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SBI新生銀行の評判が悪い!?メリットが無くなった2つの理由を徹底調査

首都圏を中心に、全国の主要都市に展開しているSBI新生銀行
かつては日本長期信用銀行とも呼ばれていたんですよ。

そんな新生銀行ですが、悪い評判が立ってしまっているんです。
公的資金の返済の目途が立っていないのは、有名な話ですよね…
またATM手数料の有料化によって「メリットが無くなった」なんて噂も。

ここでは悪い評判の理由や、噂の理由について調査します。

よつば
よつば
東京在住のわたしにとって、結構身近な存在の銀行です!

【SBI新生銀行】評判が悪い理由2選

引用:新生銀行ホームページ

さまざまな事情を経て、西暦2000年に再出発した旧新生銀行。
そんなSBI新生銀行ですが、評判が悪いんです。

SBI新生銀行の評判が悪い理由
  1. 公的資金の返済の目途が立っていない
  2. SBIホールディングスとの関係悪化

どうやらこの2つの理由が大きな要因のようですね。
2つの理由について詳しく調べてみました。

①公的資金の返済の目途が立っていない

2022年現在、SBI新生銀行には約3,500億円の公的資金の返済が残っています
この額を返済するためには、新生銀行の株価がかなり上昇しないといけないそう。

その額はなんと、今の株価の3倍以上!
株価の上がり方は企業によってさまざまだとは思いますが…
SBI新生銀行の株価は、なかなか3倍以上になりそうな雰囲気はありません。

つまり返済の目途が立っていないんです。

公的資金って、いわば国民の税金ですよね。
これには憤りを感じる人がいるのも、当たり前です。

もともとSBI新生銀行の前身は、日本長期信用銀行という銀行なんですよ。
こちらの銀行ですが、1998年に倒産し、一時は国有化されていたこともあったんです。

その後、海外の投資組合に売却され、2000年に新銀行として営業再開したんですよね。

その間、すでに合計で7兆円に近い公的資金が投入されているんです!
国民の税金が7兆円も1つの銀行に投入されていたとは、びっくりですね。

しかもそのうち約3,500億円が未返済という…
少しでも返済されてほしいですね。

②SBIホールディングスとの関係悪化

旧新生銀行ですが、2023年1月から「SBI新生銀行」に名前が変わりました。
というのも、SBIホールディングスとの関係が悪化し、SBI新生銀行はその傘下に入ることに。

SBIグループといえば、ネット金融最大手の企業。
これまでも、多くの地方銀行と業務提携を結んできていますよね。
またSBIグループは新生銀行の筆頭株主であり、両者の関係は良好でした。

しかし、きっかけは2021年1月に新生銀行がマネックス証券と業務提携を結んだこと。
マネックス証券といえば、SBIグループにとってはライバル企業です。
投資している銀行がライバル企業と協力し始めたら、もちろん面白くないですよね。

このことがきっかけで、SBIグループと新生銀行は対立するように。
以下、時系列で見てみましょう。

2021年1月新生銀行がマネックス証券との業務提携を発表。
2021年6月株主総会にて、SBIが新生銀行経営陣の選任議案に反対票を投じる。
2021年9月9日SBIが新生銀行の株式公開買付け(不特定多数の株主から株を買収すること)を実施することを発表。
2021年9月17日新生銀行は自社の株式を増やすことによって、SBI側の株式保有割合を減らす「ポイズンピル」を発表。
2021年10月21日新生銀行はSBIによる株式公開買付けの「反対」を表明。
このことにより、業界初の敵対的買収(買収される側の同意を得ないでする買収)に発展。
それ以降、新生銀行は救済してくれる他企業を探すものの不発。
2021年11月24日新生銀行はポイズンピルをやめ、SBIによる株式公開買付けを「反対」から「中立」に変更。
2021年12月11日SBIが新生銀行の株式保有比率が47.77%になり、株式公開買付けが成立したことを発表。
2021年12月17日SBIが新生銀行を連結子会社化したことを発表。
2022年2月8日臨時株主総会にて、新生銀行の経営陣が退任。

子会社化するためには、その企業の株式を半数近く買収する必要がありますよね。
そのためSBIグループは、新生銀行の株式を公開買付けしようとしたんです。
それに抵抗すべく、新生銀行は株式の数自体を増やそうとした、ということですね。

このことによって、世間からも悪い意味で注目されてしまいました…

結局、SBIグループの子会社となったSBI新生銀行。
金融業界でここまで泥沼化した例って、なかなか見ないですよね。
SBI新生銀行自体の評判が悪くなってしまうのも、わかる気がします。

よつば
よつば
SBI新生銀行は過去にも、あおぞら銀行との合併が破談になったりしてるんですよ…

【SBI新生銀行】メリットが無くなった理由2選

SBI新生銀行ですが、かつては「一番使いやすい」と言われた銀行でした。
ですが2022年現在、ユーザーから「メリットが無くなった」と言われてしまっているそう。

その主な理由がこちら。

メリットが無くなった理由
  1. 他行のネットバンクの台頭
  2. ATM手数料の有料化

ここでは上記2つの理由について、詳しく紹介します。

①他行のネットバンクの台頭

実はSBI新生銀行がインターネットバンキングに参入したのは、西暦2000年。
他の銀行は全く参入していなく、SBI新生銀行が先駆けでした。
当時ネットバンクを使いたい場合は、新生銀行のユーザーになるしかなかったんです。

初めて使ったネットバンクがSBI新生銀行だった、という方も多そうですよね。
https://twitter.com/MUU_CHAN_T/status/1435868962126893062

ペーパーレスが進んだことや、利便性によって、ネットバンクもかなり普及してきました。
他の魅力的なネットバンクに惹かれ、乗り換えてしまう人もいるかもしれませんね。

②ATM手数料の有料化

実はSBI新生銀行ですが、2018年9月末まではATM利用手数料が完全無料だったんです!
ですが、2018年10月からはお金を引き出すたびに110円かかってしまうことに。
それまで無料だったものが有料になるのは、少し抵抗を感じてしまいますよね。

このことによって、「メリットが無くなった」と考えるユーザーも。

新生銀行が設定しているシルバーステータスになれば、月3回までは無料になるのですが…
条件がなかなか厳しいんです。

  • SBI新生銀行に預けている資産の年間残高の合計が100万円以上
  • 口座に新生アプラスカードからの引き落としがあること

他行なら一番下のステータスでも、月1.2回は無料でATMを利用することができますよね。
これならSBI新生銀行から離れたくなってしまうのも、仕方ないのかも…

よつば
よつば
ネット金融大手のSBIグループの傘下になったんですし、これから何か変わればいいですね!

まとめ

まとめ
  • SBI新生銀行は、かつては日本長期信用銀行と呼ばれた銀行
  • 公的資金の返済目途が立っていないことや、SBIとの泥沼の争いから評判が悪くなった
  • 他のネットバンクの台頭、ATM手数料の有料化により「メリットが無くなった」という評価も

以上、SBI新生銀行まとめでした。

SBI新生銀行は歴史もありますし、多くのユーザーに愛されてきた銀行ですよね。
また活躍してほしいものです…!