現金書留は、補償付きでお金を郵送できます。
送料(480円)はかかりますが、直接会えない人にお金が送れて便利です。
現金書留に使用する封筒は、なんでもいいのでしょうか?
調べたところ、専用の封筒でなくても3つの条件をクリアすれば大丈夫。
今回は、現金書留に使える封筒の条件や送り方について調査しました。
Contents
現金書留の封筒はなんでもいい?条件は3つ
引用元:日本郵便
現金書留は専用封筒でなくても3つの条件をクリアしていれば送れます。
- 厚手で破れにくい紙製封筒
- 中身が透けない二重封筒
- 現金が収まり、折り目がつかない程度に余裕があるもの
一方、次のような封筒は避けましょう。
- 薄くて破れやすい封筒
- 窓付きや簡易的な包装用封筒
現金書留の専用封筒のメリット4つ
現金書留には、郵便局で購入できる専用の封筒があります。
そういえば!数年ぶりに現金書留の封筒買ったら様変わりしてて!あの宛名部分の複写のペロペロは⁉︎二重になった封筒をこう、ミルフィーユみたいに封するの好きだったのに‼︎ pic.twitter.com/iNkzbghKAj
— ちも (@sweet_iron_key) May 13, 2023
- 1枚21円(税込)
- たて19.7cm、よこ11.9cm
- 紙に包んだお札、ご祝儀袋がそのまま入る大きさ
現金書留に使う封筒は、条件を満たしていればなんでもOKのはず。
それなのになぜ、専用の封筒が存在するのでしょうか?
専用封筒を使用する理由は以下の4つです。
- 強度がある
- 現金送付に適した仕様
- 不正を防止できる
- 取り扱いの注意を促せる
①強度がある
専用封筒は一般的な封筒よりも厚手で丈夫に作られているので、郵送中に破れるなどの危険性が少ないです。
紙質がしっかりしているので、現金の保護に最適なのです。
②現金送付に適した仕様
送り主や受取人の氏名・住所を記載する欄が設けられているので、手続きがスムーズに行えます。
③不正を防止できる
専用封筒は封をしたあとに開けると、跡が残る仕組みになっています。
また、閉じ目にまたがるように割り印も入れるので、故意に開封されるリスクを防ぎます。
④取り扱いの注意を促せる
決められた封筒を使用することで、一目で現金書留だとわかり、適切な取り扱いが確実になります。
その他の封筒を使用し、記載が十分でなかった場合、補償を受けられない可能性もあります。
現金書留は現金を安全に送るための郵便サービスであり、
専用封筒をあらかじめ制定しておくと、郵便事故を未然に防ぐことができます。
これにより、安全なサービスを提供することが可能になっています。
現金書留の送り方
現金書留の送り方を調べました。
専用封筒の場合と、専用封筒を使わない場合で異なるので気をつけましょう。
専用封筒の場合
専用封筒に現金を入れ、送り主と受取人の住所・氏名を記入します。
それから郵便局の窓口へ行き、「現金書留で送る」ことを伝えましょう。
現金書留では、郵送料と合わせて480円の書留料金がかかります。
また、紛失等が発生した場合に、最大50万円まで補償されます。
1万円までは追加料金なしで補償してもらえますが、補償額をそれ以上にしたい場合は、5,000円ごとに11円が加算されます。
専用封筒を使わない場合
自分で用意した封筒で現金書留を送るにはどうすればいいのでしょうか。
ポイントは3つです。
- 表面に赤字で「現金書留」と記載する
- 封をした部分に割印をする
- 窓口に持ち込み、中身が現金であることを申告し手続きする
現金書留封筒を使わない場合でも、それと同様の記載が必要です。
「現金書留」としっかり明記し、取り扱いの注意を促しましょう。
一般的な封筒を使用すると、他の郵便物に紛れる可能性があります。
窓口で中身が現金であることを伝えると確実です。
自分で用意した封筒が使用できるかどうか不安な場合は、窓口で相談してください。
まとめ
- 現金書留は専用封筒でなくても送れる
- 破れにくい丈夫な紙でできたものを選ぶ
- 専用封筒と同等の記載をして郵便局へ持ち込む
- 専用封筒を使用すると中身を紛失するリスクを回避できる
現金書留とその専用封筒について調査しました。
現金書留は非常に信頼性の高いサービスであり、専用封筒を使用することでその利点を最大限活用することができます。
その他の封筒も使えますが、その場合でも専用封筒と同等の記載をして、不利益を被ることのないよう注意しましよう。
現金書留を必要とする場面で、ぜひ参考にしてみてください。