とっても存在感がある胡蝶蘭。
育てるのは、なんだか難しいイメージはありませんか?
原産地は高温多湿のジャングルなので、無事に冬越えさせることはできるのか。
そして四季がある日本での、水やりの頻度やタイミングについても調べてみました。
少しでも長く綺麗なお花を楽しめるように、コツを紹介したいと思います。
胡蝶蘭を無事に冬越えさせるには?

気温が15度以下になってきたら、エアコンで温度調節が大切です。
一日中窓際に置くのではなく、気温が下がる夜間は部屋の暖かい場所に移動してあげると良いんだとか…
乾燥してるなと思ったら葉っぱに霧吹きをかけてあげて、湿度を保ってあげると胡蝶蘭が喜ぶんですって♪
- 部屋の暖かい場所に置く
- 道具を使って保温する
- 周りの湿度を保つ
- 手をかけ過ぎない
①部屋の暖かい場所に置く
高温多湿で風通しの良い場所を好む胡蝶蘭。
日中は日が差す窓際に置いて、日光浴をさせてあげてください。
そして日没になったら気温の高くなりやすい部屋の奥に移動させて、窓際から迫ってくる冷気から胡蝶蘭を守ってあげると良いみたい。
②道具を使って保温する
部屋の奥に置いてあげても、私たちが寝ている間はエアコンを切りますよね。
そのため部屋の中でも、10度以下になることもしばしば…
寝ている間は胡蝶蘭が寒さで枯れてしまわないように、段ボールで囲って毛布で覆ってあげて温めてあげると良いんです。
また大きいビニール袋で、胡蝶蘭をすっぽり被せてあげると保湿もできておすすめ♪
直接エアコンの風が当たっちゃうと、乾燥の原因になっちゃって枯れてしまう原因になっちゃうので要注意!
③周りの湿度を保つ
冬は乾燥する季節。
特に暖房を使っていると、もっと乾燥しちゃってカラカラに。
そんな時は葉っぱに霧吹きをやってあげると良いのですが、乾燥がすごい時には霧吹きを一日に数回分けてやってあげると効果的なんです。
霧吹きが面倒臭かったら、電気代はかかっちゃいますが加湿器をやってあげると手間がなくて楽ちん♪
胡蝶蘭の周りの湿度は50%以上に保ってあげましょう。
④手をかけ過ぎない
植え替えは暖かくなった春の4月以降から9月くらいまでが良いんだとか。
ですが夏の暑さや冬の寒いときに、ハリ・ツヤがなく元気がないからと言って植え替えするのは厳禁。
また肥料や水のやりすぎも、さらに弱らせてしまう原因になっちゃうんだとか…
一番の枯らせてしまう原因は水の与えすぎなんですって!
水やりのタイミングや頻度はどうしたらいいの?
解決策を見てみましょう。
胡蝶蘭の季節ごとの水やり頻度とタイミング

胡蝶蘭を育てるのには、水やりがすごく重要!
なぜなら胡蝶蘭は高温多湿のジャングルの樹木に着生して、木漏れ日を浴びながら花を咲かせる植物だからです。
空気中にある水分を葉っぱと根から吸収して育つんだとか…
なので水の与えすぎや、乾燥には注意が必要なんですって。
https://twitter.com/greenbell1999/status/1635905964216909828?s=20
春

春の時期は、昼間はぽかぽかしていますが、夜の時間帯はひんやりしています。
そのため夜の水やりは控えてあげてください。
暖かい午前中に10日に1回位のペースで水やりをしてあげると良いですよ。
夏

夏の時期は胡蝶蘭が喜ぶ季節。
水やりのペースは1週間に1回位にしてあげてください。
ただ梅雨の時は蒸れてしまう恐れがあるので、植え込み材が乾いていることを確認して水を与えてあげると良いですよ。
秋

秋は冬に向けてどんどん寒さが厳しくなってくる季節。
気温が15度を下回る日が出てきたら、胡蝶蘭を外に置きっぱなしにしてはいけません。
水の吸い上げが悪くなってきている時期なので、暖かい午前中に水やりを。
7日から10日に1回のペースで、植え込み材が乾き切っていることを確認してください。
冬

冬の時期は、胡蝶蘭にとっては厳しい季節。
気温が10度を下回ってきたら1ヶ月に1回位のペースで水やりをしてあげてください。
気温の高い午前中に少し温めたぬるま水を、1株に200ml程度。
植え込み材が乾き切っていることを必ず確認してから水やりしてあげてくださいね。
まとめ
- 胡蝶蘭を無事に冬越えさせるには、暖かい場所に移動させてあげる
- エアコンの風に直接当たらないようにする
- 防寒対策に段ボール、毛布、ビニール袋を使うと良い
- 胡蝶蘭の周りの湿度を50%に保ってあげる
- 水やりは必ず植え込み材が乾き切ってからあげる
- 乾燥が激しい場合はこまめに葉っぱに霧吹きをしてあげる
- 季節によって水やりのペースを変える
いかがだったでしょうか。
今回は胡蝶蘭を無事に冬越えさせる方法と、季節ごとの水やりの仕方についてお話しさせていただきました。
胡蝶蘭はとても華やかで上品なお花。
寒さや水のやりすぎで枯らせてしまわないように、愛情いっぱいに育ててあげてください♪