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報国寺(鎌倉)はなぜ竹寺?拝観料や散策コースも徹底調査!

報国寺」は古都鎌倉を代表する観光スポットで、別名「竹寺」とも呼ばれています。
なぜかというと、境内に植えられた約2,000本のからなる「竹の庭」が有名であるためです。

「竹の庭」の拝観料は一律300円と非常にお値打ち。
さらに、「竹の庭」の中には茶席も用意されており、景観を眺めつつお抹茶を楽しむこともできるため、休日のデートやちょっとしたお散歩にもぴったりです。

この記事では、報国寺の基本情報や、「竹の庭」を含めた見どころ、散策コースをご紹介します。

報国寺が「竹寺」と呼ばれる理由

報国寺の別名は「竹寺」。
境内にある美しい竹林「竹の庭」がその理由です。

まずはこの「竹の庭」についてご紹介していきます。

よつば
よつば
さっそく「竹の庭」の魅力を見ていきましょう

最高のリフレッシュ!竹林の美しさ

報国寺は別名「竹寺」とも呼ばれており、境内に植えられた約2,000本の孟宗竹から成る竹林「竹の庭」が広く知られています。
格付けで有名なミシュランの観光地ガイドブック「ミシュラン・グリーンガイド」でも三ツ星を獲得しています。

「竹の庭」に一歩足を踏み入れると、青々と広がる竹林が視界一面に入ってきます。
周囲を取り巻く天高く伸びた孟宗竹の群生は、まさに圧巻!
思わず見上げてしまう事間違いなしです。

 


写真引用:https://houkokuji.or.jp/

お天気の良い日には、心地よい木漏れ日であたり一面が爽やかな緑に染まります。
そよ風で竹同士が軽やかにぶつかる音や、笹の葉がサワサワと鳴る音も感じられ、心身ともにリラックスすることが出来ます。

しかし「竹の庭」には、それ以外にも趣ある枯山水の日本庭園や、お抹茶を頂きながらくつろげる茶席など。
日本の風情を堪能できるスポットがたくさんあるんです!

足利一族の墳墓

竹林を堪能した後は、道なりに進むと足利一族の墳墓が見えてきます。

 

 

 

 

写真引用:https://houkokuji.or.jp/

岩肌をくり抜いたようなお墓の形は、平地が少ない鎌倉によく見られる形状で、横穴式墳墓と言うそうです。

1438年の「永享の乱」の時、わずか10歳だった足利義久は、ここで自刃したと言います。
ここは、足利公方終焉の歴史を伝える土地でもあるのです。

境内には足利家時・足利義久が眠る立派なやぐらもありますので、合わせて立ち寄ってみて下さい。

竹林の奥に広がる枯山水の庭園

さらに奥に進むと、豊かな木々に囲まれた中庭が現れます。

 

 

 

 

写真引用:https://houkokuji.or.jp/

枯山水の平庭とそれを取り巻く四季の彩りは、情緒溢れる日本庭園といった風情でとても見ごたえがあります。

茶席「休耕庵」で休憩。景観とお抹茶を楽しむ寛ぎのひと時

「竹の庭」自体は10分程度で歩いて回れる広さですが、回遊コースの途中に「休耕庵」という茶席が設けられています。


写真引用:https://houkokuji.or.jp/

席から竹林を眺めながらお抹茶と干菓子を堪能することが出来るので、ぜひ立ち寄りたいポイントです。
※抹茶券は「竹の庭」入口の拝観受付で購入できます

よつば
よつば
大切な日人とゆっくり過ごしたり、ちょっとお疲れの時にもおすすめですよ。
日常から離れて、静かな時間に心安らぐこと間違いなしです!

