2022年に誕生した「UI銀行(ユーアイぎんこう)」。
新しい銀行であることや、デジタルバンクということから、リスク(危険)を心配する人が多いようです。
しかし実は歴史ある銀行が基盤になっていて安心できる銀行なんです!
ほんとうに大丈夫なのか?信用格付けをチェックしました。
またui銀行のデメリットも徹底調査しています!
そんな心配を解決しましょう!
Contents
UI銀行にリスク(危険)はある?

UI銀行はデジタルバンクのため、リスク(危険)を心配する人が多いです。
しかし、リスクがあるという情報はありませんでした。
大事なお金を預けるのに、新しい銀行だと不安になってしまいますよね。
しかし、実はUI銀行のルーツは、歴史が古いしっかりとした銀行。
そのため信用性も高いです。
UI銀行の持株会社は「株式会社東京きらぼしフィナンシャルグループ」。
東京都内に基盤を置く地方銀行「株式会社きらぼし銀行」の親会社です。
そのきらぼし銀行は、1924年創業の八千代銀行が、東京都民銀行・新東京銀行と合併してできた地方銀行。
ルーツは意外と歴史の古い、しっかりとした銀行なんです。
なので、グループ企業であるUI銀行も怪しい銀行ではありません!
安心して利用できると思って大丈夫です。
けど、きらぼし銀行のグループなら大丈夫そう
倒産する危険はある?保障は?
UI銀行は、預金保険制度(ペイオフ)の対象銀行になっているので、万が一の時にも安心です。
預金保険制度(ペイオフ)とは、金融機関が破綻した時に、預金保険機構が預金者に対して預金債権を保護するというもの。
つまり、万が一UI銀行が倒産してしまっても、円普通預金と円定期預金あわせて元本1,000万円までとその利息が補償されます。
1,000万円以上の預金でなければ、万が一の時に損をする危険性は低いと言えるでしょう。
UI銀行は大丈夫?信用格付けをチェック!
UI銀行(ユーアイぎんこう)は、2022年1月から営業を開始したデジタルバンクです。
誕生したばかりの新しい銀行なので「大丈夫なの?」と気になりますよね。
気になるUI銀行の信用格付けですが、新しい銀行なので、今の所まだ登録されていません。
信用格付けとは、金融商品や企業・政府などの信用状態に関する評価を記号や数字で示したもの。
R&I(格付投資情報センター)やJCR(日本格付研究所)などの格付け機関が評価をつけています。
しかし、UI銀行の親会社「東京きらぼしフィナンシャルグループ」の信用格付けは「A-」。
グループ会社の「きらぼし銀行」も「A-」と評価されています。
「A」の評価は「債務履行の確実性が非常に高く、与信管理上の安全性が非常に優れた水準にある」と認められた企業であるということ。
親会社やグループ会社の評価が高いということは、UI銀行の信用格付けも高いものと考えて大丈夫でしょう。
UI銀行のデメリット4つ

新しい銀行でありながら、信用もできるUI銀行。
しかしデジタルバンクならではのデメリットもあります。
そのデメリットが4つ。
- 実店舗がない
- 対応ATMがない
- 定期預金の期間によっては金利が低くなる
- 自動入金のサービスがない
それぞれのデメリットについて詳しく解説しました。
①実店舗がない
デジタルバンクはネット上の銀行。
だから、UI銀行に実店舗はありません。
銀行窓口を利用することが多い世代の方や、ネットに疎い方にはハードルが高いかも。
しかし、口座開設やアプリの使い方については、グループ会社のきらぼし銀行の支店でサポートを受けることができます。
なので、実店舗がないデメリットはあまり考えなくても大丈夫そう。
きらぼし銀行の窓口でのサポートは、きらぼし銀行の口座を持っていなくても利用できますが、予約が必須です。
きらぼし銀行の「来店予約システム」から予約をして行きましょう。
②対応ATMが少ない
UI銀行のデメリットは、使えるATMがまだ少ないということ。
新しい銀行なので、対応しているATMが少ないのは仕方のないことかもしれません。
現在、きらぼし銀行とセブン銀行のATMの2つのATMが対応しています。
そして、きらぼし銀行のATMは、首都圏以外の地域にはほとんど展開されていません。
しかし、セブン銀行のATMは日本全国のセブンイレブンのATMに設置されています。
なので、首都圏以外のUI銀行のユーザーが困ることは少ないでしょう。
セブンイレブンが近くにあるなら、対応ATMが少ないデメリットもあまり考えなくて大丈夫そうです。
③定期預金の期間によっては金利が低くなる
大手メガバンクと比べて定期預金の金利が通常「0.20%」と高いのがUI銀行のメリットです。
しかし、預ける期間が長いと他の銀行よりも金利が低くなってしまうことがあります。
例えば、オリックス銀行は満期2年だとUI銀行と同じで金利0.20%ですが、3年になると0.22%。
つまり、UI銀行よりも高くなります。
④自動入金のサービスがない
UI銀行には自動入金のサービスがありません。
自動入金サービスとは、ほかの銀行から毎月自動で指定した額を入金できるサービスのこと。
例えば給料が入る口座から、毎月別の口座に定額積み立てをしたい時などに便利なサービスです。
UI銀行には自動入金サービスがないので、自分でお金を動かさないといけません。
今後改善される可能性はあるので、期待したいですね。
利用するのをためらうほどのデメリットはないみたい♪
UI銀行のメリット4つ

