トリセツの歌詞がひどいと言われている3つの理由を徹底調査してみた

「トリセツの歌詞って、ひどいって本当なの?」そう気になって検索した人も多いのではないでしょうか。
西野カナさんの27枚目のシングル「トリセツ」は、2015年9月9日に発売されて以来、結婚式の定番ソングとして広く知られるようになった楽曲です。
映画『ヒロイン失格』の主題歌でもあり、「女性への取扱説明書」というコンセプトが話題を集めました。
一方で、「歌詞がひどい」「女性のわがままを肯定しているだけでは?」といった批判的な声が一部で広まっているのも事実です。
とくにSNSでは賛否両論が飛び交っており、気になっている人は少なくないようです。
この記事では、「トリセツ」の歌詞がひどいと言われる理由や、その歌詞が多くの人に支持される背景を整理していきます。
Contents
「トリセツ」歌詞がひどいと言われる3つの理由
彼女と初めてカラオケ行ってこれ歌われたら嫌だな選手権
最優秀賞
西野カナの『トリセツ』※男からしたら怖いそうですhttps://t.co/3bPpIKNmfX
— 坊主 (@bozu_108) October 19, 2025
結論からお伝えすると、「ひどい」という批判には一定の根拠がある一方で、曲の意図やメッセージをふまえると見方が変わる部分も多いという印象です。
「トリセツ」の歌詞に対して「ひどい」と感じる人がいる理由は、大きく3つあります。
- 「わがままを肯定している」という指摘
- 「女性有利な価値観の押しつけ」という批判
- 結婚式で流れることへの違和感
①「わがままを肯定している」という指摘
「トリセツ」の歌詞には、「ちょっと複雑な生き物」「なみだもろくて ときどきうるさくて」「怒ったままで 眠れない夜は そっとそばにいてね」といったフレーズが続きます。
これを「女性の感情的なふるまいを当然のことのように押しつけている」と受け取る人がいるようです。
とくに男性目線からは「この要求は重すぎる」「一方的すぎる」という印象を持つケースがあるとされています。
ただし、これはあくまでも歌詞の受け取り方によって変わる部分であり、「正直に自分の気持ちを伝えている」と共感する人も多数います。
②「女性有利な価値観の押しつけ」という批判
歌詞の中で語り手(女性側)は、「泣いたり怒ったりする自分」を相手に受け入れてもらうことを求めています。
しかし、相手(男性側)への配慮や歩み寄りについては、あまり描かれていません。
このバランスの非対称さが「女性だけが得をする内容」「相手への敬意がない」と感じる人の批判につながっているようです。
とくに、「取扱説明書」というコンセプト自体が一方向のコミュニケーションを想起させるため、違和感を持つ人もいると考えられます。
③結婚式で流れることへの違和感
「トリセツ」は結婚式の定番ソングとして定着している一方で、「なぜこの内容の曲が結婚式に?」という疑問を持つ人もいます。
「新婦から新郎への要求リスト」のような内容を、大勢の前で流すことへの抵抗感を覚える人が一定数いるようです。
とくに新郎側の親族が「うちの息子が大丈夫か心配になった」と感じたというエピソードがSNSで話題になったこともありました。
「ひどい」という批判は本当? 歌詞の意図を考察
批判的な声がある一方で、「トリセツ」は長年にわたって多くの人に愛され続けています。
歌詞の意図をあらためて考えてみると、少し違った見え方になります。
まず、この曲の語り手は自分の弱さや扱いにくさを「正直に告白している」という見方ができます。
「完璧じゃない自分を、それでも大切にしてほしい」というメッセージは、多くの人が内心思っていても言えないことを言葉にしたものとも解釈できるのではないでしょうか。
「女性への取扱説明書」というコンセプトについても、「自分の気持ちを正直に伝えようとするコミュニケーションの一形態」として受け取ることもできます。
一方的な要求ではなく、「こういう人間なんだよ」と自己開示しているという側面も含まれているとも言えます。
また、西野カナさん本人が「等身大の女性の気持ちを描きたかった」という趣旨のコメントをしていたとも伝えられています。
あくまで噂・報道レベルの情報ですが、曲を作ったときの意図としては「共感」を軸に置いていたようです。
「トリセツ」が長く愛される理由4つ
「ひどい」という声がある一方で、「トリセツ」が結婚式の定番曲として定着し、今もなお多くの人に聴かれ続けているのには理由があると思います。
その理由として考えられるのは、以下のような点です。
- 「完璧じゃない自分」を認めてほしいという普遍的な感情に共感できる
- 言葉がシンプルで、感情が伝わりやすいメロディとの相性が良い
- 結婚式で「新婦の素直な気持ち」を表現できる曲として機能している
- 「わかってほしい」という思いを言語化してくれると感じるカップルが多い
とくに結婚式での使われ方については、「新婦が新郎に自分の性格をユーモアを交えて伝える」という演出として使うケースが多く、批判的な視点とは別の文脈で受け入れられているようです。
「ひどい」と感じるかどうかは、聴く状況・立場・関係性によって大きく変わるという点が、この曲の面白いところでもあります。
西野カナ「トリセツ」基本情報
『トリセツ』 西野カナ
映画「ヒロイン失格」(2015年)主題歌。
2015年9月9日リリース。https://t.co/eqQjoDMQSO#トリセツ#西野カナ pic.twitter.com/TbFFECgAk1— JC☆中西 (@nakanishi_123) January 4, 2022
ここで、「トリセツ」の基本情報をあらためて確認しておきましょう。
- 曲名:トリセツ
- アーティスト:西野カナ
- 発売日:2015年9月9日
- レーベル:SME Records
- シングル枚数:27枚目のシングル
- タイアップ:映画『ヒロイン失格』主題歌
- コンセプト:「女性への取扱説明書」
映画『ヒロイン失格』は、桐谷美玲さんが主演した恋愛コメディ映画で、「ヒロイン体質ではないと自覚している女の子が恋をする」という内容です。
主人公の等身大な恋愛観と「トリセツ」の世界観がリンクしており、タイアップとして非常に話題を集めました。
また、西野カナさんは2021年に無期限活動休止を発表しており、2024年6月25日に活動再開しました。「トリセツ」は活動休止前の代表曲のひとつとして、今でも多くの人に親しまれています。
まとめ
- 「トリセツ」は西野カナの27枚目シングル・映画主題歌で、結婚式の定番曲として定着
- 「わがままを肯定している」「一方的な要求」と感じる人がいることが批判の主な理由
- 「結婚式で流すには内容が重い」という違和感を持つ人も一定数いる
- 一方で「等身大の自己開示」「不完全な自分を認めてほしい気持ちの言語化」として共感する人も多い
- 「ひどい」かどうかは、聴く立場・状況・関係性によって変わる
「トリセツ」の歌詞に対する「ひどい」という批判は、まったく根拠がないわけではありません。
一方で、それだけ多くの人が歌詞をしっかり読み、自分ごととして受け取った結果とも言えます。
曲に共感する人も、批判する人も、それぞれの立場や経験から正直な反応をしているのではないでしょうか。
どちらが正しいと断定するのではなく、「なぜこの曲がこれほど話題になったのか」という視点で聴いてみると、また新しい発見があるかもしれません。
















