カネボウ化粧品の人気メイクアップライン「コフレドール (COFFRET D’OR)」。
2024年6月に廃盤、12月末を目途に販売を終了すると発表されました。
長年にわたり愛されてきた「コフレドール」製品が、なぜ廃盤となるのでしょう。
いったい「コフレドール」はいつから手に入らなくなるのか。
疑問を感じている方が多いのではないでしょうか。
この記事では、
- コフレドールが廃盤となる理由は何か？
- コフレドールはいつから販売終了になるのか？
- コフレドールの製品はどこで手に入るのか？
などについてご紹介！
Contents
コフレドール廃盤はなぜ？理由2つ
コフレドールのは、事業戦略の見直しが理由とされています。
2007年の誕生以来、多くのお客様にご愛顧いただいておりましたが、事業戦略の見直しに合わせ、誠に勝手ながら、製造販売を終了させていただくこととなりました。
事業戦略の見直しということは、販売数が伸び悩んでいたのでしょう。
コフレドールが売れなくなってしまった原因は、2つのニーズの変化にあります。
- メイクトレンドの変化
- 価格帯の二極化
①メイクトレンドの変化
メイクアップ業界は急速に進化しており、特に若年層を中心に新しいブランドやトレンドが次々に登場しています。
昨今のプチプラコスメや韓国コスメの流行もあり、売り上げに伸び悩んでいたと考えられます。
また、消費者の美容意識が多様化する中、コフレドールの製品が市場のニーズとマッチしなくなったという背景も考えられるでしょう。
例えば、近年ではクッションファンデーションやスティックタイプのファンデーションなど、手軽に使えて機能的な製品が主流となっています。
これにより、コフレドールのような従来のパウダーやリキッドタイプの製品が、消費者にとって選ばれにくくなった可能性もあります。
さらに、メイクのトレンドに敏感な若年層や、新しいアイテムを求める消費者層は、革新的な製品を提供するブランドに注目しています。
これにより、新たな消費者層を獲得するのが難しくなり、結果としてブランドの廃盤に繋がったと考えられます。
こうしたトレンドにより、コフレドールが提供していた製品の人気が徐々に低下した可能性も十分にあり得るのです。
②価格帯の二極化
コフレドールが廃盤となった理由の一つには、化粧品市場における「価格帯の二極化」があります。
最近、化粧品市場では、価格帯が二極化しています。
具体的には、高価格帯と低価格帯の製品が増えており、それぞれの価格帯で競争が激化。
高価格帯の化粧品は、質の高い成分や革新性を前面に出して、ターゲット層を絞り込んでいます。
これにより、特定のニーズに応えることができ、消費者にとって非常に魅力的です。
例えば、ラグジュアリーブランドや高機能なスキンケア成分を使用したアイテムは、その高価格に見合った価値を提供し、多くの消費者から支持されています。
一方、低価格帯の化粧品は、手頃な価格で多くの消費者にアクセスしやすく、日常使いにぴったりです。
特に、ドラッグストアやオンラインショップで手軽に購入できる商品が増え、消費者にとって便利で魅力的な選択肢となっています。
この価格帯の商品は、機能性が高く、比較的安価で購入できるため、コストパフォーマンスを重視する人々に人気です。
その一方で、コフレドールのように中価格帯で提供されていたブランドは、両極端な価格帯に挟まれる形となり、競争が激しくなりました。
高価格帯は高品質と革新性、低価格帯は手軽さと価格の魅力を武器にしていますが、中間の価格帯で戦うブランドは、消費者にとっては選びにくくなったのです。
この価格帯の二極化が進んだ結果、コフレドールは競争力を維持するのが難しくなり、廃盤という決断に至ったと考えられます。
消費者が低価格帯か高価格帯の製品を選ぶ中で、コフレドールのように中間価格帯で提供されるブランドは、その存在感を薄れさせてしまったのです。
コフレドールのファンデーション代替品3選
コフレドールの定番商品といえば、ファンデーションですよね。
今回は、コフレドールの代替品として特に人気の商品3つを紹介します。
- 【プリマヴィスタ】トーンアップパウダーファンデーションUV
