日本人の特徴と言えば、黒い髪と黒い目を想像するのが一般的だと思います。
しかし同じ日本人でも、海外の人のように目の色が薄い茶色といった人もいますよね♪
目の色が薄い茶色、いわゆる目の色素が薄い人の特徴はあるのでしょうか?
色素が薄いとハーフっぽく見えることから、わざとメイクやコンタクトレンズで色素が薄いように見せる人も多いです。
目の色素が薄いことで起こるデメリットはあるのかも含め、調査してみました!
目の色素が薄い人の特徴はある?
目の色素が薄いと聞くと、大半の人は薄い茶色をイメージするのではないでしょうか。
しかし、実は目の色は大きく分けて24種類!
国によって様々な特色があるそうです。
そもそも、目の色ってどうやって決まるのか。
目の色素ってなんだろうというところも含めて調査してみました!
目の色素が薄い人の特徴は2つ!
目の色素が薄い人の特徴は以下の2つです。
- 寒冷地に住んでいる!
…日照時間が関係している。日差しに含まれる有害な紫外線のダメージを受けにくいため、目の色素が薄い人が多い。 - 光の刺激を受けやすい!
…目の色素が薄いほど、光が入りやすい。目の色が黒い人よりも、光をより強烈に感じやすくなる。
日本人の目の色は、色の多様性が少ないです。
真っ黒に見えても、実は濃い茶色という方が大多数だと言われています。
実は真っ黒というのは世界的に見てもとても希少な目の色なんだそうですよ♪
よく色素が薄いと聞いてイメージされる薄い茶色は、南ヨーロッパで一般的。
逆にアフリカやアジアでは濃い色がほとんどです。
他にも青やグレーなど多岐に渡りますが、地域性についてはまだ研究段階。
確固たる証拠は見つかっていないそう。
しかし、目の色が薄いほど光の刺激を受けやすいというのは事実です。
濃い人に比べて、まぶしさを感じやすくなっています。
太陽の光がまぶしくて目が開けられないという人は、目の色素が薄いのかもしれません。
そもそも目の色素って何?
目の色素とは、メラニンです!
メラニンってよく聞きますよね。
メラニンは、太陽光に含まれる有害な紫外線を吸収することで体を守ってくれる色素のこと。
目の色は、メラニンが多いと暗い色になり、少ないと薄い色に!
国によって色が様々なのも、メラニン色素の量の違いだと言われています。
目だけではなく、私たちの髪や皮膚にもあります。
髪の色や肌の色が違うのもそのせいです。
目の色素が薄い人と濃い人はどうやって決まるの?
先ほど目の色素が薄い人の特徴でも少し触れましたが、目の色素は以下の2つの要因で決まります。
- 日照時間=日射量
- 遺伝的要素
目の色素はメラニン色素の量で決まるとお伝えしました。
メラニン色素の量を決めるのは、紫外線の量です。
日照時間が長い=日射量が多いと、それだけ体を守るためのメラニン色素が増えます。
日焼けを避けるために、サングラスが必要なのもそのためです。

同じ日本でも、東北地方の寒冷地に住んでいる人の方が色素が薄い目をしている場合が多いんだそうですよ。
しかし、目の色は遺伝的な部分もあります。
主に2種類の遺伝子が関係していて、組み合わせによって目の色が決まるんだそうです。
なので、東北地方に住んでるのに目が黒い!と思われた方!
遺伝も大きく関係しているので、一概に地域性だけで決めつけることはできません。
目の色素が薄いデメリットは?
特徴の部分でも触れましたが、目の色素が薄いデメリットはずばり光に弱いこと!
目は虹彩(こうさい)の中に瞳孔(どうこう)があります。

青く見えている部分が虹彩で、真ん中の黒い丸が瞳孔です。
メラニン色素が少ないことで、目の色は透き通るような淡い色になります。
しかし、その分遮るものがなく、光を通しやすくなってしまうのです。
昼間の太陽だけではなく、夜の車のライトがまぶしく感じたりとなかなか不便な面も…
明るすぎるお店の照明も苦手だったりするようです。
美しい色の瞳に憧れたりしますが、光を通しすぎるのは少し悩ましいですね。
まとめ
- 目の色素が薄い人は寒冷地に多い傾向がある。
- 目の色素の正体はメラニン!
- 目の色素はメラニン色素の量と遺伝的な要素で決まる。
- 目の色素が薄いデメリットは、光に弱いこと。
いかがでしたか?
色素が薄いと、なんとなくミステリアスな雰囲気があったり儚げに見えたりしますよね。
人相学でも目の色によって性格が違うという風にも言われているそうです。
自分の目がどんな色なのか、鏡を覗き込んでぜひ確認してみてくださいね♪