アクアは長年人気を誇るトヨタのハイブリッド車です。
ですが、ネット上で「アクア中古」と調べてみると「後悔した」
「やめたほうがいい」との声が見られます。
中には「危険」といった意見も。
車は人生において大きな買い物になるので、出来れば失敗したくないですよね?
なぜ中古のアクアの購入はやめたほうがいいのか?
アクアの購入が向いている人はどんな人か詳しく記していきますので、是非ご覧ください!
Contents
中古アクアは危険だからやめたほうがいい?後悔・失敗した4つの具体例
結論から言うと、事前に下調べすれば中古アクアを後悔せずに買うことができます。
後悔してる人の意見を見てみると…
ライフスタイルの相違等でアクアとのミスマッチが起き「こんなはずじゃなかった」との意見が多かったです。
代表的な後悔や失敗の具体例を4つ紹介します。
- 安全装備が現行品に劣る場合がある
- メンテナンス費用が高くなる
- 天井が低い、後部座席が狭い
- 設備面で不満が出ることがある
①安全装備が現行品に劣る場合がある
Toyotaは安全装備として「Toyota Safety Sense」を設定していますが、アクアは年代によってその性能が異なります。
アクアは2015年11月~2018年3月生産モデルが「Toyota Safety Sense C」。
2018年4月以降生産モデルが「Toyota Safety Sense」を設定しています。
以下に比較表があるのでご覧ください。
Toyota Safety Sense | Toyota Safety Sense C | |
プリクラッシュ セーフティー | 〇 ※昼夜の歩行者に対応 | 〇 |
レーン ディパーチャー アラート | 〇 | 〇 ※ステアリング制御なし |
オートマチック ハイビーム | 〇 | 〇 |
レーン トレーシング アシスト | 〇 | × |
ロードサイン アシスト | 〇 | × |
レーダークルーズコントロール | 〇 | × |
引用:モビリコマガジン
年代によって安全装備がかなり変わることが分かりますね。
新型アクアはトヨタの予防安全パッケージであるToyota Safety Senseを全グレードに標準装備しています。
・衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ(PCS)
レーダーとカメラを用いて前方の障害物を検知し、
衝突の危険がある場合、まずドライバーにブザーとディスプレイ表示で警報を出すことでブレーキを踏むように促す。ドライバーが衝突の危険に気づいてブレーキを踏んだ場合、強力なブレーキアシストが作動。
・レーンディパーチャーアラート(LDA)
カメラによって走行車線の白線や黄線を認識し、車線逸脱の可能性を検知した場合にはブザーとディスプレイ表示でドライバーに警報を出すことで、車線逸脱による衝突事故の回避を支援。
・オートマチックハイビーム(AHB)
カメラによって対向車のヘッドランプ、または先行車のテールランプを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えることで、
他の車両のドライバーの眩惑を低減するとともに、夜間の前方視界
確保を支援。
・レーントレーシングアシスト
白線や黄線が見えにくい場合、先行車を追従してハンドル操作をサポートし、車線をはみ出しそうな時はブザーで知らせ、ステアリング制御を行う。
・ロードサインアシスト
標識をカメラで認識し、マルチインフォメーションディスプレイに表示します。
速度規制値を超えた場合などには、表示の点滅などでお知らせする機能もあります。
・レーダークルーズコントロール
先行車を検知して、適切な車間距離を保てる速度に自動で調整し、先行車がいなくなった際は、設定速度で走行を続けます。
引用:トヨタ公式サイト
②メンテナンス費用が高くなる
車は年数や走行距離が増える度にメンテナンス費用がかかるようになってきます。
その中でも特に注意して確認しておきたいのがバッテリー。
アクアのようなハイブリッドカーのバッテリーは駆動用と補機用の2種類があります。
補機用は3年に1回の交換基準となっています。
車のパフォーマンスに直結する駆動用バッテリーは、走行距離平均15万キロで交換が必要。
交換費用は15〜20万円ほどかかります。
そこまで走ると既に車の寿命のような気もしますが…
走行距離が多く古すぎる車はおすすめできません。
車を購入する時は走行距離もですが、メンテナンスの履歴も確認しておいた方が良さそうです。
③天井が低い、後部座席が狭い
アクアはコンパクトカーなので仕方がない気もするのですが、狭いという意見が見られました。
https://twitter.com/dxtory4649/statuses/1104671186053619712
後部座席や収納がコンパクトです。
なので、ファミリー層や、アウトドア好きでたくさん荷物を積みたいという方には向かないと思います。
また、天井の高さの意見から大柄な方よりかは小柄な方の方が乗りやすいと思いました。
④設備面で不満が出ることがある
10系のLやMX系のBのグレードは、法人用やレンタカーで使用されるモデルです。
廉価という点から、シンプルな作りに。
法人用等として使うのには困らないのですが、後部座席の窓の開閉が手動であることが不便との意見が多かったです。
また、最近の車はほとんどパーキングブレーキが足側にあります。
しかし、古いモデルだと手で引くタイプのサイドブレーキなので、慣れないと言う意見も。
最初の頃のアクアってパーキングブレーキは手で引くやつだったし、私のは違うけど低いグレードのだと後部座席の窓が手回し式だしでやばい
間違っても中古で買ったら後悔するしかない— なごみ (@Rxxxcy) June 15, 2022
アクアはこんな人におすすめ!2つのメリットを解説
ここまでデメリットを挙げてきました。
ですが、次に挙げるメリットを重視する方にはアクアはおすすめです!
- 燃費のいい車に乗りたい
- 低価格でコスパに優れた車に乗りたい
①燃費のいい車に乗りたい
アクアは燃費の良さで有名ですよね。
ガソリン価格が高騰しているときに、燃費がいいといいというのはありがたいポイントです♪
https://twitter.com/soluno2/statuses/1725178784784007648
トヨタの公式サイトでは2021年モデルが29.3〜35.8 km/L。
2011年モデルが27.2〜29.8 km/Lとあります。
実際の口コミでもその位の燃費だということが分かりました。
②低価格でコスパに優れた車に乗りたい
2021年アクアは約10年ぶりにフルモデルチェンジし、「新型アクア」となりました。
そのためこのモデルチェンジのタイミングで乗り換える人も多く、程度の良い中古車がたくさん出回っています。
以下はアクアの新車と中古車の参考価格になります。
2021年モデル | 2011年モデル | |
新車カタログ価格 | 198万円~259.8万円 | 169万円~261万円 |
中古車価格 | 19.8万円~276万円 | 19.8万円~202.8万円 |
※2023年11月現在
引用:楽天Car
最近は軽自動車でも200万円越えが普通になってきているため、この価格で安心の安全装備もついていると考えたら大変コスパが良いですね。
ネット上では、このような意見が見られました。
「ほぼフル装備にして300万円弱なので、高級車並に装備を充実させてもこの価格なら安いと思います。」
「300万円未満で、ここまで安全快適装備をふんだんにつけられるのは、今のところアクアだけかと思います。 」
「ハイブリッド車で、こんなに安くて申し分ない最高&最善の車を出してくれたトヨタに大感謝です。
十二分に満足なコンパクトカーです。」
引用:価格.com
まとめ
- しっかり事前に下調べすることが大事
- ライフスタイルに合わせた車選びをする
- 燃費の良さやコスパを重視するならアクアはおすすめ
中古のアクアの購入に関して調べてみましたが、いかがでしたか?
危険といった意見もありましたが安全装備がしっかりしていることが分かりました。
また、人によってメリットと感じるかデメリットと感じるかはそれぞれだと思います。
これを見て後悔のない車選びをして下さい!