしょうか。

念のため、高いところには登らず別の作業をしてください。

⑧お葬式

こちらは地域によるようですね。
「友引」には、親しい友人を道ずれにするとして避けられることが多い日。

三隣亡の三軒隣まで滅ぼすという言葉があることから、お葬式を避けるべきという考えもあるようです。

よつば
よつば
三隣亡に何かをスタートさせることは避けるべきですね

三隣亡と大安が重なる日はいい日?悪い日?

大安と聞くと、全てにおいていい日という感じがしますが、三隣亡と重なる日はどうなんでしょう?

大安と三隣亡が重なる日は悪い日となりますので、引っ越しや結婚式などは避けましょう。

吉日ばかりに目を向けず、トラブルを避けるためにも凶日の三隣亡は避けることを優先に考えてください。

よつば
よつば
大安は何にも左右されない一番いい日だと思ってましたが、そうではないんですね!

三隣亡とは?今と昔で意味が違う!

三隣亡どういう意味なのでしょうか?
今と昔では意味が違っているようです。

「三隣亡」現在の意味

現在、三隣亡とは縁起の悪い日といわれ、特に建築関係に関連しているようです。

新築や引っ越しに関係しており、三隣亡に「やってはいけないこと」をしてしまうと三軒隣まで災いが訪れると言い伝えられています。

自分の家だけではなく、三軒隣までなんて被害が多すぎて怖いですよね。
ですが、そのような言い伝えを聞いたことがある人は少ないのではないでしょうか?

そんな縁起が悪いと言い伝えられている三隣亡。
山形県内では一年間も三隣亡が続く年があるんだそうです!

一日だけでも縁起が悪いなんて嫌だし、やってはいけないことはなるべく避けたいですよね。

年間の三隣亡は、「寅年、午年、亥の年」とされています。
一年間も三隣亡が続くとなれば建築関係の人にとっては、たまったものではありません。

実際に山形県では、深刻な問題になっているようです。
建築数が減ってしまうのであれば、建築関係の人の仕事が一年間もなくなってしまうことになりますよね。

迷信だ!と信じないならそれでいいのでしょうが、自分たちは大丈夫だけど、周りの目が…。
三軒隣に住んでいる人たちからどう思われるのか、もしもお隣さんが大変なことになったら?

迷信だと思いますが、やはり気になります。

「三隣亡」昔の意味

三隣亡はもともとは全く違う意味だったんです。

「三隣亡」は「三輪宝」と書かれていたようで、漢字を見ただけでもなんだか意味が違う気がしてしまいます。

「屋立てよし」「蔵立てよし」と、江戸時代の本に書いてあるそうです。
今の言い伝えられている意味とは反対の吉日だということになります。

反対の意味になってしまったのは、ある年の暦の編者が「よ」を「あ」と書き間違えたからだとか。

そのまま「屋立てあし」「蔵立てあし」と悪い意味で伝わったのではないかといわれています。
それが今も言い伝えられているのはなんだか不思議な話です。

よつば
よつば
日本人は縁起事を気にする人が多いですよね。避けるのが無難な選択なのかもしれません

まとめ

いかがでしたしょうか?

三隣亡どういう意味なのか、やってはいけないこと8つ、大安と重なる日はどうするかについて解説しました。

三軒隣まで滅ぼすという意味がすごく怖いですね。
結婚や、何かスタートする時は三隣亡を避けるよう調べて動くようにしてください。

よつば
よつば
参考になれば幸いです。