京都市鞍馬にある貴船神社は、京都を代表する縁結びのパワースポット!
歴史ある神社で、美しい景観が人気です。
しかし貴船神社は行かない方がいい!と言われることも…。
それにはちょっと怖い由来がありました。
行かない方がいいと言われる理由や、奥宮が怖いと言われる理由をリサーチ!
また、貴船神社で起こった不思議な体験もご紹介します!
Contents
貴船神社には行かない方がいい?
貴船神社に行かない方がいいと言われる理由は、古い伝承にあります。
じつは、貴船神社は「丑の刻参り」の発祥の地。
そのため貴船神社では、丑の刻参りにたくさんの人が訪れたんだとか…。
丑の刻参りは、現在は禁止されています。
しかし呪いの儀式が行われていたところでもあるので、夜は貴船神社に行かない方がいい!といわれています。
貴船神社は雰囲気良いのは確かだけど、丑の刻参りで有名だから夜中に行かない方がいい。夜はともかく夜中はマジで
— raindog760 (@squaleone) January 15, 2017
丑の刻参りは誰かに見られたら無効。
それどころか、呪いは儀式を行った人にかえって来てしまうんだとか…。
夜に貴船神社に行かない方がいい、というのは丑の刻参りを目撃してしまうかもしれないから、というのが理由のひとつと言われています。
今現在は、丑の刻参りは禁止されていますし、夜中に神社に入ることもできません。
なので目撃者になる心配はありませんが、暗くなると少し恐ろしい雰囲気に変わります。
そのため観光はなるべく明るいときにするのをおすすめします。
貴船神社と丑の刻参りの関係
丑の刻参りは、本来「丑の年の丑の月、丑の日の丑の刻」にお参りすると願いが叶うというもの。
しかしいまでは、丑の刻参りと言えば「呪いの儀式」。
憎い相手に見立てた「藁人形」に7日間、五寸釘を打ち込むと呪い殺せるというものです。
丑の刻参りが呪いの儀式に変わってしまったのは、「平家物語」の中の「橋姫」というお話が原因です。
「橋姫」は、貴船の神様に「夫を奪った女を殺したい」とお願いします。
そして神様から伝えられた願いをかなえる方法が、現在の丑の刻参りの起源になったと言われています。
【橋姫のストーリー】
- 貴族の子女「宇治の橋姫」が夫に捨てられたことを恨み、嫉妬に狂った。
- 貴船の神様に自分を鬼にしてくれと願い、生きたまま鬼になった。
- 女だけではなく、夫や一族、しまいには誰かれ構わず取り殺した。
この「橋姫」の呪いの儀式が、貴船神社の呪いのゆえんです。
そして「丑の刻参り」のルーツとなりました。
「呪いの絵馬」

貴船神社は「絵馬」発祥の地でもあり「絵馬」の効力が強いことも有名!
「藁人形」だけでなく「呪いの絵馬」も沢山奉納されるそうです。
さすがに夜中こっそり忍び込んで、藁人形に釘を打ち込むなんてできない…
という人が「絵馬」に恐ろしい呪いの言葉を書いていくそうです。
紛れ込んでる「呪いの絵馬」を見かけてしまう事もありそう。
しかし興味本位で、藁人形や呪いの絵馬を探すのは絶対やめた方がいいです!
悪い気が自分の中に入ってきてしまうので、注意しましょう。
人間の持ってる恨みの気持ちって、いつの時代も執念深く恐ろしいですね…
「奥宮」は怖い?2つのパワースポットについて
「奥宮」は貴船神社一番の聖域。
水を司る神様「高龗神(たかおかみのかみ)」を祀っています。
しかし昼間でも「なんだか怖いな…」というような鬱蒼とした薄暗さ。
「呪い」という不穏な空気のせいだと思われるかもしれませんが…
実は邪気や呪詛(じゅそ)を寄せ付けないように、強力な霊気を発しているんです!
その「奥宮」の凄いパワースポット2つを解説します!
- 神様の住む「龍穴(りゅうけつ)」
- 結界を張る「天界の大杉」
①神様の住む「龍穴(りゅうけつ)」

貴船神社は日本三代龍穴の一つで鴨川の源流、水のエネルギーが集まっている場所。
「奥宮」本殿の下には地下水脈があり、泉の底に「龍穴(りゅうけつ)」が隠されています。
「龍穴」は「大地のエネルギー」が噴出し、金運を上昇させることでも有名。
そして、龍神の神様が住むとても神聖な場所。
龍は神様の化身であり、その土地を守る神様として日本全国で祀られています。
ちなみに龍神は日本の海を守っている神様だから、とっても有難いんですよ!
②結界を張る御神木「連理の杉」

その龍神が住む「奥宮」を「大杉」が結界を張って守っています。
人間の瘴気(しょうき)、つまり穢れや悪い気を入り込ませない相当大事な役割!
御神木がある左側から、神聖な空気が境内に渦を巻くように流れているそうです。
この御神木は「連理(れんり)の杉」と呼ばれ、杉と楓が1つになっている非常に珍しい木。
1000年以上続く呪詛で悪くなった場を浄化し強い気を発して守っています。
ですからその強い気が、呪いなどマイナスのものに転じれば負の効果も大きい…
「奥宮」の更に奥周辺の大木には、沢山の釘の穴が見つかるようで…悲しいことです。
結界が張られている場所意外、変な所には立ち入らないように気をつけましょう!
貴船神社には参拝作法、順番があります!
3つの社殿に分かれていますが、まず「本宮」次に「奥宮」最後に「結社」。
「奥宮」の神秘的な空気に身を委ね、無欲で参拝してみるのもいいですよ♪
貴船神社の不思議な体験
貴船口から奥宮まで徒歩で往復したのに、貴船を離れるときには体が軽くなったような気がする不思議な場所。#そうだ京都に行った #貴船神社
[ #PluCial http://t.co/8RbwDUQVUK ] pic.twitter.com/eixosCMKtw— Keys Toy (@KeysToy) September 19, 2014
とにかく「あそこは何かある」「不思議な場所」という声がとても多かったです。
入り口辺りで「頭が痛い…」参拝後に「お腹が痛い…」と何かしら体に反応が起きる。
「明らかに空気の重さが違う」「奥宮に入る足取りが重く感じる」「奥宮から出たら体が軽い」など…
元々「雨乞い」の儀式をしていた場所でもあるので、とてもパワーが強い!
しかし長居をしたり、日が暮れてから行くのはやめた方がいいそうです。
また、杉と提灯の参道を外れない様にして歩きましょう。
結界で守られている杉の内側なら、悪い気に触れずに参拝できるそうですよ!
- 興味本位で呪いの「藁人形・絵馬」を探さない。
- 「奥宮」で長居をしない、日が暮れてから行かない。
- 結界で守られている、杉と提灯の参道を外れないように歩く。
- 変なところに立ち入らない。
- 正式な参拝ルートでお参りする。
まとめ
- 命の源、水神の総本宮
- 「丑の刻参り」の発祥地
- 「藁人形、絵馬」の呪いが行われてる
- 「奥宮」には龍神が住み、大杉が結界で守ってる
- 悪い気を持ち帰らないように気をつける
貴船神社は、京都の人からも愛される神聖な場所です。
マイナスな負の気持ち、ましてや誰かを呪う為に行かないで下さいね!
しかし「奥宮」の自然豊かで、厳かな空気に包まれた場所に足を踏み入れた瞬間…
そんなネガティヴな気持ちは、スッと消え失せてしまうでしょうね!