キャップカット(CapCut)を検索すると、危ないという情報がでてきます。
作った動画をアップロード前に他人に見られる可能性や、住所がばれるなどの噂もあります。
アプリを使うなら、危険性のあるものは避け安全に安心して使用したいですよね。
今回は、キャップカットが本当に危険なアプリなのか、徹底調査していきます!
Contents
キャップカットは危ないって本当?
引用元:Google Play
キャップカット(CupCut)とは、動画編集アプリのこと。
スマホでも簡単に動画編集でき、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
そんな若い子に人気のキャップカットですが、危ないという噂が…
その中で更に噂されている2つの内容について調べてみました。
- アップロード前に他人に見られる
- 住所がばれる
1つずつ見ていきましょう。
capcut色々と危ないらしいですね。
皆さんはまだ使いますか?— ね (@netokunn430) October 9, 2021
アップロード前に他人に見られる可能性は?
ネット上では「アップロード前に他人に動画を見られる可能性がある」と噂されています。
調べてみましたが、実際にアップロード前に他人に見られることはないようです。
ただ、プライバシーポリシーを確認すると少し気になる内容がありました。
ユーザーコンテンツ。 当社は、お客様が本サービスを通じて作成、アップロード、生成またはアクセスしたコンテンツを収集することがあります。このコンテンツには、お客様がアップロードした写真、画像、動画、お客様が生成または閲覧した動画テンプレート、お客様が投稿したコメント、およびコンテンツへの「いいね」などお客様が本サービス上で行ったその他の行為(これには、コンテンツがいつ、どこで、誰によって作成されたかなど関連するメタデータを含む)などがあります(「ユーザーコンテンツ」)。お客様がユーザーコンテンツを作成する場合、当社は、お客様がユーザーコンテンツを保存または投稿する前に、これを本サービスにアップロードまたはインポートすることがあります(事前アップロードともいいます)。
引用元:CapCutプライバシーポリシー
他人に勝手に見られるという可能性はなさそうですが、CapCutの運営側にアップロード前に見られる可能性があるということですね。
住所がばれるって本当?
またもう一つ、住所がばれる。
個人情報が抜き取られる危険性があるという話もあるようです。
こちらも、プライバシーポリシーを確認するとこのように書かれています。
- 当社が収集するお客様に関する技術情報。当社は、お客様が本サービスを利用する際に、お客様から特定の情報を自動的に収集します。このような情報には、お客様のIPアドレス、一意のデバイス識別子(デバイスID)、広告識別子、ネットワークの種類および接続、携帯電話またはデバイスのモデル、デバイスの製造元、国際電話の国番号、アプリケーションのバージョン番号、オペレーティングシステム、デバイスの解像度、システムの言語および地域、ならびにバッテリー情報が含まれます。複数のデバイスからログインした場合でも、お客様のプロフィール情報を使用して複数のデバイスにわたるお客様のアクティビティを認識できるようになります。
- 位置情報。当社は、SIMカードおよび/またはIPアドレスに基づいて、お客様のおおよその位置情報を収集します。当社は、このような情報を、例えば、お客様に合ったパーソナライズしたコンテンツを提供するために使用することがあります。
引用元:CapCutプライバシーポリシー
確認する限り、多量な個人情報を収集していることが分かります。
IPアドレスから位置情報まで収集していると書かれているので、住所がバレるという情報は確かだということになります。
ただこれは、アプリを使っている他の人たちにバレるのではなく、あくまでもアプリの運営側に情報が流れているということです。
他の動画編集アプリもいくつか確認してみましたが、ここまで情報を収集している物はありませんでした。
そのため、キャップカットを利用する場合は個人情報を収集されていることをしっかり理解した上で利用しましょう。
それでも人気の理由は?
危険といわれているのに、なぜここまで人気があるのでしょうか。
人気の理由をまとめてみました。
- シンプルで使いやすく初心者向け
- 無料で使える編集機能の種類が多い
- 無料でロゴマークが消せる
- 選択できる楽曲が豊富
上記4つが、人気の理由のようです。
Google Playではダウンロード数5億以上、7543万件レビューで評価★4.3という高評価です。
無課金で高クオリティの動画が作れるというのが、今人気上昇中の一番の理由です。
しかし楽曲の種類は豊富ですが、著作権の使用承諾を得ていないため、YouTubeやTikTokでの商用利用はできません。
本規約で明示的に規定されている場合を除き、本サービスからまたはそれを介して利用可能な録音物およびそれに含まれる音楽著作物に関する権利は、一切使用許諾されていません。
引用元:CapCutプライバシーポリシー
キャップカットを安全に利用するには?
ここまでいくつか、危険性や著作権の注意点についてお話しました。
そこで、安全にキャップカットを使用する方法を調べたので、ご紹介します。
- 利用規約をしっかり確認してから使用する
- 商用利用をしない
- 著作権について理解する
利用規約等は、とても長いので普段からパーっと目を通すだけで、しっかり読んでいないという人が大半だと思います。
スマートフォンは個人情報が溢れているものなので、アプリ等を利用する際はしっかり注意する必要があります。
最終的には自己責任になるので、自分の身は自分で守る必要があります。
利用規約を確認して「これくらいなら大丈夫。」と思えるのであればダウンロードしてもいいと思いますし
「少し怖いな。不安だな。」と感じたら利用しないべきです。
キャップカット実際の利用者の声
噂されている通り、危険性も少なからずあるいということが分かりました。
それでも人気のあるキャップカットですが、実際の利用者のクチコミを見ていきましょう。
良い口コミ
引用元:Google Play
危険だと噂をされていますが、実際のレビューを見てみるとIOSもAndroidもどちらのアプリも高評価ですね。
やはり無料で高クオリティな動画を編集できるという良さが危険性を上回っているように感じます。
悪い評判
悪い評判も調べてみました。
CapCut危ないらしいから消しました
今までありがとおおお(´;ω;`)— 早猫(さねこ)くん (@saneko_uta22) October 9, 2021
引用元:Google Play
Google Playには、いくつか★1の評価もありますが、ほとんどが「アップデート前のほうが使いやすかった。」「アップデート後に使いづらくなった。」というものでした。
口コミをみると、圧倒的に良い評判が多く悪い評判を探す方が難しいくらいです。
まとめ
- アップロード前に他人に勝手にみられることはない
- 他人にばれないが運営側に住所等の個人情報は収集されている
- 商用利用ができない
- 危険といわれていても人気がある
今回キャップカットが危ないといわれている理由のなかで動画を他人に見られる可能性と、住所がばれる危険性について、徹底調査しました。
たしかに言われている通り、危険性はあるアプリだということが分かりましたね。
わたしもアプリの利用規約をそこまで気にして確認したことがなかったので、これからはしっかり確認しようと思いました。