デメリットがある一方で、UI銀行にはメリットもあります。
メリットも4つにまとめました。
- 預金金利が高い
- ATM出金・他行宛振込手数料が一定回数無料
- スマホアプリで口座を開設できる
- スマホATMに対応
それぞれ説明していきます。
①預金金利が高い
UI銀行の最大のメリットは、預金金利が比較的高いということ。
UI銀行の普通預金金利は「0.10%」!
大手メガバンクは、0.001%や0.002%のところがほとんど。
100倍もの金利差があるのは、UI銀行の強みです。
定期預金の利息も通常0.12%〜0.20%。
さらに、2023年1月4日から2023年3月31日まで、定期預金の金利が0.30%になるキャンペーンを行っています。
年始はUI銀行が周年キャンペーンで高金利提供すると思っていいのかな。
先月辺りにまとまったお金を別の銀行の定期預金に入れたんですけど、満期になったら年明けまで待ってUIに移しますかね…。— 木良橋(きらはし) (@kirahashi_fin) January 5, 2023
2022年の8月から9月にかけても同様のキャンペーンがあったので、今後も実施されるかもしれません。
定期預金を考えている方は、注目しておきたいですね。
②ATM出金・他行宛振込手数料が一定回数無料
総預金の1ヶ月平均残高に応じて、手数料優遇サービスが受けられます。
ステージ1(平均残高10万円未満)は、ATM出金手数料1回、振込手数料2回が毎月無料。
ステージ2(平均残高10万円以上)は、出金手数料3回、振込手数料5回が無料となります。
ステージ3は平均残高300万円以上。
ステージ3以降の条件が厳しいという声もありますが、貯蓄用の口座にしておけば出金や振込をする機会も多くはないと思うので、十分ではないでしょうか。
ちなみに、きらぼし銀行の口座も持っていれば、ステージ2からのスタートになります。
③スマホアプリで口座を開設できる
スマホアプリをダウンロードして入力するだけで口座を開設できるのが、デジタルバンク・ネットバンクの強み。
いつでも申し込めて、わざわざ銀行窓口に行かなくてもいいので、とてもラクですね。
本人確認に時間が必要なこともありますが、UI銀行の場合、最短で翌営業日には口座開設が完了します。
④スマホATMに対応
UI 銀行のアプリで ATM 使えるの、キャッシュカード要らなくて便利よね。
財布忘れてキャッシュレス使えない店に行くときとかの緊急時に凄く助かる。— 岸和田市民 (@kishiwadapeople) January 9, 2023
キャッシュカードがなくてもUI銀行の口座から出金できる「スマホATM」に対応していることも、メリットの1つでしょう。
アプリで事前に暗証番号を設定しておくと、セブン銀行のATMからキャッシュカードなしで現金を引き出すことができます。
したがって、キャッシュカードの発行も任意。
不要であれば作らなくてもいいのです。
紛失や盗難の心配がなくなりますね。
金利が高いのもとっても魅力的ですよね。
まとめ
- 2022年1月に誕生した新しいデジタルバンク
- 東京きらぼしフィナンシャルグループによる運営で安心
- グループ会社のきらぼし銀行でサポートが受けられる
- 定期預金の金利が高いので、資産を増やすための預金口座におすすめ
UI銀行について、安全性やメリット・デメリットを調べてきましたが、安心して利用できそうな銀行だということがわかりました。
定期預金金利アップのキャンペーン期間中ですし、口座を作ることも考えてみようと思います♪