鎌倉「報国寺」の拝観料や基本情報

報国寺は、神奈川県鎌倉市にある臨済宗建長寺派の寺院です。
1334年(建武元年)に天岸慧広禅師が創建したとされており、足利家時(鎌倉時代の御家人で、後に室町幕府の開祖となる足利尊氏の祖父)と、足利義久(四代鎌倉公方の嫡男)の菩提寺でもあります。

報国寺近辺には、浄妙寺や杉本寺といった鎌倉を代表する寺院があり、1年を通して多くの人が鎌倉巡りで訪れています。


写真引用:https://houkokuji.or.jp/

報国寺の基本情報

  • 所在地:神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目7−4
  • アクセス:JR鎌倉駅よりタクシーで7分、京浜急行バスで約12分(浄明寺バス下車・徒歩3分)
  • 拝観料:300円 (+600円で、茶席でお抹茶と干菓子が頂けます)
  • 拝観時間:9:00~16:00
    ※抹茶の受付は15:30まで年末年始 12/29~1/3 は休止

公式ホームページ:https://houkokuji.or.jp/

「竹の庭」以外にも見どころ満載

報国寺には「竹の庭」以外にも、たくさんの魅力があります。

入口の山門「薬医門」

報国寺の入り口にそびえる「薬医門」。
平成19年に再建された比較的新しいものですが、奥へ続く参道と相まって鎌倉の歴史を感じる佇まいです。

 

 

 

 

 

写真引用:https://houkokuji.or.jp/

本堂へと続く参道

薬医門を抜けると、鮮やかな木々に囲まれた石畳の参道が続いています。
奥へ進んでいくと、参道の脇に広がる苔庭や、ししおどしをあつらえた溜め池などがあり、風情に満ちています。


写真引用:https://houkokuji.or.jp/

報国寺本堂と鐘楼

参道をまっすぐ進んでいくと、本堂正面に着きます。
本堂周囲には桜やツツジ、紅葉などが植えられており、季節ごとに彩りを添えています。

本堂の中に祀られている「本尊 釈迦如来坐像」は、普段外から見ることは出来ませんが、鎌倉市指定文化財に登録されています。
また、本堂脇に佇む茅葺の鐘楼も見ごたえがあります。

 
写真引用:https://houkokuji.or.jp/

四季折々の花

境内には竹林だけではなく、季節ごと花や樹木があちこちに植えられています。

春は本堂周辺の桜やツツジ、初夏には参道のアジサイ、秋には鐘楼横のイチョウや紅葉、冬には椿。
いつ訪れてもその季節らしい景観を竹林と合わせて楽しむことが出来ます。


引用:https://houkokuji.

よつば
よつば
どの季節に行っても四季の彩りが楽しめるって素敵ですよね。いつ訪れても、きっとその時だけの素晴らしい景観に出会えますよ

報国寺のおすすめ散策コースについて

このように魅力溢れる報国寺には、年間たくさんの人が訪れます。
時期や時間帯によっては、想像以上に混雑していることも。

初めて訪れる方や、ゆったり散策したいという方には、鎌倉のハイシーズンにあたるお正月やゴールデンウィーク・桜の時期を外したオフシーズンがお勧めです。

時間帯は、平日の朝イチ(開門9時)~午前中だと特に人が少ないので、じっくりと堪能できます。

よつば
よつば
早朝の澄んだ空気の中で、自然の音だけを聞きながらゆっくりお散歩するのは、最高のリフレッシュになります!

まとめ

以上のポイントをまとめます。

鎌倉「報国寺」の基本情報と魅力・おすすめ散策コース
  • 鎌倉「報国寺」は神奈川県鎌倉市にある臨済宗建長寺派の寺院
  • 境内の竹林「竹の庭」が有名で、報国寺は別名「竹寺」とも呼ばれている
  • 拝観料は一律300円(+600円でお抹茶・干菓子)
  • 「竹の庭」以外にも、参道・本堂・季節の花などたくさんの魅力がある
  • ゆったり散策にはオフシーズンの平日9時~午前中がのおすすめ
よつば
よつば
ぜひ一度、足を運んでみて下さい。