フリーアナウンサーとして活躍中の青井実さん。
なんと青井実さんの家系図をたどると先祖に「株式会社丸井グループ」の創業者がいることがわかりました!
丸井グループといえば「OIOI」のロゴでおなじみのファッションビルが有名ですよね。
誰もが知っている大企業ですが、青井実さんと丸井グループの創業者はどのような関係なのでしょうか。
この記事では、青井実さんと丸井グループ創業者の関係やプロフィール、青井実さんの家族構成をまとめました。
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青井実の家系図に丸井グループ創業者がいた?
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フリーアナウンサー青井実さんの祖父はあの「株式会社丸井グループ」の創業者である青井忠治さんということが判明しました。
丸井グループは、丸井百貨店やモディなどの店舗を展開しているほか、クレジットカード事業を行うエポスカードなどを傘下に持つ会社です。
ここでは、そんな大企業の創業者である青井実さんの祖父・青井忠治さんのプロフィールと経歴をまとめました。
祖父・青井忠治のプロフィール
- 1904年 青井家の長男として富山県に生まれる
- 1歳の時に父の事業破綻により両親が離婚
- 2歳ではしかを患い、左目の視力を失う
- 10歳で他家に嫁いでいた母を、11歳で父親を失う
- 父親の弟が当主となった家の離れで祖母に育てられる
生まれたときは広いお屋敷に住み「お坊ちゃん」と呼ばれていたそうです。
しかし、父の事業破綻により、母親と引き離されました。
プロフィールを見ただけでも、かなり波乱万丈な人生がうかがえます。
祖父・青井忠治の経歴
- 1922年 富山県立工芸学校(現在の富山県立高岡工芸高等学校)卒業後、東京新宿の月賦販売店「丸二商会」へ入店
- 1931年 「丸二商会」からのれん分けを受け独立
- 1935年 商号を「丸井」と改める
- 1941年 商業活動規制の影響ですべての店舗を閉鎖
- 1946年 仮店舗で営業再開
- 1960年 「クレジットの丸井」と呼称変更。丸井クレジットセンター設立。日本最初のクレジットカードを発行
- 1962年 スーパーまるい設立
- 1972年 会長に就任
丸二商会へ入社後、すぐに頭角を現し、31歳の若さでのれん分けを受けて独立しています。
当時、丸二商会は歩合制で店員同士の競争が激しく、青井忠治さんは富山出身ということで方言をからかわれていたそうです。
そんな中、青井忠治さんは、いとこに「いっそ上野の不忍池にでも飛び込んで死にたい」という手紙を書きます。
ですが、いとこからの返信は「人間は死んだ気になればどんなことでもできるはず」というものでした。
厳しい返信にショックを受けましたが、祖母の「ひとかどの男になって戻ってきなさい」という言葉を思い出し、「店で一番になろう」と強く決意したそうです。
決意を実現するため、青井忠治さんは家具の修理の一方で早く商売を身に付ける為、そろばん、習字、簿記などを習い始めました。
さらに、月賦店の仕事の中で最も大変な集金業務を手伝わせてもらえるように願い出ました。
その結果、実を結び「あの富山の男はすごい」と言われるようになったそうです。
とんとん拍子の出世の裏には並々ならぬ努力があったのですね
青井実の家族構成とプロフィール
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ここでは、青井実さんの家族構成とプロフィールを調べました。
「株式会社丸井グループ」の創業者が家系図にいるだけあって、ご家族も一流の人たちばかりです。
セレブ一家という想像ができますが、陰ながら努力されているエピソードから、しっかり祖父・青井忠治さんの血を受け継いでいると感じました。
青井実のプロフィール
- 1981年1月2日生まれの東京都出身
- 慶應義塾大学経済学部卒業後にNHKへ入局(最初の配属先はNHK大阪放送局)
- 2019年から「NHKニュース7」のキャスターに就任
- 2022年に相内優香さん(テレビ東京アナウンサー)と結婚
- 2024年にNHKを退職
- フジテレビ系「イット!」のメインキャスターに就任
出身幼稚園は、「松濤幼稚園」です。
現在は閉園されていますが、かつて、国内で最も学費が高い事で知られていたそうです。
小学校は「慶應義塾幼稚舎」、中学校は「慶應義塾普通部」、高校は「慶應義塾高等学校」、大学は「慶應義塾大学経済学部」ということでエリート街道まっしぐらですね。
プロ意識が高く、アナウンサーの商売道具ともいえる喉のケアのため、加湿器、アイマスク、喉スプレー、マウスピース、のど飴、咳止め、365日マスク着用など徹底した対策をしているそうです。
妻・相内優香のプロフィール
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- 群馬県高崎市出身
- 立教大学社会学部産業関係学科(現:経営学部)卒業
- 大学時代はセント・フォースに所属し、在学中の2004年には『準ミス立教』に選出
- 2008年にテレビ東京入社
仕事をしながら、2022年に早稲田大学大学院経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール)に社会人入学し、経営管理学修士(MBA)を取得したそうです。
仕事をしながらのMBA取得なんて、想像しただけで気が遠くなってしまいますよね。
相内優香さんもかなりの努力家なようで本当に尊敬します。
父・青井忠四郎のプロフィール
- 1942年生まれ
- 1974年 株式会社丸井取締役商品部長
- 1994年 株式会社エイムクリエイツ代表取締役社長
- 1997年 株式会社ムービング代表取締役社長
- 2010年 豊島興業株式会社(現:株式会社アトム)代表取締役社長
「株式会社アトム」の2代目社長を務めていました。
「株式会社アトム」は祖父・青井忠治さんが作った不動産業をメインとした会社です。
長男・青井茂さんが「株式会社アトム」の社長として就任したあとも、会長を務めているそうです。
兄・青井茂のプロフィール
- 慶應義塾大学経済学部を卒業
- カリフォルニア州サンタクルーズのO’neill社でSea Odyssey Programに従事
- 日本に帰国し、デロイト・トーマツ・コンサルティングで大企業の分社化や特殊法人の民営化プロジェクトに従事
- 2011年 株式会社アトム代表取締役副社長に就任
- 2019年 株式会社アトム代表取締役社長に就任
株式会社アトムは、今では海外にも進出し、新分野の事業に乗り出しているそうです。
祖父である青井忠治さんの血を受け継いでか、バリバリの実業家という感じがしますね。
私生活では2015年に元フリーアナウンサーの山岸舞彩さんと結婚し、2人のお子さんがいるようです。
まとめ
- 祖父:青井忠治さんは「株式会社丸井グループ」の創業者
- 青井忠治さんは、31歳の若さで独立
- 青井忠治さんは、日本で初めてクレジットカードを発行した人
- 青井実さんの父・兄も実業家
青井実さんには、母と2人の姉がいるようですが、今回の調査では正確な情報はみつかりませんでした。
青井実さんの母については「三和ケミカル」社長の娘なのではないかという噂を見かけましたが、事実かどうかはわかっていません。
こんな一流一家に嫁ぐということは、それなりの家柄の人なのでは?と想像してしまいますよね。
丸井グループの創業一家ということで、みなさん華々しい経歴を持った人たちでしたね。
ただ、その裏には数々の苦労を乗り越えてきた道のりがみえました。