ドラレコのsdカード取り出し方!抜けない時の対処法とデータ保護術

ドラレコ(ドライブレコーダー)の映像を確認したいのにsdカードが取り出せない!
そう思って焦ってしまう方は少なくありません。
「無理に引き抜いて壊れないか」
「証拠映像が消えてしまわないか」
そう思うと焦ってしまうのは当然です。
精密機器であるドライブレコーダーの取り扱いには、ポイントと注意点が。
この記事では、sdカードの取り出し方からトラブル時の対処法まで解説します!
Contents
ドラレコからsdカードの取り出し方、4つの基本手順

ドライブレコーダーのsdカードを取り出す際は、4つの手順を守ることが重要です。
特にsdカードは一度押し込む事で安全に抜くことが出来ます。
それぞれの工程における注意点を詳しく見ていきましょう。
①必ず車のエンジンを切り本体の電源をオフにする

作業を開始する前に、必ず車のエンジンを止めてください。
ドラレコ本体の電源が、完全に切れている状態にします。
通電中にカードを抜き差しすると、記録データが破壊。
さらには、sdカード自体が故障する恐れがあります。
多くの機種は、電源が切れた後も数秒間は「シャットダウン処理」を行います。
本体のLEDランプが完全に消えたことを確認後、次の操作に移りましょう。
②sdカードスロットのフタを破損させないよう開ける

次に、sdカードが収まっているスロットのフタを開けます。
スロットの位置は機種によって様々なので、事前に確認しておきましょう。
カバーがあるタイプは、少し引き出してから横へ倒すような構造をしている場合が。
無理にこじ開けるとフタが折れてしまうため、構造をよく観察しましょう。
夏季の車内は高温になりやすく、ケースのプラスチックが歪んでいる可能性もあります。
無理な力は禁物です。
③カードを一度「奥に押し込む」のが正しい取り出し方

一度奥へ「押し込む」のが正しい方法です。
カードを取り出す際、いきなり引っ張ってはいけません。
ドライブレコーダーの多くは「プッシュ・プッシュ方式」。
押し込むことでロックが解除される仕組みを採用しています。
指で「カチッ」という小さな手応えがあるまで垂直に押し込みましょう。
④指の腹や爪を使ってゆっくりと水平に引き抜く

ロックが外れると、カードの端が数ミリほど飛び出してきます。
端の部分を指先でつまみ、真っ直ぐ水平に引き抜きましょう。
このときに、カードのラベル面の向きを記録しておきましょう。
再び挿入する際に迷わずに済みます。
また、小さいmicroSDカードの場合、飛び出しをガードしながら操作してください。
排出時のバネの勢いで車内の隙間やシートの下へ飛んでいくことがよくあります。
慎重に引き抜きましょう。
ドラレコのsdカードが抜けない時の取り出し方、3つのポイントと対処法

手順通りに操作してもカードがうまく取り出せない場合の対処法を解説します。
①ピンセットを使ってつまみ出す(軽度の奥まりへの対応)
カードの頭がわずかにしか出てこないときは、精密ピンセットを活用するのが有効です。
カードの縁を優しく挟み、ゆっくりと引き出してください。
ただし、金属製のピンセットを使用する際は注意が必要。
スロット内部の金属端子にピンセットが触れると、ショートが起こるおそれがあります。
その影響で、基板を破損してしまう可能性があるためです。
カードのプラスチック部分だけを摘むようにして引き出しましょう。
②車内の温度を下げてから試す(熱による膨張への対応)
換気を行い、エアコンで車内温度を下げてから試しましょう。
炎天下では、ドライブレコーダー本体の温度が80度以上に達することも!
高温により、カードのプラスチックケースやラベルが微細に膨張する事があります。
するとスロットとの隙間がなくなる「スタック現象」が発生しやすくなります。
もしカードが動かないと感じたら、無理に出すのは避けてください。
温度が下がることで部材が収縮し、抜けるようになる場合があります。
車内の温度を下げてから作業を再開しましょう。
③反応がない場合は操作を中止してプロに相談する(内部故障への対応)
押し込んでも「カチッ」というロック解除の感触がない場合が。
お買い上げの販売店やディーラー、メーカーのサポート窓口へ修理の相談をしましょう。
- スロット内部のラッチ機構の摩耗
- 異物の混入
- 熱環境によってケース自体が変形
このような状態で無理なこじ開けを行うことは、火災や感電を招く恐れがあり危険です。
操作は速やかに中止、プロに相談しましょう。
ドラレコのデータ破損と紛失を防ぐ、sdカード取り出し方の3つの注意点

