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葬儀屋はやめとけ! やばいといわれる理由を徹底的に調査してみた!

葬儀屋への就職を考えたとき、やめとけやばいよ!といわれることが多々あります。

未だに日本人の気持ちの中には「死を商売にしている」といった、忌避感が強くあります。
また、体力的にも力仕事や夜勤、超過勤務などの良くないイメージも。

しかし、実際に勤めている方からは「やりがいのある仕事である」や「スキル次第でどこでも務められる」などの肯定的な意見が…

就職を検討している人は、参考にしてくださいね。

よつば
よつば
理由を調査してみました!

葬儀屋はやめておけ!やばい理由5選

葬儀屋は故人との別れに最後まで付き添ってくれるなくてはならない存在です。
しかし、いざその職業に就くとなると本人より周りが反対することが多いです。

では、そのやばい理由を探ってみましょう

葬儀屋はここがやばい5選
  1. 体力が続かない
  2. メンタルが崩壊する
  3. 覚えることがたくさんある
  4. 周囲に反対される
  5. 葬儀屋衰退のウワサがある

1.体力が続かない

まず、この葬儀屋という仕事はとにかく体力が勝負になります。

※文章を修正
葬儀の会場によっては2階まで重い儀礼用道具一式を運び入れます。
故人の体格がいいと、棺の運び入れにも相当な体力と筋力が必要に!

意識がなくなった肉体は意思のある時と全く違った重量になります。

人間は24時間365日いつ亡くなるかわかりません。
なので、対応するためのスタッフが常時必要です。

いつ依頼が入るかわからないので、夜勤などの24時間体制をとっているところが多いみたい。

葬儀となると、早朝から夜中の葬儀終了まで職員は密着します。
そうなると必然的に残業に・・・

不規則な勤務体系や力仕事なども多いことから、体力的にきつい仕事とされています
大手企業では人が多いので、まだマシだとは言われています。

しかし、田舎に行けば夜中に隣町までご遺体を取りに行くことになったり、人材不足で大変なようです。

2.メンタルが崩壊する

人の死と向き合う仕事というは、大変なことです。

みんなが、長生きするわけではありません。
若くして亡くなる方や、悲惨な死を遂げた方、小さな子供も…
中には事故などで、状態の良くないご遺体という事もあります。

色々な状態のご遺体を相手にする事は、とてもストレスになるでしょう。
ご遺体の状態によっては、トラウマを感じてしまうということも。

また、お葬式は一度しかありません。
なので、失敗できないこともプレッシャーに感じるようです。

葬儀が子供や小さなお子様の親である場合には、プレッシャーを強く感じるとか。
また、気持ちが引っ張られて、泣いてはいけない仕事ですが、泣きそうになるといったこともあるみたい…

プロ意識が必要な仕事ですよね。

3.覚えることがたくさんある

愛する人の死は、悲しく気持ちも落ち込みます。

そんな中、不適切な発言や遺体への雑な扱いは許されません
間違えた作法や声掛けは、トラブルの元。

葬儀は宗派などによって内容が変わるため、日頃から宗教や宗派の勉強をしておく必要があります。

仏教のほかにも神道、キリスト教など日本は多種多様な宗教があります。
特にキリスト教は、専門の業者がいるほど違うようです。

また、最近は葬儀に対する考え方が変化してきています。
遺族から要望が出ることもあるため、それに対応できるスキルも身につけておかなくてはなりません。

家族葬や一日葬など、簡略化させた葬儀がコロナ渦の近年は多かったようです。

新しい葬儀として、趣味を前面に出した「音楽葬」、宗教感を排した「無宗教葬」なども。
葬儀後には、海洋散布や樹木葬といった自然葬も増えてきています。

故人に合わせたスタイルに対応していくため、知識を増やす必要があります。
新しいことを学ぶことも大切。

葬儀の内容も会社によってはマニュアル化されていないようです。
昔の職人気質のような「見て盗め」みたいなところもあり、育成がうまくいってないこともあるみたいです。

昔のやり方だけでも覚えることがたくさんあるのに、新しい方法も覚えなければいけないのは中々大変そう…

よつば
よつば
最後の別れは、悔いなく送りたいという遺族の思いに応えるために知識が必要ですね。 

4.周囲に反対される

葬儀屋で働くというと、良く思われないことが多いみたい…
ご家族の反対などがあるんです。
実際に質問サイトではネガティブなイメージの物があります。

娘が大學4年で、大手の葬儀屋から内定を貰ってきました。
ビックリしています。折角大學まで出したのに、何故葬儀屋なんかになるの?穢れた職業よ(偏見ですが)絶対受け入れられません。

