吉本興業といえば、日本のお笑い界を代表する大手事務所です。
テレビをつけると、吉本の芸人を見ない日は少ないですよね。

劇場・賞レース・YouTube・SNSなど、活躍の場もかなり広がっています。

その一方でネット上では、
「吉本興業の勢力図はどうなってる?」
「ダウンタウン派閥が強いって本当?」
「加藤の乱で何が変わったの?」

と気になる人も多いようです。

結論からいうと、吉本興業に公式の勢力図はありません。
「〇〇派」「〇〇軍団」といった分け方も、公式の発表はないです。

ただし、過去の報道や本人発言を見ると時代ごとの流れは見えてきます。
この記事では、吉本興業の勢力図をできるだけわかりやすく解説します。

よつば
よつば
派閥と聞くと少し怖いですが、今回は断定せず、報道や本人発言をもとに整理しますね。

吉本興業の勢力図とは?


吉本興業の勢力図とは、吉本内の影響力を整理した見方です。

「どの芸人が中心にいたのか」
「どの世代が流れを作ったのか」

こうした関係性をわかりやすくまとめたものです。
ただし、これは公式情報ではありません。

吉本興業が、正式に派閥表を出しているわけではありません。
あくまで、芸能ニュースや本人発言、番組での関係性から見える構図です。

つまり、会社の組織図ではなく、お笑い界の人脈地図に近いものです。

吉本興業は、芸人だけでなく、落語家、俳優、声優、タレントも抱えています。
さらに、全国に劇場を持ち若手芸人を育てる仕組みもあります。

そのため、吉本の勢力図は単純に「誰が上か」では語れません。

テレビで長く活躍する大物芸人。
劇場で力をつける若手芸人。
賞レースで注目される中堅芸人。
SNSや配信で人気を集める芸人。

こうした複数の流れが重なり、今の吉本興業を作っています。

よつば
よつば
吉本の勢力図は、会社の公式図というより、時代ごとの人脈や流れを見るイメージですね。

吉本興業の中心にいるのはダウンタウン?

引用元:吉本興業公式


吉本興業の勢力図を語るうえでまず名前が挙がるのがダウンタウンです。
松本人志さんと浜田雅功さんは大阪NSC1期生として登場しました。

その後、全国区の人気芸人となり吉本のイメージを大きく変えました。
特にダウンタウンは東京での吉本芸人の存在感を高めた存在です。

それまで大阪色が強かった吉本を全国区のテレビへ広げた印象があります。

2019年の闇営業問題では、吉本内の構図が大きく話題になりました。

その中で、ダウンタウン周辺の流れが主流派のように語られたこともあります。
また、大崎洋氏や岡本昭彦社長がかつてダウンタウンのマネージャーだったことも有名です。

そのため、ダウンタウンは吉本の中でも特別な存在として見られています。

もちろんこれだけで
「吉本はダウンタウン派が支配している」と決めつけるのは早計です。

ただ、ダウンタウンが吉本の歴史に大きな影響を与えたのは間違いありません。

例えば今田耕司さん、東野幸治さん、130R、千原兄弟など。

ダウンタウンと近い時代に活躍した芸人も、吉本のテレビ黄金期を支えてきました。
そのため、ダウンタウンは単なる人気コンビではありません。

吉本興業の流れを変えた、象徴的な存在として語られやすいのです。

よつば
よつば
ダウンタウンは、吉本の歴史そのものに大きく関わっている存在ですね。

ダウンタウンファミリーとは?


吉本興業の勢力図でよく出る言葉にダウンタウンファミリーがあります。
これは、公式なグループ名ではありません。

一般的にはダウンタウンと近い番組や時代で、活躍してきた芸人を指す言葉です。

たとえば、次のような芸人が、イメージされやすいです。

  • 今田耕司さん
  • 東野幸治さん
  • 130R
  • 木村祐一さん
  • 千原兄弟

特に『ダウンタウンのごっつええ感じ』などで、共演していた芸人は近い存在と見られました。

ただし、ダウンタウンファミリー=明確な派閥と考えるのは少し違います。

実際には

番組での共演や時代背景、マネージャーとの関係、芸人同士の距離感

そうしたものが重なり、外から見るとファミリーのように見えたのでしょう。
会社の中に明確な派閥があったというより、テレビの現場で自然にできた関係性に近いです。

よつば
よつば
「ファミリー」と言っても、正式な派閥ではなく、番組や時代のつながりで見られた関係なんですね。

1990年代の吉本は一枚岩ではなかった?