映像を確実に残すために、取り扱いにおける3つの注意点を確認しましょう。
①録画中の抜き差しはデータ消失とカード故障の原因
録画動作中の抜き差しは厳禁。
ドライブレコーダーは常にデータの書き込みを続けています。
録画中にカードを抜くと、データの管理領域が更新されません。
その結果、データを確認する際にエラーが出て、映像が閲覧不能になる場合があります。
最悪のケースでは、メモリコントローラーが焼損(熱で焦げて壊れる)することも。
メーカーは「録画中は絶対に抜かないこと」と警告しています。
これは焼損のようなリスクを避けるためです。
録画中にカードを抜くことはやめましょう。
②microSDカードの紛失・落下に注意!車内の隙間への対策
sdカードの紛失には注意しましょう。
microSDカードは指先ほどのサイズしかなく、車内での紛失リスクが高いアイテム。
スロットのバネの力によって、カードが車内の奥深くへ飛び出すことがあります。
シートレールの隙間やフロアマットの中に落ちてしまうと、発見は困難になることも。
取り出しの際は、カードの出口を手のひらや指で覆うように壁を作りましょう。
落下の逃げ場をなくす工夫をしてください。
作業は、必ず安全な場所に停車した状態で行う事が大切ですね。
③静電気対策と金属端子部分への皮脂付着を避ける取り扱い方
作業前に車内の金属部分に触れて、静電気を逃しておきましょう。
乾燥した季節は、静電気がカードの端子へ放電されるリスクに注意が必要。
一瞬の放電でデータが消失したり、回路が破損したりすることもあります。
また、金属端子面には直接手で触れないようにしましょう。
皮脂や汚れが付着すると、接触不良を起こして録画エラーの原因に。
カードを持つ際は、端子面に触れないよう両端をつまむのが正しい持ち方です。
いつ必要?ドラレコのSDカードを取り出す3つの場面

日常的にカードを抜き差しする必要はありません。
しかし、以下の場面では操作が求められます。
①事故やトラブル発生時

事故の際の映像が、消えないようにするには、カードを取り出すのが確実な手段です。
機種によっては衝撃を検知して別フォルダに保存する「イベント録画」機能も。
ドライブレコーダーの多くは、容量がいっぱいになると古いデータを消去します。
その後、新しい映像を上書きして記録。
これを「ループ録画」といいます。
しかし、衝撃が微弱な場合は作動しないこともあります。
確実に証拠を保護したい場合、速やかに電源を切ってカードを取り出しましょう。
②定期的な初期化やパソコンでの動作確認

多くのメーカーは1〜2週間に一度の初期化を推奨しています。
常に動いているように見えても、データの断片化が進んでいる場合も。
録画エラーを防ぐためにも定期的な初期化をしましょう。
定期的にカードを取り出し、パソコンで再生チェックを行うことも大切です。
本体の液晶では気づきにくい点があります。
ナンバープレートの見え方や、振動による画角ズレなども確認しましょう。
これらを確認することで、撮り逃しを防げます。
③新しいsdカードへの交換時

sdカードは書き換え回数に上限がある消耗品。
常に上書きを繰り返すドライブレコーダーでは、通常より寿命が短くなります。
一般的には1年から3年程度が交換の目安です。
初期化をしてもエラーが頻発するようになったら、寿命のサイン。
より高耐久な「MLC」や「pSLC」方式のカードに交換するのがおすすめです。
長期間にわたって安定した利用が可能になります。
ドラレコの映像を確実に残す!事故時のsdカード取り出し方と保護術

緊急時に証拠を失わないための、保護テクニックを紹介!
①録画データが上書きされないよう現場で電源を切る
事故の現場では、安全を確保した後、すぐに本体の電源を切りましょう。
慌ててドライブレコーダーの電源を切り忘れがちです。
そのまま走行を続けたり、修理工場へ移動させたりすると危険です。
事故の場面が上書きされるリスクが高まるから。
イベント録画機能に頼りすぎず、手動で録画を停止させましょう。
証拠を守るための第一歩になります。
②取り出したsdカードは「書き込み禁止スイッチ」でロックする
付属のアダプターを活用します。
取り出したsdカードを、アダプターの奥まで差し込んでください。
アダプターの側面にある「Lock」のスイッチをスライド。
これで書き込みや削除ができません。
警察や保険会社への提出や、確認の前にロックをかけておけば、映像を守れます。
大切なデータを扱う際の、基本動作として覚えておきましょう。
③証拠を二重に保存!スマホやPCへデータバックアップ(複製)する
sdカードは破損や紛失に弱いため、速やかにバックアップを取ることが推奨されます。
外出先であれば、スマートフォンに接続できる「OTG対応カードリーダー」が便利。
これを使えば、現場でも動画をスマホにコピーして警察へ見せること可能です。
Wi-Fi搭載モデルはアプリ経由で転送できます。
しかし、高画質な動画は転送に時間がかかる点がデメリット。
自宅に帰ったら、パソコンへデータをコピーして、二重三重の備えを確保しましょう。
失敗しないドラレコのsdカード入れ方と向きの3つの確認方法