- 【ケイト】カバーシールド パウダーファンデーション
- 【アルビオン】ビューティアス ファンデーション
①【プリマヴィスタ】トーンアップパウダーファンデーションUV
出典：トーンアップパウダーファンデーションUV｜プリマヴィスタディア｜花王
「ピュアブロッサムパウダー」配合のファンデーション。
小じわや毛穴の凹み、色ムラなどの肌のくすみの原因を、光でしっかりとカバーして明るく見せてくれるアイテムです。
また、汗や皮脂にも強く、美しい仕上がりが長時間持続するため、日中のメイク直しも最小限で済むのが嬉しいポイント。
さらに、保湿成分としてヒアルロン酸が配合されているので、乾燥が気になる季節でもしっとりとした仕上がりを実現します。
②【ケイト】カバーシールド パウダーファンデーション
長時間の使用でもテカリや崩れを防ぎ、乾燥感を感じにくいので、しっとりとした感触が続きます。
うるおい成分としてヒアルロン酸を配合し、肌に潤いをプラス。
ニキビの原因となりにくい処方で安心して使用できます。
③アルビオン ビューティアス ファンデーション
出典：ビューティアス ファンデーション〈ファンデーション〉 | ALBION
緻密な薄い膜が肌に密着し、立体感と程よい湿度を感じさせるツヤを与えます。
しっとりとなめらかに広がり、肌にぴったりとフィット。
塗るだけで自然に陰影を引き立て、肌にメリハリを与え、美しい立体感を生み出します。
優れた持続力で、仕上がりが長時間続くのもうれしいポイントです。
コフレドールの代替品を探す方法
コフレドールの代替品についてコフレドール公式では、以下の記載がありました。
花王ブランドの他のブランド、花王ブランド カテゴリー別商品一覧を参考にご検討ください。
長年愛用していた方にとって、代替品を探すのは少し大変かもしれません。
代替品を探すにあたり、おすすめの方法をご紹介します。
- 「My KAO Mall」で探す
- 口コミサイトで探す
①「My KAO Mall」で探す
カネボウ化粧品が好きで、コフレドールをよく使っていたという方はぜひ、カネボウの公式通販サイト「My KAO Mall」をチェックしてみてください。
こちらでは、カネボウや花王の全ブランドの商品を簡単に探せます。
特に、コフレドールと同じ価格帯で似たようなアイテムを探している場合にぴったりです。
②口コミサイトで探す
代替品選びに迷ったときには、@cosmeやLIPSなどの口コミサイトで調べるのがおすすめ。
YouTubeでの商品比較動画もとても参考になります。
実際に使った人の感想やレビューを見ながら、選ぶ手助けになること間違いなしです。
代替品選びのポイントとコツ
代替品を選ぶ際には、まず自分の肌質や仕上がりに対する好みをしっかりと理解することが大切です。
例えば、乾燥しやすい肌の方は保湿力が高いものを選んだり、ツヤ感を求める方はその仕上がりを重視したりすることがポイント！
自分に合った使用感や仕上がりを明確にすることで、製品選びがスムーズになります。
さらに、これまで使っていたコフレドール製品で特に気に入っていた部分を思い出してみましょう。
例えば、仕上がりの質感や、持続力、肌への密着感などです。
その部分に焦点を当て、似た特徴を持つ製品を選ぶことで、より自分に合った代替品を見つけやすく、失敗を防ぐことができます。
こうしたポイントを意識して選ぶと、より満足できる結果が得られるでしょう。
まとめ
- 2024年6月に廃盤、12月末で販売終了した。
- 廃盤の理由は、メイクトレンドや価格帯の二極化したため。
- 人気の代替品は、プリマヴィスタ、ケイト、アルビオン。
- 肌質や仕上がりの好みを把握し、似た特徴を持つ代替品を選ぶ。
- 「My KAO Mall」や口コミサイト、YouTubeを活用して代替品を探すとよい。
これからの化粧品業界は、新しいブランドの登場や既存ブランドの進化がますます重要となります。
コフレドール廃盤後、どのブランドが市場で活躍するのか、注目していきましょう。
コフレドールが終了しても、新しいメイクアイテムに出会うチャンスです。
