生活全般 PR

百十四銀行が潰れる危険性は?過去の不祥事や読み方の由来も大調査!

香川県高松市に本店を構える百十四銀行
1878年(明治11年)11月1日に創業した歴史ある銀行です。

そんな百十四銀行が潰れる危険という噂は本当なのでしょうか?
過去に不祥事は起こしたことがあるのか?
読み方の由来も調べました!

よつば
よつば
100年以上続く地元に愛される銀行です♪

百十四銀行が潰れる危険性はあるのか?

結論、百十四銀行が潰れる危険性は2022年現在少ないと思います。

2021年10月末に公表された日本格付研究所(JCR)の格付けは「A」。
債務履行の確実性が高いと安定的な評価がされています。

格付は強固な事業基盤、比較的良好な資産の質と資本充実度などが反映されています。
百十四銀行の2021年3月末の資金は以下の通りです。

総資産5兆3,559億円
総預金4兆5,394億円(譲渡性預金を含む)
貸出金3兆429億円
資本金373億円

香川県内にある企業のメインバンクとしても47%と県内トップのシェアを誇る百十四銀行。
地域密着型の健全な経営状況だと言えるでしょう。

また、自己資本比率の国際的な統一規則により、海外営業拠点を持つ金融機関の自己資本比率は8%以上です。

海外営業拠点を持たない金融機関には、4%以上の水準が求められています。

百十四銀行は海外営業拠点を持たない為、自己資本比率は4%以上が求められますが水準を超える9.34%あります。(2022年3月末時点)

自己資本比率とは、リスク・アセット(総資産のうち、万が一の場合に貸倒れの可能性がある資産)に対して資本金等の自己資本がどれくらいあるかを示す指標(ルール)のことです。
この指標は銀行の健全性を示す指標として用いられ、その水準が高いほど、銀行経営がより健全であることを示しています。逆にその水準が低くなると健全性の度合いが減じられることとなり、銀行経営にも望ましくない影響を与えます。 引用:知るぽると

よつば
よつば
潰れる可能性は低そうですね!

百十四銀行は過去に不祥事を起こしたことがある?

過去の不祥事を調べたところ、いくつかの不祥事を起こしていることが分かりました。

  1. 2009年 不正融資
  2. 2018年 女性行員への不適切行為
  3. 2018年 顧客情報漏洩
  4. 2019年 交際接待費不正請求
  5. 2020年 顧客情報記載の書類紛失

引用:ウィキペディア(Wikipedia)

よつば
よつば
順番に見ていきましょう!

1.2009年 不正融資

2007年8月~08年1月、大阪市の百十四銀行九条支店が回収見込みのない不動産会社に計約9億5千万円の融資を行い、同行に損害を与えたとされています。

元支店長と元暴力団組員に実刑判決が言い渡されました

よつば
よつば
暴力団関係者が関わっているなんて恐ろしいですね…

2.2018年 女性行員への不適切行為

2018年5月、取引先との会食で女性行員が不適切な行為を受けたことが社内通告により発覚。

会長が同席していたにもかかわらず、不適切な行為を制止できなかったことを問題視され、百十四銀行会長が引責辞任することになりました。

よつば
よつば
セクハラ行為は許される行為ではないですね。

3.2018年 顧客情報漏洩

2018年11月から2019年8月にかけて支店に勤めていた30代の元男性行員が仲の良い友人に顧客情報を漏らしていたことが発覚。

法人が3件、個人が14件、計17件の情報が漏洩しました。

そのうちの1件が詐欺事件に利用されました。
元男性行員は懲戒免職処分が下されています。

よつば
よつば
詐欺事件の被害総額は1900万円になるそうです!

4.2019年 交際接待費不正請求

50代の男性行員が2016年5月から2018年10月の間に約67万円を交際接待費として不正に請求していたことが発覚…

元男性行員は懲戒解雇処分が下されました。

よつば
よつば
会社の経費を不正に利用するなんて…

5.2020年 顧客情報記載の書類紛失

2020年5月11日12日に国分寺支店の窓口で対応した書類が200枚程紛失しました。
書類には氏名住所、口座番号、取引金額が記入されていました。

誤って廃棄用のごみ箱に落ちてしまったようで業者が焼却処分したそうです。
この書類紛失で個人情報が漏洩した可能性は低いとされています。

よつば
よつば
いろいろな不祥事がありますね…

百十四銀行の読み方の由来は何?

百十四銀行の読み方は「ひゃくじゅうしぎんこう」です。
なぜ百十四銀行(ひゃくじゅうしぎんこう)と言う銀行名になったのでしょうか?
名前の由来は100年以上前の明治時代まで遡ります。

百十四銀行が設立されたのは1878年。
1872年(明治5年)、日本に初めて銀行制度が作られ国立銀行条例が出来ました。
この条例により1872年(明治5年)から1879年(明治12年)の間に全国で153の国立銀行が設立されたとされています。

出願許可の順番に一から百五十三までの番号が割り振られました。
114番目に出願許可が下りた国立銀行なので百十四銀行になったという事です。

日本で1番最初に出願許可がおりた銀行は東京の第一国立銀行(1873年)。
第一国立銀行は現在みずほ銀行が継承しています。
日本資本主義の父と言われる渋沢栄一がこの第一国立銀行を創設しました。
渋沢栄一は2024年発行予定の新1万円札の肖像画にも選ばれています。

一から百五十三まで割り振られた国立銀行ですが、2021年時点で現存している数字のみの純粋なナンバー銀行は十六銀行(じゅうろくぎんこう)・七十七銀行(しちじゅうしちぎんこう)・百五銀行(ひゃくごぎんこう)・百十四銀行(ひゃくじゅうしぎんこう)の4行しかありません。

百十四銀行は数少ないナンバー銀行の1つです。

よつば
よつば
歴史を感じる銀行名ですね!

まとめ

まとめ
  • 百十四銀行は明治時代から続く歴史ある銀行
  • 2022年現在潰れる危険性は低い
  • 香川県内の企業の47%がメインバンクにしている
  • 不祥事が5件発生している
  • 日本で114番目に設立された国立銀行である
  • 数少ないナンバー銀行の1つ

香川県に本店を構える百十四銀行についてまとめました!
明治時代から今まで地元に愛されてきた百十四銀行。

これからも伝統ある銀行を受け継いでいきたいですね!