sdカードの入れ方を間違えると、スロットの破損に繋がります。
①向きを間違えないための目印とチェックポイント
スロット付近に刻印されている、アイコンや取扱説明書を必ず確認してください。
sdカードの挿入向きは、メーカーやモデルによってバラバラです。
多くのsdカードは一方向にしか入らない構造になっています。
それでも、誤った向きで押し込むと、内部のピンを破損させてしまうことも。
挿入前に必ず「正しい向き」を確認しましょう。
②「カチッ」と音がするまで真っ直ぐ差し込む
向きを確認し、カードをスロットに真っ直ぐ差し込みます。
途中で引っかかるような感触があれば、斜めに刺さっているか向きが間違っています。
すぐに手を止めてください。
指先で「カチッ」と音がしてロックがかかるまで、垂直に押し込む。
走行中の振動で、カードが浮き上がり、録画ができない原因になるためです。
確実な挿入を心がけましょう。
③挿入後の動作確認と「sdカード認識」チェック
カードの挿入後は、電源を入れて、正常に認識されているか確認してください。
認識に失敗すると「sdカードを確認してください」といった警告音やメッセージが。
正常であればLEDが「緑点灯」や「赤点灯」に変わり、録画開始を知らせます。
メニュー画面から「再生」を選択。
直前の映像が保存されているかを確認するのが、確実なチェック方法です。
新しいsdカードにする際は、ドラレコ本体での「初期化」が必要。
覚えておいてください。
ドラレコ故障を防ぐ!sdカードの選び方とメンテナンス

トラブルを未然に防ぐための、sdカード選び方と手入れのコツを解説します。
①ドライブレコーダー専用の「高耐久(pSLC/MLC)モデル」がおすすめ
購入の際は「MLC方式」「高耐久」と明記されたドラレコ専用sdカードを選びましょう。
また、温度環境(-25度〜85度程度)での動作を保証しているモデルが、おすすめです。
ドライブレコーダーは、書き込みと消去を繰り返す「重労働」環境にあります。
安価なsdカード(TLC方式など)は、負荷に耐えきれず早期に寿命を迎えるケースが。
②sdカードの寿命目安と交換のサイン
sdカードの寿命は、使用時間によりますが概ね1年から3年程度です。
毎日長時間運転する車であれば、1年未満で寿命が来ることもあります。
- 「録画が開始されない」
- 「カードがありませんと表示される」
- 「初期化してもエラーが頻発する」
こういった症状は、寿命が来ている証拠。
最近の機種には、寿命が近づくと音声で知らせてくれる機能もあります。
何も起きていなくても、2年を過ぎたら予防として新しいカードに新調しましょう。
万が一の際の、撮り逃しを防ぐための対策です。
③「定期的な初期化」を習慣に
定期的に初期化を習慣にすることをお勧めします。
これはデータの断片化や、読み書きができない動作不良の発生を抑えるため。
多くの主要メーカーは、1〜2週間に一度の頻度で初期化を行うよう推奨しています。
このとき重要なのは、「ドライブレコーダー本体の操作メニュー」から実行することです。
パソコンで初期化すると、ドラレコが正しく認識できない場合が。
このメンテナンス習慣が、あなたのドライブの安全をより強化にしてくれます。
まとめ
- 取り出し作業は、本体の電源をオフにしてからはじめる
- カードを一度、奥に押し込むのが正しい取り出し方
- 押し込んでも反応がない場合はプロに相談
- 挿入時は「正しい向き」を確認し、差し込む
- 1〜2週間に一度の定期的な初期化と、数年ごとの交換を習慣づける
ドラレコのsdカードを取り出す時にはしっかりとエンジンを止めて電源オフを確認。
カードは押し込んでから取り出すことが大切です。
手順には気をつけて取り出し方をしっかりとマスターしよう!
ドラレコで撮っていれば、いざという時の決定的な証拠を守ることができます。
正しい知識を持つことが、あなたと大切な家族を守ることにつながるのです。
楽しいドライブを、より安全で安心なものにしていきましょう♪














