メールやカレンダー、googleドライブなど様々なコンテンツを備えているgoogle。
これらを使うにはgoogleアカウントが必要です。
2022年3月現在、新規でgoogleアカウントを作成するには生年月日の登録が必須となります。
ただ、個人情報をむやみに公開したくないという理由で生年月日を登録したくない人もいるのではないでしょうか?
今回はgoogleアカウントに生年月日を登録しないとどうなるのか、嘘の生年月日を入れても良いのか徹底調査しました!
Contents
googleアカウントに生年月日の登録は必要?

2021年4月からgoogleアカウントを新規作成する際は、生年月日の登録が必須になりました。
アカウント作成時に必要な情報はこちら。
- 氏名
- ユーザー名
- パスワード
- 電話番号(省略可)
- 生年月日
- 性別
- 再設定用のメールアドレス(省略可)
以前は生年月日の登録は任意項目でした。
そのため、過去に生年月日を登録せずにアカウントを作成した人には、Googleから生年月日の登録を促す通知メッセージが届くことがあります。
Googleから生年月日登録されてないから登録しろって通知きたんだけど本物?
— とも (@tmk_rn) May 7, 2021
若干怪しく感じられますが、Googleからの通知は本物で間違いないようです。
なぜ生年月日の登録が必要になったのでしょうか?
なぜ生年月日の登録が必要なの?
Googleのアカウントは、未成年保護の規制のために13歳以上でないと作成することはできません。
そのために、年齢の確認で生年月日の登録が必要なんです。
年齢の情報が使用される場面は3つあります。
- 特定のサービスを利用できる年齢に達しているか判断する
- 年齢に適した広告を表示
- アカウントの本人確認
Googleのヘルプにはこのように記載されていました。
一部の Google サービスでは、年齢要件が設定されています。詳しくは、年齢制限についての説明をご覧ください。
特定のサービスを利用できる年齢に達していることを判断する以外に、Google はユーザーの生年月日を、年齢層に基づいておすすめや広告をカスタマイズする、などの目的で使用します。カスタマイズされた広告は無効にすることができます。
例えばYouTube。
誰でも見ることができるYouTubeにも年齢制限が設けられている動画があります。
その動画は18歳未満のユーザーは視聴することができません。
こういったところで未成年保護の規制を強化するために、生年月日の登録が必須となっています。
生年月日を登録しないとどうなる?
現在アカウントの新規作成時には生年月日の登録が必須なので、登録しないとエラーが出て先に進むことはできません。

以前に生年月日を登録せずにgoogleアカウントを作成していた場合、通知を無視して生年月日を登録しないとどうなるのでしょうか?
最悪の場合、アカウントが無効または削除されてしまう可能性があるんです。
Google サービスで Google アカウントを所有できる年齢に達していないと判断された場合、14 日以内にアカウントを更新して年齢制限の要件を満たす必要があります。更新されないと、アカウントが無効になります。
「アカウントを所有できる年齢に達していない」とは13歳未満を指します。
更に、14日以内に生年月日を登録しなかった場合は以下の影響が出ることも…。
14 日以内に管理機能を設定しなかった場合、またはアカウントを管理できる年齢であることを証明しなかった場合には、アカウントは無効になり、アカウント情報は 30 日後に削除されます。
アカウントが削除になってしまうと、GmailやGoogleドライブなどのGoogleに関連するサービスの情報にアクセスできなくなってしまいます。
なるべく早めに生年月日を登録するようにしましょう。
生年月日は公開されてしまう?
登録した生年月日は公開するユーザーを「自分のみ」にすれば第三者に表示されることはありません。
デフォルトは「自分のみ」になっていますが、「一般公開」になっていると第三者に公開されてしまうので、心配な方は自分のアカウント情報を確認してみてくださいね!
嘘の生年月日を登録しても良い?

googleアカウントの生年月日は、嘘のものを入力しても登録することはできます。
ただ、嘘の生年月日を登録することはおすすめしません。
登録した生年月日が不自然(120歳など)であったりするとGoogleから年齢確認を求められる可能性があります。
再度生年月日の入力が求められた場合、本当に正しい年齢かどうかクレジットカードや身分証明書などで証明しなければならなくなってしまいます。
また、パスワードの再発行の際にも生年月日が必要です。
設定した生年月日を忘れてしまうと再発行ができなくなり、アカウントが使えなくなってしまいます。
嘘の生年月日を登録すると後々トラブルに繋がる可能性があるので、正しい生年月日を登録するようにしましょう!
13歳以下のGoogleアカウントの作り方
13歳以下のお子様用にgoogleアカウントを作る場合は、「ファミリーリンク」アプリがおすすめです。

- 自身のスマホに「ファミリーリンク」アプリをダウンロード
- アプリを起動し、自身のgoogleアカウントでログインする
- 子供のgoogleアカウントの有無を聞かれるので「いいえ」を選択
- 画面の手順にそって名前や生年月日を入力する
- 完了
もちろん、パソコンからでもお子様用のgoogleアカウントを作成できますよ!
ファミリーリンクとは?
ファミリーリンクは親の端末から子供のAndroidデバイスを管理することができるサービスです。
例えばこんなことができます。
- 子供の利用状況を管理
- アプリのダウンロードを制限
- 利用時間の管理
- 位置情報の確認
ただ、パソコンの利用制限はできないので注意してください。
まとめ
- googleアカウントには生年月日の登録が必要
- 生年月日を登録しないとアカウントが無効/削除される可能性がある
- 嘘の生年月日を登録することはできるがおすすめはしない
今回はgoogleアカウントに生年月日を登録しないとどうなるかについて調査しました!
サービスを安全に使うためにも生年月日の登録が必要なことがわかりました。
嘘の生年月日を登録すると、忘れてしまったり、後々証明が必要になってしまうこともあるのでおすすめはしません。
正しい生年月日を登録して、快適にサービスを利用しましょう♪