今の吉本興業は、大きな会社としてまとまって見えます。
しかし、1990年代の東京吉本は今よりもグループごとの色が強かったようです。

東野幸治さんは当時の東京吉本について、いくつかの流れがあったと振り返っています。

  • ダウンタウンファミリー
  • ナインティナインら天然素材
  • 明石家さんまさん
  • 島田紳助さん

同じ吉本でもそれぞれ違う流れがあったようです。

さらに、当時の東京吉本について
「小さなプロダクションが集まったような感覚だった」という趣旨の発言もしています。

この発言からも昔の吉本が完全に一枚岩ではなかったことがわかります。

同じ吉本所属でも担当マネージャーが違うことがあります。

出ていた番組売れた時期、近い先輩や後輩も違います
そうした違いによって、自然と距離感が生まれたのでしょう。

つまり、吉本興業の派閥は会社が明確に作ったものではなさそうです。

芸人同士の活動ルートや人間関係から自然に生まれた流れと見る方が自然です。

よつば
よつば
同じ吉本でも、売れた時期や番組が違えば、見える景色も変わってきますよね。

ナインティナインと天然素材の立ち位置


吉本興業の勢力図では、ナインティナインと天然素材も重要です。
天然素材とは、1990年代に人気を集めた吉本のユニットです。

メンバーには
ナインティナイン、雨上がり決死隊、FUJIWARA、バッファロー吾郎などがいました。
ダウンタウンファミリーが、コント番組やテレビの笑いで存在感を出した一方。

天然素材は、若者人気やアイドル的な注目も集めました。

つまり、ナインティナインはダウンタウンとは違う流れで売れた芸人です。
ここで注意したいのは対立構造として見すぎないことです。

「ダウンタウン派とナイナイ派が対立した」と単純に決めつけるのは危険です。

当時は、番組や担当者、売り出し方が違っていました。
そのため、外から見ると、距離があるように見えた可能性があります。

実際には、同じ吉本の中で売れ方が違っただけという面も大きいでしょう。

天然素材は反主流派というより別ルートで人気を得た若手スター世代です。

よつば
よつば
ナイナイや天然素材は、ダウンタウンとは違う形で吉本の人気を広げた存在ですね。

明石家さんま・島田紳助は別格の存在


吉本興業の勢力図を考えるとき、ダウンタウンだけを見ると偏ってしまいます。
なぜなら、明石家さんまさんや島田紳助さんの存在も大きいからです。

さんまさんは、特定の派閥に入るというより、独自の立ち位置を持つ存在です。

テレビ界全体で長く第一線に立ち、吉本の中でも別格の存在感があります。
「吉本の中の一派」というより、さんまさん自身が大きなブランドに近いです。

一方、島田紳助さんは、すでに芸能界を引退しています。

ただ、現役時代は司会者として非常に大きな影響力を持っていました。

  • ダウンタウン
  • さんまさん
  • 紳助さん
  • ナインティナイン

それぞれが違う時代や番組で、大きな存在感を持っていました。
ですので、吉本興業の勢力図は一本線では語れません。

複数の大きな流れが並んでいたそう見る方がわかりやすいです。

よつば
よつば
さんまさんや紳助さんは、派閥に入るというより、それぞれが大きな柱だった印象ですね。

加藤の乱で吉本の勢力図は変わった?


