除湿器には大きく分けて3つの種類があります。
コンプレッサー式、デシカント式、そしてこの2つの方式を組み合わせたハイブリッド式。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、おすすめなのがハイブリッド式です。
中にはコンパクトなタイプもあるので一人暮らしや狭い部屋でも使いやすいですよ。
今回はそんなハイブリッド式除湿器や、そのデメリットについて詳しく解説します。
Contents
コンパクトなハイブリット式除湿器のデメリットとは?
雨や梅雨のじめじめしたシーズンはもちろん、外干しは花粉やPM2.5なども気になります。
そんな方に大活躍なのが除湿器です。
その中でもおすすめなのが、ハイブリッド式除湿器と呼ばれるもの。
大きくなりがちなハイブリッド式除湿機。
ですが、中にはコンパクトなタイプも登場しています。
一人暮らしで部屋が狭い場合など、大きな除湿器を置くのは気が引けます…
コンパクトなものであれば、場所をとらないので狭い部屋でも気兼ねなく使用できますね!
【置き場所を取らず省スペースで‼️】#パナソニック のハイブリット式除湿器【F-YHUX90】
#ナノイーX で部屋干し臭を抑制☀️コンパクトなので衣類の真下においても邪魔になりません☝️
ぜひ3階 #除湿器 コーナーまで💁♂️
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コンパクトタイプの具体的なデメリット
コンパクトタイプにもデメリットはあるんです。
それはタンクが小さいこと!
除湿能力が十分でも、除湿した水を貯めるタンクが小さいと、すぐに満水になって停止します。
寝ている間に除湿しようとしたのに途中で止まっていた、なんてことになる恐れも。
狭い部屋ならコンパクトタイプでも問題ないでしょう。
しかし、広い部屋や大量の洗濯物を干しているところで使用すると、すぐにいっぱいになってしまうので注意しましょうね!
除湿器ごとに除湿可能面積の目安などが記載されています。
部屋に合った大きさのものを選ぶようにしましょう。
うちにある2台の除湿器両方ともパナで性能は申し分ないがタンク式だから梅雨時期は毎日3回ぐらい水捨てないといけないのが本当に面倒 パナは連続排水の製品無いんだよな ハイブリッドだと安全性確保できないものね
— pippoco (@pippo4g) May 18, 2021
コンパクトタイプのハイブリッド式除湿器はパナソニック(F-YHVX90)がおすすめ!

ハイブリッド式でコンパクトタイプをお求めの方にはこちらがおすすめ!
洗濯物の下における大きさが嬉しいですね。
タンクの容量は約2.4L。
ナノイーXも搭載しているので、気になる部屋干しのにおいも抑えてくれます。
ハイブリット式除湿器の4つのデメリット
ハイブリッド式はいいとこどりの除湿器ですが、残念ながらデメリットも。
- コンプレッサー式よりは電気代がかかる
- デシカント式よりは音が大きめ
- サイズが大きくなる
- 価格が高め
具体的に見ていきましょう!
1.コンプレッサー式よりは電気代がかかる
1年を通してみた場合、コンプレッサー式のみに比べて電気代は高くなります。
具体的には、冬場に電気代がかかるデシカント式を利用するため、その間の電気代が上がります。
2.デシカント式よりは音が大きめ
コンプレッサー式として動いている夏場などの間は、デシカント式よりも稼働音が大きめです。
音に敏感な方は少し苦手かもしれません。
コンプレッサー式とデシカント式は同時にではなく、切り替えで動作します。
そのため、それぞれのタイプのデメリットが全くなくなるわけではありません。
しかし、年間を通してみると、効果的に除湿できるのは間違いなし!
それぞれのメリットは2倍に、デメリットは半分にというイメージですね。
また、これ以外にも、ハイブリッド式ならではのデメリットもあるので知っておきましょう。
3.サイズが大きい物が多い
2つの除湿の仕組みを搭載しているため、どうしても本体サイズが大きくなりがち。
その分、製品の重量も重くなるので持ち運びには不便かもしれませんね。
4.価格が高め
2つの仕組みを搭載するために、コンプレッサー式やデシカント式に比べると価格が高い傾向があります。
あの除湿器はデシカント式で温かい空気が出るため夏に使用は向かないです(部屋が暑くなりなす)
ハイブリット式の除湿器は部屋は暑くならないそうですが重くてお高い。
一長一短ですねぇ。— yoggi0303 (@yoggi0303) May 26, 2018
ハイブリッド式は2つのタイプを一緒にしているので、内部には2つの除湿器が入っているようなもの。
どうしてもこれらのデメリットが出てしまうんですね。
ハイブリッド式除湿器の3種類を解説
- コンプレッサー式
- デシカント式
- ハイブリッド式
それぞれタイプについて、特徴を見ていきましょう。
1.コンプレッサー式
コンプレッサー式は、エアコンの除湿機能と同じ仕組み。
部屋の空気を取り込み、コンプレッサーを使って冷却することで空気中の水分を結露させ、空気中から取り除いて除湿します。
空気を冷やして除湿するため、温度が高い梅雨時期~秋ごろにかけて特に効率的に除湿することができます。
一方、気温が低い冬場には威力を発揮できません。
また、熱を利用しないため排熱が少ないので、夏場にも部屋が暑くなる心配がありません。さらには消費電力も少なくて済みます。
うわ~シャープから、ハイブリット式の除湿器(CV-NH140)出るのか、欲しい!!
去年買った、シャープのCM-J100が、コンプレッサー方式なので、どうしても、冬場の寒い時期の除湿能力落ちるんだよな~
欲しいけど去年買ったばっかだからな・・・w— nobumk2 (@nobumk2) March 23, 2021
2.デシカント式
デシカント式はゼオライト式とも呼ばれます。
ゼオライトというのは乾燥剤のこと。
除湿機の内部にゼオライトを使った除湿ローターが設置されており水分を吸収することで除湿します。
ローターの名前がデシカントローターなので、デシカント式と呼ばれているんですよ。
空気中の湿気を吸い取った後は、除湿機の内部でヒーターで加熱されます。
そうして水分を外に放出することで、再び空気中の湿気を吸い取ることが可能。
ヒーターを使用するので、気温が低くなる冬でも効率的に除湿できます。
音が静かなことも嬉しいメリットですね。
ただし、熱を利用するので夏場には部屋が熱くなってしまうのが残念なところ。
また電気代が高いというデメリットもあるので注意です。
3.ハイブリッド式
ハイブリッド式とは上記の2つのタイプのメリットをいいとこどりしたもの。
梅雨時期~秋ごろにはコンプレッサー式で除湿し、冬にはデシカント式で除湿します。
どちらを使用するかは、気温に合わせて自動で切り替えが行われるため、面倒な操作なども不要ですよ!
実家に除湿機をあげたので改めて自分の家用に除湿器を買ったんだけど、コンプレッサー式で部屋が暑くなりすぎたのでハイブリット式にしたら部屋の温度全然違うし水の溜まりもほとんどない!それでいて除湿の感じも申し分なし!進化してるな~~~
— as⊿ (@as83229944) October 7, 2022
まとめ
- コンプレッサー式よりは電気代がかかる
- デシカント式よりは音が大きめ
- サイズが大きくなりがちで、価格は高め
- 中には比較的コンパクトなタイプもある
- コンパクトタイプはタンクが小さめなものが多い
ハイブリッド式除湿器パワフルに除湿してくれる部屋干しの強い味方です。
うまく取り入れてジメジメにサヨナラしましょう!