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ui銀行ときらぼし銀行の違いは?韓国の勘定系システム導入が話題に

スマホひとつで管理ができる「ui銀行

2022年1月にサービスを開始したばかりで、韓国のクラウドシステムを導入したことで一時話題になりました。

そこで今回は、ui銀行について調査!
同じ親会社の「きらぼし銀行」との違いや、勘定系システムとはどういうものかについてもまとめました。

ぜひ最後まで読んでみてください♪

よつば
よつば
きらぼし銀行と何が違うの?勘定系システムって?という方はぜひ!

ui銀行ときらぼし銀行の違いは?

ui銀行ときらぼし銀行の大きな違いは、店舗があるかないかです。
きらぼし銀行は店舗があるのに対して、ui銀行は店舗がなくスマホアプリで完結します。

きらぼし銀行とui銀行を比較すると、次の通りです。

きらぼし銀行ui銀行
会社名株式会社きらぼし銀行株式会社UI(ユーアイ)銀行
開業日2018年5月2022年1月
親会社東京きらぼしフィナンシャルグループ東京きらぼしフィナンシャルグループ
店舗数165店デジタルバンクのため店舗はなし
勘定系システム日本韓国
特徴・東京都民銀行・八千代銀行・新銀行東京の3行が合併してできた銀行・スマホで管理できるデジタルバンクサービス
・きらぼし銀行の窓口でも対応可能

親会社はどちらも東京きらぼしフィナンシャルグループ
しかし、導入している勘定系システムがそれぞれ異なります。

きらぼし銀行の概要や特徴

(引用:きらぼし銀行)

きらぼし銀行は2018年5月にサービスがスタート。
東京都民銀行・八千代銀行・新銀行東京という3つの銀行が合併し、きらぼし銀行となりました。

東京きらぼしフィナンシャルグループが親会社で、東京や神奈川を中心に165店舗を構えています。

ui(ユーアイ)銀行の概要や特徴

(引用:ui銀行)

ui銀行は2022年の1月にサービスが開始しました。
親会社はきらぼし銀行と同じ東京フィナンシャルグループ。
店舗がなく、口座の管理をスマホアプリで行うことができるのが特徴です。

きらぼし銀行と提携もしているので、店舗での対応も可能。
アプリの使い方など、きらぼし銀行の窓口で質問することができます。
また、普通預金金利が0.1%と高いのも大きな魅力と言えます。

UI銀行は危なくないのか?ということも調べてみました。

よつば
よつば
ui銀行は、デジタルと対面の良いとこ取りで便利♪

ui銀行では韓国の勘定システムを導入して話題に

ui銀行のもうひとつの特徴として、韓国が開発したクラウドシステムを導入していることがあげられます。

日本にはたくさんの銀行がありますが、そのほとんどが日本で開発されたクラウドシステムを使用しています。

日本で海外製のクラウドシステムを導入しているのはごくわずか。
そのためui銀行が韓国のクラウドシステムを導入することがニュースになり、一時話題になりました。

海外製のクラウドシステムを導入している銀行例

  • ui銀行:韓国
  • LINE銀行:韓国
  • みんなの銀行:アメリカ など

韓国のクラウドシステムを利用する最大のメリットは、コストを低く抑えられることです。

ui銀行では韓国のシステム導入でコストを抑えて、その分高い預金金利などでお客さんに還元していく方針なんです。

勘定系システムは銀行の心臓部分

そもそも、勘定系システムとは何でしょうか?

勘定系システムとは、主に預貯金の出し入れなどの処理や記録を担うシステムで、「心臓」の部分。
銀行の業務を行う上で、なくてはならないシステムです。

勘定系システムはさらに「オンラインシステム」と「オフラインシステム」の2種類に分かれています。

  • オンラインシステム:ネットワークを通じて、瞬時に預貯金の出し入れをする
    (例:ATMでの入金・出金)
  • オフラインシステム:処理から情報反映までにタイムラグがあるシステム
    (クレジットカードや公共料金の支払いの処理)

勘定系システムのほかにも、銀行には次のようなシステムが存在し、連携しています。

  • 情報系システム:収益管理や顧客管理などのデータを扱うシステム
  • 国際系システム:外国為替などの海外支店の業務を担うシステム
  • 対外系システム:ATMなどの外部のコンピューターと接続するシステム

例えばATMでお金を引き出す場合、

  1. ATMと銀行のコンピューターを接続する(対外系システム)
  2. お金の引き出しを実行・記録する(勘定系システム)
  3. お金が手元に来る

という一連の流れがあります。

このように、銀行の内部ではいくつものシステムが連携して銀行の業務を担っているのです。

よつば
よつば
色んなシステムのおかげで銀行は回っているんですね

まとめ

  • ui銀行ときらぼし銀行の大きな違いは店舗の有無
  • ただしui銀行はきらぼし銀行と提携しているため、窓口での質問も可能
  • ui銀行は韓国のクラウドシステムを導入しているため、低コストでの運用が可能
  • 銀行には勘定系システムのほか、情報系システム・国際系システム・対外系システムがある

いかがでしたか?
ui銀行は、預金金利の高いデジタルバンクと、対面で対応してもらえる通常の銀行の良いとこ取り♪

銀行口座を開設予定の方は、ぜひui銀行での開設を検討してみてください。