吉本興業の勢力図が注目された出来事に、2019年の闇営業問題があります。

この問題をきっかけに、いわゆる加藤の乱も話題になりました。

加藤の乱とは
極楽とんぼの加藤浩次さんが、吉本の経営体制に不満を示した動きです。

当時は、松本人志さんの「松本、動きます。」という投稿も話題になりました。
この騒動では芸人同士の関係だけでなく、会社と芸人の関係性にも注目が集まりました。

  • 会社側に近いと見られる芸人
  • 経営体制に疑問を持つ芸人
  • 距離を取りながら様子を見る芸人

こうした立場の違いが、一気に表に出た出来事でした。

当時は、主流派や非主流派という言葉で語られることもありました。
ただし、加藤の乱を単なる派閥争いと見るのは少し違います。

むしろ、巨大化した吉本興業と所属芸人の契約や発言権が問われた出来事です。

つまり、加藤の乱は吉本の内部構造が見えた騒動でもありました。

よつば
よつば
加藤の乱は、芸人同士の争いというより、会社と芸人の関係が表に出た出来事ですね。

現在の吉本興業の勢力図はどうなっている?

引用元:市原市の情報サイト エブタン


現在の吉本興業の勢力図は、昔のような派閥だけでは語れません。
理由は、芸人の活躍場所が大きく広がっているからです。

昔は、テレビで売れることが大きな目標に見えやすい時代でした。

しかし今は、テレビだけではありません。

劇場、賞レース、YouTube、SNS、配信。
さまざまな場所で芸人が活躍しています。

そのため、今の吉本は「誰派が強いか」だけでは見えません。
むしろ、どの場所で強いのか。そこを見る方がわかりやすいです。

たとえば、テレビでは今も大物芸人の存在感が大きいです。

明石家さんまさん、ダウンタウン、今田耕司さん、東野幸治さん、ナインティナインなどが代表的です。

この層は、吉本の知名度やブランドを支える存在です。
「吉本といえばこの人たち」と思い浮かべる人も多いでしょう。

一方で、劇場や賞レースから存在感を高める芸人もいます。

吉本はもともと、劇場文化が強い事務所です。
大阪や東京の劇場で力をつけ、賞レースで注目される流れがあります。

M-1グランプリやキングオブコントは、その代表的なきっかけです。
賞レースで結果を出すと、テレビや配信にも広がります。

つまり、劇場と賞レースは今の吉本で重要なルートです。

さらに最近は、YouTubeやSNSでファンを増やす芸人もいます。
テレビ出演が多くなくても、独自の人気を持つケースがあります。

たとえば

  • 配信番組で注目される人
  • YouTubeで固定ファンを持つ人
  • 特定ジャンルに強い芸人

このように、現在の吉本は影響力が一か所に集まっていません。

  • 劇場で支持される芸人。
  • 賞レースで注目される芸人。
  • SNSでファンを増やす芸人。
  • 地方イベントを支える芸人。
  • テレビで強い芸人。

それぞれが違う場所で吉本の存在感を支えています。
2019年の闇営業問題や加藤の乱では、会社と芸人の関係が注目されました。

当時は「主流派」「非主流派」と語られることもありました。
ただ、現在の吉本を見るなら、その分け方だけでは足りません。

今はテレビ中心の時代から、活動の場が分散した時代です。

だから現在の勢力図は、次のように見ると自然です。

現在の勢力図
  • 大物芸人がブランドを支える
  • 劇場・賞レース勢が次を作る
  • 配信・SNS勢が新しい層を広げる

この3つの流れが重なって、今の吉本興業を作っています。

つまり、現在の吉本興業の勢力図は特定の派閥だけでは説明できません。
テレビ、劇場、賞レース、配信、SNS。
複数の軸が重なった構図です。

昔のように「誰派が強いか」より、どこで影響力を持つかが重要です。

そう見ると、今の吉本興業はかなり理解しやすくなります。

よつば
よつば
今の吉本は「誰派」より、どこで強いかを見るとわかりやすいですね。

まとめ

吉本興業の勢力図を見ていると、
単純に「誰が上か」という話ではないと感じます。

ダウンタウン、ナインティナイン、
明石家さんまさん、島田紳助さん。

それぞれが違う時代に存在感を放ち、
吉本の印象を作ってきたように思います。

今はテレビだけでなく、劇場やSNSから人気が広がる時代です。

だからこそ、吉本の勢力図もひとつの形に固定されていません。

時代ごとに主役や流れが変わっていく。
そこが、吉本興業の面白さなのかもしれません。

よつば
よつば
吉本の勢力図は、誰が上か下かより、時代ごとの流れで見るとかなりわかりやすいですね。