CMでもお馴染みのリユースショップ、ブランドオフ。
しかし閉店した店舗も多く、経営状態は大丈夫なのかと不安を持つ方もいるようです。
中には、刑事告訴されたなんていう噂もある様子。
この記事では、気になるブランドオフの実態を調べていきたいと思います!
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ブランドオフは経営状態が悪く、閉店が続いている?

リユースショップで有名なブランドオフは2000年に設立した会社。
2019年頃に、かなり業績が悪化したのは本当です。
2018年時点では1億4500万円の営業赤字となり…
中古ブランド最大手のコメ兵が買収する運びとなりました。
しかし、買収後は順調に回復。
親会社のコメ兵の売上高推移を見てみても、経営には問題なさそうです。
決算期 | 売上総利益(百万円) |
2021年3月期 | 13,836 |
2022年3月期 | 18,415 |
2023年3月期 | 22,542 |
むしろ、売り上げは年々伸びていますよね。
閉店は多い?
2024年2月現在、閉店どころか新規オープンが続いています。
2022年3月期には2店舗オープン。
2023年3月期には14店舗もオープンしました。
中でも、2022年10月にオープンした銀座本店は大好調!
2024年3月期は、さらに40店舗のオープンを目論んでいるとのこと。
経営悪化の心配は、しばらくしなくて大丈夫そうです。
好調の理由
好調の理由は、個人買取が好調に推移し、売上高が増加したこと。
経費の増加以上に、売上総利益の確保ができているとのことです!
個人買取だけではなく、法人仕入れも安定している様子。
下記のような方針がうまくいったことが要因だという記事がありました。
- 商材確保のためのイベント買取や積極的な買取専門店追加
- プロモーション強化やキャンペーンにより既存店の強化
- 小売店舗の品ぞろえを充実させるために、人気商品を中心に踏み込んだ買取価格を提示
- 法人仕入れも積極的に活用
実際、名前の認知度は高い!
プロモーションの強化は成功していますよね♪
販売面でも下記のことを実施しています。
- コメ兵のコンタクトセンターによる利便性の向上
- 訪日外国人を含めた来店者数の増加に対応するための店舗在庫の充実
- お客との関係性を深める施策及び国内外の複数店舗でブランドオフ屋号の小売店舗の改装
訪日外国人の爆買いなんて話もありますし、対外国人戦略は外せません。
利便性も、顧客側からするととても大事ですよね。
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ブランドオフは刑事告訴された?2つの訴訟理由を解説!

ブランドオフが刑事告訴されたという噂は、少し事実と反します。
正確には、旧ブランドオフ社長ら4名に対して、現親会社であるコメ兵が訴訟を起こしました。
訴訟を起こしたのは、2021年12月20日です。
理由は下記の2点。
- 多額の現金の横領
- 同社商品の卸取引の一部売上を簿外資産として流用
2020年1月22日、コメ兵ホールディングスの内部監査担当者がフォロー監査などの目的で訪問。
社員本人が自己申告し、発覚したそうです。
香港子会社の経理事務全体の取りまとめを行なっていた当該社員でしたが…
立場を利用し、単独で現金の横領を繰り返していたようです。
買収され、いつ発覚するかと気が気ではなかったのかもしれませんね。
「重要な情報を伝えなかったことで自社が損害を被った」
これを理由として、コメ兵は1億2000万円余の支払いを求める損害賠償請求訴訟を提起しました。
最終的に、約2年が過ぎた2024年2月2日。
コメ兵ホールディングスは和解が成立したことを発表。
旧ブランドオフの社長らは、請求原因の一定の部分を認めました。
そして一定額の支払いを行う和解案を提示してきたため、和解へと話がまとまったようです。
横領自体はもちろん悪いことですが…
ブランドオフの社内体制も問題だったそう。
重要な小口を一人で管理していたり、社内監査もなかったり…
人員不足もあったのかもしれません。
しかし、もう少し前に防げていればこんなことにはならなかったでしょう。
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まとめ
中古リユースショップのブランドオフ。
取引にあたって、不安な点は解消されましたでしょうか。
- 2019年のころは経営難だった
- コメ兵に買収されてからは好調
- 新規オープンも増えており、2024年は新規40店舗オープンを目指す
- 刑事告訴はコメ兵から旧ブランドオフ社長らに対してで、社員の横領事実を知らされなかったのが理由
買収され、親会社が変わってからは安心の経営状態のようです。
刑事告訴自体もすでに和解されたので、ひとまず不安に思う必要はなさそうですね。