引用:教えて!goo

このように言われてしまうと心が折れてしまいそうですね。

両親はあまり葬儀屋さんでは働いてほしくないみたいで良いイメージではないようなんです(すみません)。
姉としては仕事だから、今のご時世働かせて頂けるのは有り難いと思うのですが、葬儀屋さんの事務はどのようなことをするのでしょうか?
遺体を見たり触る等はしないと言われたのですが、やはり遺体があるお仕事では何か悪影響等あるのでしょうか?幽霊や金縛りなど

引用:Yahoo!しごとカタログ

この質問の回答では「会社によりますが事務では遺体と直接触れることはない」と回答されています。
また、葬儀屋だからと言って金縛りや幽霊が出るという事はないようです。

葬儀屋というだけで、家族などからは反対や偏見に合うことも。
葬儀屋で働いていた女性のブログでは、結婚の際に「葬儀屋をやめて欲しい」なんて言われたと書かれていました。

人の死を扱う仕事について、ナイーブになる方もいるようです。
しかし、医師や看護師、介護士など死に直結する仕事はたくさんあります。
葬儀屋だけがなぜ、偏見があるのでしょうか…

葬儀屋への偏見として多いのは

  • 「人の死でお金を稼いでいる」
  • 「葬式で高い手数料を取っている」
  • 「皆がやりたがらない仕事だ」

世間の目が冷たいことから、葬儀屋への就職・転職はやめとけと言われています。

5.葬儀屋衰退のウワサがある

コロナ渦以降、小規模の葬儀が増えたので、葬儀業界が衰退してきているという話があるみたい…

小規模化により、葬儀1回が安くなってしまうんです。
参列者の人数も減り、祭壇や会場もコンパクトになってきています。

小規模で価格が安くなると、務める社員の給料も下がってしまいます。
「大変な割に給料が上がらない」なんてことも。

「葬儀社」や「葬祭業者」は特別な資格がなくてもOK。
なので、誰でも入りやすい業界です。

新たな企業が参入したので、価格競争が起きました。
小さな葬儀業者が、大手企業に買い取られるといったことも起きているよう…

また、企業の参入により、葬儀の分業化が進んできました。

「クレームさえつかなきゃクオリティなんてどうでもいい、どうせ火葬するだけだろ」
という経営方針の会社もあります。

入社して、まだ1ヶ月くらいの研修で現場に入らされるとか…
ずっと直葬の担当をやらせるといった事もあるみたい。

ブラック企業も出てきているようなので、職場選びは慎重にした方が良いですね。

葬儀屋のいいこと3選

勤めている方々は、素晴らしい仕事だと胸を張っている方が多いです。
素晴らしいと言える理由を集めてみました。

葬儀屋のいいところ
  1. やりがいを感じられる
  2. 需要はなくならない
  3. スキルアップできる

1.やりがいを感じられる

一番の理由はこのやりがいがある事。
故人の最後の瞬間に立ち会い、ご家族からの感謝の言葉が何よりのやりがいにつながるみたい。

つらい別れに寄り添ってくれる葬儀屋さんはいろんな意味で印象深いものです。
丁寧に対応してくれることは安心にもなりますよね。

仕事をしてく上で「大切なことは誰かから必要とされる事」
葬儀屋という仕事は最も大変な場面で常に必要とされる仕事です。

また、丁寧な仕事であればあるほどに次の機会へとつながります。
「また、あの人に頼みたい」と何年か後に電話が来ることがあるようです。

2.需要はなくならない

常に人は死が最後にあります。
その為、仕事が完全になくなることはありません。

形態は変わっても、葬儀はなくなりません。

葬儀はその宗派や宗教によって今後、オートメーション化されることはできます。
しかし、ご遺体の処置などは人間の手でしかできないことです。

マニュアル化で手順はわかるでしょう。
でも、実際にどのような処置を行うのかは、その場に当たった専門職でなければわかりません

これからもなくならない仕事として、葬儀社は必要不可欠であると言えるでしょう。

3.スキルアップできる

葬儀屋の仕事は一度覚えると同業界では転職しやすいんです。
覚えるまでに1~2年かかる葬儀の仕事は、スキルがあれば引っ張りだこなんですよ。

知識が身につけば、どんどんスキルアップをして行ける仕事。
能力のある人はどんな職場でも転職していけるようです。

よつば
よつば
やりがいのある仕事で、スキルアップもできますね♪

まとめ

葬儀屋という仕事は体力的にもメンタル的にも大変な仕事です。
周りからの理解もなかなか得られないところもあり、最初はつらいことも多いみたい。

仕事の特殊さから、「やばい」「やめとけ」といわれることも。

しかし、スキルが身につけばやりがいもあり、仕事がなくなることもありません。
お客様からの感謝が、充実感につながります。