2000年前後以降に生まれた人たちは、「Z世代」なんて最近呼ばれています。
だいたい10代~20代の若い人達です。
そんなZ世代を「使えない」とか「気持ち悪い」と思う人たちも中にはいるようです。
Z世代の一体どんなところがそう思われているのか、気になります。
Z世代の特徴や価値観などもあわせて調べてみました!
Contents
Z世代が使えない・気持ち悪いと言われる6つの特徴

Z世代が使えない、気持ち悪いと言われているのは、主に会社やビジネスでの場面。
出来ない事が多く、言葉づかいが気持ち悪いなどといった事が原因のよう…
ではその具体的な内容を調べてみました。
- PCが使えない
- 敬語が使えない
- すぐに転職する
- 電話できない
- 残業をしない
- 言葉使いが気持ち悪い
①PCが使えない
デジタル時代真っ盛りに生きるZ世代、PCはお手のもの!
と思いきや意外に使えない人が多いそうです。
https://twitter.com/root19_links/status/1682306030766800896
スマホやタブレットで日常生活のほとんどが事足りており、PCを使う機会がないから。
文字入力もフリック入力や音声入力でできてしまいます。
その為、タイピングが全然できないなんていう人もいるようです…。
②敬語が使えない
Z世代は上下関係があまり厳しくない時代に生まれ育っています。
敬語を使う習慣や環境が少ないといった傾向があります。
https://twitter.com/fukuuruonna/status/1631974190701002752
使えないというより、敬語を知らない、使い方が分からない、慣れていないという感じのよう。
ただビジネスの世界では敬語はとても大切です。
社会人になったらぜひ学んで使いこなせるようになってほしいですね!
③すぐに転職する

厚生労働省の統計をみると…
なんと約3人に1人は3年以内に転職しているという事がわかりました。
インターネットで転職情報や求人情報なども簡単に入手できる時代なので、選択肢も豊富。
転職理由も前向きなのが特徴です。
Z世代にとって
「仕事にやりがいを感じない」「自分に合わない」「会社に不満がある」
こういうことを感じると転職することにあまり抵抗を感じないようです。
④電話ができない

Z世代のコミュニケーションツールはスマホやタブレット端末です。
メールやチャットなどSNSでのやり取りが殆ど。
電話を使わない、友達の電話番号も知らないという人が多くいます。
そのため、いざ電話でやりとり!となった時慣れてません。
「どう話したらいいかわからない…」となってしまう人が結構多いのです。
電話対応の経験が少ないことによる恐怖心も理由にあるみたい…
他にも理由があるようですね。
- 電話で自分の作業が中断するのがストレス
- やりとりが文字に残らない非効率性
- 質問に回答を求められても、熟考する余裕がない
⑤残業をしない
Z世代は無駄な残業はしたくありません。
ワーク・ライフ・バランスを重視。
プライベートの時間はしっかり楽しむ傾向にあります。
https://twitter.com/Riko_551/status/1776050770569511100
40代くらいの上司や先輩方は残業も休日出勤も厭わない時代で働いてきています。
この事にびっくりしている人や中にはご立腹…という人も。
⑥言葉使いが気持ち悪い
Z世代で流行している言葉に違和感を覚え、気持ち悪いと感じる人もいるみたいです。
https://twitter.com/hamusoku/status/1665908816322654208
日常的に使っているZ世代は何も感じないと思います。
しかし耳なじみのない年長者にはちょっと気持ち悪く感じてしまうのでしょうね。
- 蛙化現象⇒好きな人の些細な行動や言葉で、突然気持ちが冷め嫌悪感を持ってしまう現象
- かわちぃ⇒かわいい
- なぁぜなぁぜ⇒なぜ?
- ~しか勝たん⇒「○○が最高だ」「○○がいちばんだ」
など
Z世代の価値観や特徴4つ
Z世代の価値観や特徴によく言われているのが以下の4点です。
それぞれについて説明していきます。
- デジタルネイティブ
- 多様性や個性が大切
- コスパ!タイパ!効率重視!
- 保守的な価値観
①デジタルネイティブ

Z世代が生まれた時から周りにはすでにインターネットや携帯電話が当たり前。
そのため日常生活にスマホやタブレットを使うのは当たり前です。
電話やメールではなくSNSでの交流も当たり前なんですね。
②多様性や個性が大切
Z世代は「自分らしさ」を大切にしています。
「みんな違ってみんないい」を大切にしています。
女性の社会進出やLGBTQが社会で受け入れられるように。
学校の教育や子育てでも個性を重視する傾向にかわってきました。
Z世代は自分の個性を大切にするだけではありません。
他の人の個性や多様性を尊重し受け入れ、とても柔軟で素敵な考え方を持っているのです。
自分に合った仕事をしたいという考え方を重視しているから、転職に抵抗がないのかも。
③コスパ!タイパ!効率重視!

Z世代は無駄なものや時間はどんどん省きます。
限られた自分の大切な時間有意義に使いたいと思う傾向があるそう。
動画などをながら見して、倍速視聴することなど効率を重視して行動します。
ネットで買い物したり、ミールキットを使って料理をする…
なんて行動も時間や手間を省く行動ですね!
④保守的な価値観
Z世代の生まれた育った時代の背景には社会不安が付きまといました。
リーマンショックなどの経済不況、超高齢化などの社会問題、戦争、震災など…
将来の希望があまり見出しにくい情勢でした。
そのことから他の世代より保守的な考えを持っています。
「失敗したくない!」という意識が強く、ミスや失敗に対して経験が少ないのです。
そういった背景から精神的に大きなダメージを受けやすいそう。
買い物などもしっかりと買う前に情報収集をしてから購入する人が多いですね。
Z世代当事者たちの不満
Z世代の当事者たちからは「Z世代」とひと括りにされるのを不満に思っています。
そんな口コミを集めてみました
https://twitter.com/chukiMaru888/status/1516593583750455296
https://twitter.com/Tama_chan_NIKKE/status/1775717545141772376
年長者が若者世代に対して単純に批判をしやすくするためのネーミングだという声も。
言われている当事者たちはあまりいい気分をしていないということもわかります。
そもそもZ世代とは?
1990年代の中~後半から2010年前後に生まれた世代を指すようですね。
とはいえ、はっきりとした定義はないようです。
Z世代(ゼットせだい)、ジェネレーションZ(英: Generation Z)とは、明確な定義は存在しないが、概ね1990年代中期頃から2010年前後に生まれた世代を指すことが多く、定義によって1998年から2007年、1995年頃から2009年など様々である。
引用:Wikipedia
まとめ
- 使えないとは出来ない事が多いため
- 言葉づかいが気持ち悪いと思われている
- 個性や多様性を大切にした柔軟な考え方ができる
- 効率を重視する傾向と保守的な価値観を持つ
Z世代に当てはまる年代の人たちの特徴や価値観を調べてみました。
Z世代と言っても、決して全員がみんな同じ考えや価値観を持っているとは限りません。
あくまで傾向としてとらえましょう。
一人ひとりと向き合い理解しあうことがとても大切だと思います。