朱肉なしで何度も押すことのできるシャチハタ。
100均で販売しているシャチハタを使っている人も多いですよね。
そのシャチハタにインクを補充することができるのはご存知ですか。
しかも、シャチハタインク補充は100均でも買うことができるのです!
そこで今回は、シャチハタインク補充の方法とダイソーやセリアで買えるのかを調査しました。
加えて、シャチハタの使えるとき、使えないときも紹介しています。
Contents
シャチハタインク補充は100均で買える?ダイソー・セリアを調査
調査の結果、シャチハタのインク補充は100均でも買えることが分かりました。
こちらがダイソーで販売されている補充インキです。
職場でサインするのが面倒でダイソーの印を買ったけど、インクも薄くなったので補充インキ購入。blogに書いてくれた方、ありがとうございます。 pic.twitter.com/syrpodSAXk
— はさみ。 (@fxn_to) June 10, 2020
残念ながら、セリアでは朱肉用の補充インクはありましたが、シャチハタ用補充インクを見つけることはできませんでした。
シャチハタインク補充の方法を紹介
100均で販売されている補充インキを例にとり、シャチハタインク補充の手順を紹介します。
- 補充をする前に、セロハンテープを使って印面の汚れを取り除く
- シャチハタの印面にインクを一滴垂らす
- インクが浸透するまで印面を上にして立てて置く
インクを染み込ませた後は、必ず試し押しをしてください。
印面にインクがつきすぎて、文字が読めないほどになる可能性があります。
染み込むまでの時間の目安は一晩です。
次の日にはインクがしっかり染み込んでいるので、きれいに押すことができますよ。
インク補充のタイミング
シャチハタインクの補充のタイミングは、完全にインクを使い切ってしまう前です。
完全に使い切ってしまうと印面が乾燥してしまい、補充をしても使えないといった事態になってしまいます。
そのため印影がつかなくなったときではなく、印影が薄くなったときに補充するようにしましょう。
インク補充の注意点
100均で販売されている補充インクは、100均で買ったシャチハタに使うようにしてください。
なぜなら、ほかのシャチハタ式印鑑に専用インク以外を補充してしまうと、目詰まりを起こして使えなくなる可能性があるからです。
中には「節約のため100均で買った補充インクをシャチハタ式印鑑に使おう」と考える人もいるかもしれません。
しかし、シャチハタ式印鑑のインク補充には、必ず専用インクを使うようにしましょう。
シャチハタは銀行印や実印で使える?

シャチハタは朱肉を必要としないため手軽で便利ですが、銀行印や実印として使うことはできません。
その理由を見ていきましょう。
銀行印や実印として使えない理由
シャチハタは大量生産されているため同じ印面が存在します。
そうなると、誰が押したかの区別がつきません。
偽造の可能性を疑われることにもつながるのです。
また、印面がゴム製であることも理由の1つ。
ゴム印は柔らかいため劣化しやすく、時間の経過とともに印影が変化します。
さらに、強く押すとゆがんでしまい、押した跡が変わってしまうことも…
最初に押した印鑑と印影が違っていると、本人確認ができませんよね。
そのため、最初からシャチハタでの登録はしないよう求められるのです。
シャチハタ不可の書類
では、「シャチハタ不可」の書類にはどのようなものがあるのでしょうか。
具体例を見ていきましょう。
- 遺産相続
- 住宅ローン
- 保険の加入
- 役所への届け出
- 銀行の届出印
- 携帯電話の契約
- 婚姻届
上記にあげたものは、本人の意思確認が必要です。
違った印鑑だと思われると、契約変更ができないこともあるので注意しましょう。
シャチハタが使える書類
次に、シャチハタが使える書類を見ていきます。
具体例はこちら。
- コンビニのレシートや領収書
- 回覧板
- 荷物の受取
- スタンプカード
上記に上げたものは認印とよばれるものであり、本人の意思確認は必要としません。
そのため、シャチハタでも差し支えないのです。
手軽に使えるため、あらゆるシーンで活躍していますね。
シャチハタとは
シャチハタと聞くと、多くの人が100均などで販売されているネーム印をイメージしますよね。
この「シャチハタ」という名前、実は会社名だったのです。
シヤチハタ株式会社は愛知県名古屋市に本社があります。
(シヤチハタと書いていますが、読みはシャチハタです)
印鑑やスタンプ、文房具等を製造販売する企業です。
シヤチハタ株式会社では、朱肉のいらないはんこ類を「X(エックス)スタンパー」という名前で販売。
しかし、朱肉のいらないネーム印があまりにも有名になってしまったため、ネーム印を総称して「シャチハタ」と呼ぶようになりました。
Xスタンパーの中でも一番有名なネーム印は「ネーム9」という商品です。

100均で販売されているのと同じような形をしていますよね。
見慣れた形をしているので、親近感があります。
まとめ
- シャチハタインク補充は100円ショップ「ダイソー」で買える
- 100均で販売されているシャチハタにインクを補充できる
- シャチハタにインクを補充するときは、専用の補充インクを使う
- シャチハタは本人の意思確認が必要な契約書類には使えない
- 「シャチハタ」は会社の名前であり、実際の商品名は「ネーム9」
今回は、シャチハタインクについて調べてみました。
いつも100均で販売されているシャチハタを仕事で使っています。
しかしインクが薄くなったら捨てて、新しいのに買い替えていました。
これを機会に、インク補充を試してみようと思います。
シャチハタは手軽で便利ですが、銀行や役所では使えないことがほとんどです。
シャチハタ以外に、朱肉を必要とする印鑑を1つ持っておいた方が良いかもしれませんね♪