2024年3月現在では、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンが多く販売されていますよね。
購入を検討されている方もいるのではないでしょうか。
騒音がひどい場所でも快適に音楽が聴けるのは、嬉しいポイント。
ただ、ノイズキャンセリングは耳に悪いなど、良くない情報も耳にします。
今回は、ノイズキャンセリングは本当に耳に悪いのかを調査しました。
圧迫感を感じるという情報もあるので、そちらも併せて解説します!
Contents
ノイズキャンセリングは本当に耳に悪い?
ノイズキャンセリングが耳に悪いという医学的な根拠はありません。
むしろ、騒音時にボリュームを上げなくて済むので耳への負担が軽減されるんだとか。
実は、イヤホンは難聴のリスクを高めると言われています。
地下鉄など、周りの騒音が大きい時、音楽が聞こえず、ボリュームを上げますよね。
大きな音に晒されることで耳の細胞が徐々に傷ついてき、永久的な聴力損失につながると言われています。
ノイズキャンセリング機能がついていると、音量を必要以上に上げる必要がなくなります。
それによって難聴を防ぐことができるんです。
一度悪くなった聴力は、二度と回復しないと言われています。
そのため、自分で予防することが必要ですね。
ノイズキャンセリングで圧迫感を感じる2つの原因を解説!
難聴を防ぐことができるノイズキャンセリング機能。
では、なぜ耳に悪い、圧迫感があるなどの情報があるのでしょうか。
圧迫感を感じる原因を調べてみました。
- 反騒音の影響を受けるから
- 不自然な静寂に慣れていないから
- イヤホンの形が原因なことも
①反騒音の影響を受けるから
1つ目の理由は、反騒音の影響です。
ノイズキャンセリングは、外部の騒音を遮断するために反騒音を生み出します。
反騒音とは、外部の音の波形とは反対の波形を意味します。
これによって騒音をキャンセルしているわけです。
この反騒音は、耳の鼓膜に微細な振動をもたらします。
そによって、一部の人は圧迫感や疲労を感じることがあるんだとか。
久しぶりに骨伝導イヤホン以外のイヤホンを使っている。カナル型の圧迫感すごい。でもノイキャンはある方が集中できるな。
— HAL (@QwQ_OwOb) March 14, 2024
②不自然な静寂に慣れていないから
2つ目は、ノイズキャンセリング機能が作る静寂が不自然だからです。
人々は、さまざまな音の中で日々生活をしています。
電車の音、車の音、人の声など、たくさんの生活音に囲まれていますよね。
都会に住んでいる人は、特に騒音に慣れているかと思います。
そのため、ノイズキャンセリングは不自然に感じることがあるんだとか。
突然の静寂は、一部の人にとっては、違和感や疲労感を感じるようです。
③イヤホンの形が原因なことも
3つ目は、イヤホンやヘッドホンなどの形のフィット感です。
イヤホンも私たち人間の耳も、さまざまな形をしていますよね、
自分の耳の形に合ったものを選ばないと、圧迫感を感じるようです。
耳の穴に対してイヤホンが大きすぎると、耳に負担がかかるとのこと。
自分の耳に合ったイヤホンやヘッドホンを選ぶことが需要です。
ノイズキャンセリングを快適に使うためには?
ノイズキャンセリング機能を使うと耳が詰まるような感覚になることがあるようです。
快適に音楽を聴くための対処法をご紹介します。
- ノイズキャンセルのレベルを設定する
- シリコン形状のももを使う
- 定期的にイヤホンを掃除する
①ノイズキャンセルのレベルを設定する
ノイズキャンセル機能がついているイヤホンは、レベルの設定ができるものがほとんど。
不自然な静けさが好みでない人も、自分に合うレベルで周りの音が遮断できます。
自分の好みや、その日の体調に合わせて強度を変えられるのは良いですよね。
Ankerのノイキャン特化イヤホン使ったら飛行機の音80%くらいカットしてくれて感動してる
— つる (@RuRu__neru) March 16, 2024
②シリコン形状のものを使う
シリコン型のイヤホンを使うと疲れにくいでしょう。
シリコンは、その人の耳の形に合わせて形状を変えやすい特徴があります。
そのため、付けている時の違和感を感じにくいのが特徴です。
耳が疲れやすい、圧迫感を感じやすい人は、シリコンのイヤホンがおすすめですよ。
③定期的にイヤホンを掃除する
ノイズキャンセリング機能のあるイヤホンは「カナル型」の形状のものが多いです。
カナル方は、耳の穴に深く装着するタイプがほとんど。
そのため雑菌が侵入しやすいと言われています。
頻繁に使用する場合は、耳の中が不衛生になり、耳の病気になる可能性も。
ですが、清潔な状態を保っていれば、そのような心配はないかと思います。
体に装着するものですので、定期的に掃除をし、綺麗な状態で使用しましょう。
まとめ
ノイズキャンセリングイヤホンについて調べてみましたが、いかがでしたか?
- 耳に悪いと言われている根拠はない
- 騒音のひどい場所でも音量を上げずに済む
- 無駄な音量調整が不要なため難聴予防になる
- 不自然な静かさで圧迫感を感じる場合も
- 強弱が調整できるイヤホンがベスト
- 通常のイヤホンより雑菌が溜まりやすい
なんとなく、耳に悪いイメージを持たれていますが、実際には逆でした。
騒音時には無意識に音量を上げてしまいますが、ノイズキャンセリングならその必要なし。
聴力への影響も軽減されて、快適に音楽が楽しめそうですね。
周りの音を遮断してくれるノイズキャンセリング機能。
使う場所によっては危険なこともあるかと思います。
安全な使い方で音楽を楽しみましょう。