「猫のしっぽカエルの手」は長年にわたってBSで放送された人気番組です。
人気の理由は、やっぱりベニシアさんの魅力ですよね!
ベニシアさんのありのままのライフスタイルに憧れた方も多いのではないでしょうか。
そんな番組も、とうとう最終回を迎えます…
多くの方が寂しく思うなか、なぜ終了することになってしまったのでしょうか。
ベニシアさんについて詳しく見ながら、最終回を迎えた理由を徹底調査しました!
「猫のしっぽカエルの手」が終了する理由は?
「猫のしっぽカエルの手」の人気を支えていたのは、出演されていたベニシアさんですよね。
引用:Venetia International Language School
そのベニシアさんがお亡くなりになったことが、番組が終了する理由です。
ご逝去は事前にわかることではありませんが、やっぱり突然のことでびっくりしますよね。
発表があった際は、SNSでの反応もとても多かったです。
「猫のしっぽカエルの手」(ETV)を観て、ベニシアさんのライフスタイルに憧れていたことを懐かしく思い出しました。たくさんの美しいものを見せてくださりありがとうございました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。 pic.twitter.com/HWymA5rPYF
— いとめ (@itome_army) June 25, 2023
お亡くなりになったのは、誤嚥(ごえん)性肺炎が原因…。
誤嚥性肺炎とは、本来は気管に入ってはいけないものが入ってしまうことで引き起こす肺炎のことです。
老化や脳血管の障害などの理由で飲み込む機能や咳をする力が弱くなります。
その結果、病気を発症される方が多いそうです。
そしてベニシアさんには以前から患っている脳のご病気がありました。
ベニシアさんの訃報が報じられた時は、こちらの病気が原因だと思った方が多かったみたいです。
2016年ごろからPCA(後部皮質萎縮症)という病気を患われていました。
番組でも伝えられたので、ご存知の方も多いと思います。
主な症状としては以下のものでした。
- 目が見えずらくなる
- 特定の期間の記憶が抜け落ちる
- 人を思い出せない
- 計画を立てたり、計画どおりに行動できなくなる
脳が萎縮してしまい、視覚障害と記憶障害を引き起こします。
ご主人の梶山正さんに「目があまり見えない」と訴えたことで病気が発覚しました。
ご病気が発覚してからは、お仕事をするのも難しくなっていたそうです。
病院での入院や施設での生活が続いていたので仕方がないですよね。
晩年は京都の自宅に戻っていて、2023年の6月に自宅で息を引き取りました。
「猫のしっぽカエルの手」の最終回はいつ?
「猫のしっぽカエルの手」は2023年9月現在で、最終回はすでに放送が終わっています。
最後に放送されたのは2023年4月15日です。
しかし、この最後の放送は最終回というわけではありませんでした。
最終回の真相とは?
最終回について調べていくと、なんと2021年までさかのぼります。
2021年9月21日放送 「ありがとう」
ファンの方の間では、「ありがとうの回」と呼ばれています。
こちらの放送が、実質的な最終回と言われているようです。
ベニシアさんを偲んで…「猫のしっぽ カエルの手」スペシャル版が再放送#猫のしっぽカエルの手 #NHKhttps://t.co/DOmLM6oPo3
— シネマトゥデイ (@cinematoday) June 27, 2023
どうしてかというと、この放送以降は過去の放送のリメイクや再放送となっているからです。
新しいエピソードが放送されなくなったんですね。
番組公式からの明確な最終回というわけではありません。
しかし、ベニシアさんの「今の声」が伝えられた最後の放送でした。
番組はなんと11年もの長い期間放送されています。
多くの方に愛されていたことがわかりますね…
猫のしっぽカエルの手は今日で最終回。ベニシアさんが日本の素敵な暮らしかたを教えてくれる番組でした。11年も放送されたそうなので、長年愛される番組だったと思います。
— トットリ (@Tottori_Kun) March 19, 2023
ベニシアさんのライフスタイルに憧れた方も多かったと思います。
ゆったりとした時間の流れに、癒しを感じますよね。
ベニシアさんとはどんな人?
ここではベニシアさんについて、ちょっと詳しくご紹介します。
本名はベニシア・スタンリー・スミスさん。
イギリス出身でハーブ研究家でした。
日本に来た当初は、英会話教室を経営されていたようです。
初めからハーブを扱っていたわけではないんですね!
1996年に京都の大原に移住してからガーデニングを趣味として始めました。
そして2002年にNHKの「わたしのアイデアガーデニングコンテスト」で特別賞を受賞しました。
趣味で始めたことなのに、評価されるまで仕上げるなんてプロ意識が高いですよね!
この受賞をきっかけに、ハーブ教室を始めたり、本を書いたり活動の場を広げていきました。
「猫のしっぽカエルの手」の番組は2009年4月から放送が始まりました。
BSになったのは2011年の放送からになります。
2013年には同じタイトルでドキュメンタリー映画にまでなったそうですよ!
まとめ
- 「猫のしっぽカエルの手」が終了した理由はベニシアさんが亡くなったから
- 亡くなった原因は「誤嚥性肺炎」である
- 以前から患っていた「後部皮質萎縮症」は死因とは直接の関係はない
- 番組の最後の放送は2023年4月の放送分になっている
- ファンの間では実質的な最終回は2021年9月の放送分を指す
「猫のしっぽカエルの手」はベニシアさんがいてこその番組でしたね。
他に変わる方はいらっしゃいません。
長年愛された番組で、残念がるファンの方も多かったですが…
最終回を迎えなければいけない理由がありました。
ベニシアさんの訃報には、惜しむ声の他に、多くの方が感謝の反応をしています。
番組を通して心の豊かさを与えてもらった方が多いのですね。
ベニシアさんのご冥福をお祈りすると共に、そのご活躍に感謝したいです。