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ムーンフォールはひどい?パクリや大コケといわれる要因を徹底解説!

2022年公開の映画「ムーンフォール」。
SF映画の破壊王と呼ばれるローランド・エメリッヒ監督による大作です。

そんなムーンフォールが、ネットでは「ひどい」「パクリ」と話題になっています。
さらには、莫大な製作費をかけたにもかかわらず大コケしてしまったようで…

このように言われる要因をネット上の声から解説していきます!

よつば
よつば
日本ではAmazon Primeの配信で見た人が多いですね

ムーンフォールがひどいと言われる理由3つ!

ムーンフォールをネットで調べると「ムーンフォール ひどい」というサジェストがでてきてしまいます。
ひどいといわれる理由として、Xの感想から推測されるのは以下の3つ。

ムーンフォールひどいと言われる理由
  1. 脚本がひどい
  2. ごり押しがひどい
  3. レビューがひどい

それぞれについて考察していきます!

よつば
よつば
あくまで個人の感想ですが、サジェストにでると気になりますね

①脚本がひどい

Xでつぶやかれている感想には、「脚本がひどい」という感想がいくつかありました。
気になるムーンフォールのあらすじは以下の通り。

2021年、NASAの宇宙センターは衝撃と緊張に包まれる。謎の力で軌道から弾かれた月が、数週間で地球に激突するというのだ。謎に立ち向かう危険な任務に、NASA副部長のジョー(ハル・ベリー)、超一流の宇宙飛行士だったが、ある事故の責任からNASAをクビになったブライアン(パトリック・ウィルソン)、自称“天文学博士”で陰謀論者のK.C.(ジョン・ブラッドリー)が挑む。果たして、最終手段の核爆弾が用意され、人々がパニックに襲われる中、彼らは人類を救うことが出来るのか? そして月に隠された秘密とは?

ムーンフォール/Amazon Prime Video

月の衝突を前にパニックになる人々と、それを阻止しようと奮闘するヒーロー、ヒロインを描くディザスター(自然災害)ムービーです。

この脚本について、Xでは「つっこみどころが多い」という意見が。

ムーンフォールの脚本はエメリッヒ監督と他2人の脚本家による共同脚本となっています。

ひとりはこれまでに何度かエメリッヒ監督と組んでいるハロルド・クローサー氏。
もうひとりは2018年にネットフリックス映画「エクスティンクション」で脚本家デビューしたばかりのスペンサー・コーエン氏です。

いずれもSFが主流の映画人たち。
映像や演出に力を入れ過ぎたのか、人物描写に共感できないという意見もありました。

アカデミー賞女優や往年の名俳優も出演しているムーンフォール。
キャスティングが豪華だっただけに、もったいない気もしますね。

②ごり押しがひどい

独占配信しているアマゾンプライムビデオのレビューでは、「中国をごり押ししている」ことが低評価の理由に多く見られました。

Xでも、同じような意見が。

この映画の莫大な製作費を支えているのは中国資本のスポンサーです。
それが透けてしまうような設定が、観客には不自然に感じられたようでした。

スポンサーの要望はある程度聞き入れないといけないでしょうから、制作側も大変ですね!

③レビューがひどい

レビューや評価が低いこと自体を話題にしている人も少なくありませんでした。
アマゾンプライムビデオでの評価は現在、星2つ以下の低評価が34%。
中には「時間の無駄だった」という辛辣なコメントまであります。

あまりの批評内容に、逆に興味を持つ人も。

また、サジェストや評価の低さに身構えていたのに、意外にも楽しめたという人もいました。

何が面白いかは、やはり人それぞれですね♪

よつば
よつば
Xでは「面白かった」というつぶやきも多かったです

ムーンフォールがパクリと言われる理由は?似ている3作品を解説

引用元: https://moonfall.movie/gallery

 

これまでに彗星や隕石が衝突しそうになる映画はいくつもありました。
大まかなストーリーが似てしまうため、「パクリ」と言われているのかもしれません。

ネット上でムーンフォールと似ているとしてよく名前が上がるのは以下の3作品です。

ムーンフォールと似ていると言われる映画3選
  1. インディペンデンス・デイ
  2. アルマゲドン
  3. インターステラー

どこが似ているのか、解説していきますね♪

よつば
よつば
どれも超有名なハリウッド大作ですね!

似た映画①インディペンデンス・デイ

1996年公開、ウィル・スミス主演の異星人襲来ものパニック映画です。
同じ監督が手掛けているので「パクリ」とは言えないですが、似ていると思った人がちらほら。

エメリッヒ監督はこの作品の中で、往年のSF映画へのオマージュを多用しています。
ムーンフォールでも同じような手法をところどころ使っているので、「パクリ」だと感じられたのかもしれません。

