発熱や頭痛、生理痛に効くとされているナロンエース。
そんなナロンエースが製造中止になったと言われているのはご存知ですか？
頭痛薬などの鎮痛剤はいろんな会社から出ていますが、ナロンエースはCMでもお馴染みですよね。
製造中止の話が本当であれば、その理由も気になるところです。
また、ナロンエースの副作用についても調べてみました。
ナロンエースが販売中止？3つの製品を調査
結論から言うと、ナロンエース自体は、製造中止になっていません。
ではなぜナロンエースが製造中止になったと言われるでしょうか。
ナロンエースは、痛みやターゲットにより種類が分かれています。
その一部の製品が2021年に製造中止になっており、リニューアルされて発売されていることがわかりました。
- ナロンエースR
- ナロンエースプラス
- ナロンエースロイヤル
一部の製品が製造中止になったことで、ナロンエース自体が製造中止になったという声が上がったのでしょうね。
ナロンエースは一部の製品の製造中止の代わりに、リニューアルして発売されていることがわかりました。
製造中止になった製品はどんな製品だったのでしょうか。
ナロンエースR
（引用元：大正製薬 製品情報サイト）
ナロンエースRは、男性をメインターゲットとして発売されていた頭痛薬。
2009年に発売され、鎮痛効果だけでなく、胃の粘膜も保護してくれる製品です。
鎮痛剤というとなんとなく女性のイメージが強いですよね。
ナロンエースRは、男性でも手に取りやすいようにパッケージをシンプルにしていました。
ナロンエースプラス
（引用元：大正製薬 製品情報サイト）
ナロンエースプラスは、女性をターゲットにした製品です。
「つらい生理痛に速くよく効く」というのが売りで販売されていました。
小型の錠剤なので女性でも服用しやすい形状です。
パッケージもピンクで女性をイメージしているのでしょう。
生理中はただでさえ気分が下がりますよね。
鎮痛剤とはいえ、可愛いパッケージだと気分も上がります。
そういった配慮も嬉しいですね。
ナロンエースロイヤル
（引用元：ドラックストアクリエイト）
ナロンエースロイヤルは、繰り返す辛い痛みを早く改善する製品。
頭痛だけでなく、生理痛、歯痛、肩こりなどの痛みの緩和や発熱時の解熱作用があります。
パッケージから見ても、男性も女性も使いやすいパッケージになっています。
ナロンエースの製品3つが製造中止になった理由
それぞれが製造中止になった理由は、発表されていません。
ですが大きな要因は、やはりリニューアルでしょう。
リニューアル製品として発売されたナロンエースプレミアム。
この製品は、製造中止になったナロンエースロイヤルと主成分がほとんど同じ製品です。
ターゲットごとに悩みも違いますが、今はジェンダーレスの時代。
男女でターゲットを分けるのは時代遅れなのかもしれませんね。
そういった意味で、ナロンエースプレミアムは現代社会に合った製品と言えるでしょう。
ナロンエースプレミアムの副作用は？
（引用元：大正製薬 製品情報サイト）
2021年にリニューアルして発売されたナロンエースプレミアム。
ここではナロンエースプレミアムの副作用についてまとめました。
副作用とは言っても、どんな薬にも副作用はあります。
飲み方や飲み合わせに注意すれば大丈夫なパターンがほとんどです。
アナフィラキシーショック
服用後すぐに、皮膚への異変が見られたらアナフィラキシーショックを疑いましょう。
具体的には皮膚のかゆみや、じんましんなど。
稀に、息苦しさや動悸などの症状が出ることもあるようです。
肝機能障害
発熱やかゆみ、発疹などが出たら、肝機能障害の可能性があります。
全身のだるさや食欲不振になることもあるとのこと。
喘息
普段、喘息持ちでない方に喘息のような症状が出たら、薬の副作用かもしれません。
- 息をするとヒューヒューと音が鳴る
- 咳が止まらなくなる
- 息苦しさがある
このような重篤な副作用が出てしまった場合は、直ちに服用を止めましょう。
そして、薬の説明書を持って病院で診てもらってくださいね。
ただ、上記のような副作用が出ることは稀で、体質や飲み合わせが原因なことがほとんどです。
薬は本来、病気や痛みを改善するためのもの。
どんな薬にも副作用はありますが、あまり心配し過ぎる必要はないかと思います。
重篤な副作用が出る場合のほとんどが過剰摂取など、飲み方を間違えていることがほとんどです。
服用方法をきちんと守れば問題ないかと思います。
まとめ
ナロンエースについて調べてみましたがいかがでしたでしょうか。
- ナロンエース自体は製造中止になっていない
- 一部の製品を製造中止にし、リニューアルしている
- 痛みにはやく効く
- 副作用は一般的な薬品と同じ
ナロンエースは製造中止になっていませんので、愛用者も安心してくださいね。
それどころかリニューアルされてより良い製品になっていることが期待できます！
薬ですので、どうしても副作用の可能性はありますが、過剰な心配は必要ないかと思います。
服用方法をきちんと守って、上手に取り入れましょう。