同じ監督の作品だと知った上で観た人も楽しめたようですね♪

似た映画②アルマゲドン

1998年公開、ブルース・ウィリス主演でテーマ曲も大ヒットしたディザスタームービーです。
タイトルは、新約聖書に登場する「世界最終戦争」を意味する言葉です。

小惑星が衝突するまであと18日という地球。
衝突を回避するために小惑星に穴をあけ、内部で核爆弾を爆発させる命がけの任務を描いています。

スペースシャトルがトラブルに巻き込まれる冒頭や、小惑星の接近で地球が破壊される様子がパクリだと感じた人も少なくありませんでした。

これについても、アルマゲドンへのオマージュであると考えたエメリッヒファンからは好意的に見られています。

SF映画のワクワクするところを全部詰め込んだ結果、ということでしょうか。
悪く言えばパクリですが、オマージュの手法と考えると別の楽しみ方がありますね♪

似た映画③インターステラー

2014年に公開された、マシュー・マコノヒー主演のSF映画です。
近年のSF映画の中では、アカデミー賞を受賞するなど話題になった大作であるため、よく比較されているようですね。

異常気象が続き人類が滅亡の危機にさらされた近未来。
「有人惑星間航行」というタイトルの通り、人類を別の星に移住させる作戦を描いています。

ムーンフォールとの共通点は、パイロットの仕事を退いた主人公が人類を救うために宇宙へ向かう、というところ。

インターステラーは、科学コンサルタントを迎えて緻密に練り上げた作品でした。
一方陰謀論を絡めたムーンフォールは、インターステラーに比べるとストーリーが雑だと思った人もいたようです。

一方で「インターステラーに似ている」という声には、好意的なものもありました。

難しいことは考えず、純粋に娯楽映画として楽しめるのがエメリッヒ流のSFということでしょうか♪

よつば
よつば
宇宙を舞台にしたSF映画なので、似通ってしまうのかも

ムーンフォールはアメリカでは大コケ?興行成績不振の要因3つ

引用元: https://moonfall.movie/gallery

 

興行収入のデータベースナンバーズによれば、ムーンフォールのアメリカ国内の興行成績は1900万ドル。
世界興行収入は5900万ドルと、製作費の1億5000万ドルを大きく下回る数字です。

これでは大コケと言われても仕方ありませんね・・・。
アメリカでの低迷を受けて、日本では劇場公開されず、配信だけの公開になりました。
アメリカでの興行失敗には、3つの要因が考えられます。

ムーンフォール大コケした3つの要因
  1. 批評サイトのスコア
  2. コロナによる映画業界全体の低迷
  3. ヒット確実路線のライバル作品

それぞれについて検証していきますね。

よつば
よつば
170億円(当時)近くかけて半分も回収できなかったのですね・・・

大コケの理由①批評サイトのスコア

アメリカでは、批評サイトのスコア(評点)が映画の興行成績を左右する場合があります。
ムーンフォールに対する、大手2サイトの評価を見てみましょう。

比較対象として、パクリの例に挙がったインターステラーのスコアもご紹介します。

サイト名ムーンフォールの評価インターステラーの評価
ロットントマト批評家スコア35%73%
観客スコア70%86%
メタクリティックスコア4174
ユーザー評価4.48.7

両サイトとも、批評家によるスコアはインターステラーよりかなり低めですね。
意外にも観客スコアが高いのは、配信サービスで見た層からの評価がついているから。

ネット上では、配信で見てみたら意外に面白かった、という意見が多く見られました。

劇場に行ってチケットを買って、となると批評も気になりますが、配信なら気楽に見られるますからね♪

大コケの理由②コロナによる映画業界全体の低迷

2019年から2022年にかけて猛威を振るった新型コロナウイルスは、ハリウッドにも大打撃を与えました。
ムーンフォールが公開された2022年初めのアメリカは、厳戒態勢ではないものの依然として感染者数は世界一。

人々は外出を控え映画館にも足を運ばなくなり、大手映画館チェーンが破産を検討するほどでした。
全米で多くの劇場が封鎖、劇場公開される映画の本数も減ってしまいました。

そんな中で映画好きが観に行くのは、当然評価が高い映画ということになります。
批評サイトでのスコアの低さが、この状況下で売上に強く反映してしまったようですね。

日本では劇場公開されませんでしたが、映画の性質上、劇場で見たかったという声が。

もし劇場公開に踏み切っていたら、日本国内だけでもヒットしたかもしれませんね♪

大コケの理由③ヒット確実路線のライバル作品

コロナ禍で滑り出しが絶不調だった2022年のハリウッドですが、後半には多くの話題作が公開されました。
ランキングサイトによると、

2022年全米映画興行収入ランキング
  1. トップガン:マーヴェリック
  2. ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエヴァー
  3. ドクターストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
  4. アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
  5. ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
  6. ミニオンズフィーバー
  7. THE BATMAN-ザ・バットマン
  8. ソー:ラブ&サンダー
  9. スパイダーマン
  10. ソニック・ザ・ムービー/ソニックVSナックルズ

トップ10に入っているのはいずれも人気コミックの実写シリーズかヒット作の続編
少ない外出機会で確実に楽しめるものを観たい、という観客の安定志向にマッチしたようです。

一方でムーンフォールは並み居るヒット作を前にすっかり霞んでしまい、年間ランキングは53位という結果になりました。

よつば
よつば
ちなみに日本ではONE PIECE REDやすずめの戸締りが公開された年です

まとめ

パクリというより、いろいろなSF映画の面白いところが満載のムーンフォール。
公開したタイミングが悪く大コケしたものの、頭を空っぽにして楽しめる娯楽作品という印象でした♪

よつば
よつば
私も批評はあまり気にせず、気楽に見てみようと思います♪