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個人向け国債は毎月買うべきか?10年満期やデメリット・メリットを大調査!

銀行の利息が超低金利の中、個人向け国債が話題になっています。
貯金代わりに買うべきなのか、買うとしたら毎月買うべきか、迷いますよね。

調査の結果、毎月買ってもいいという事がわかりました!
今回は個人向け国債10年満期についてやデメリット・メリットについて解説します。

よつば
よつば
一緒に個人向け国債についてみていきましょう!

個人向け国債は毎月買うべきか?2通りの買い方を解説

個人向け国債を毎月買うべきかは、個人で変わるでしょう。
買い方には2通りあります。

  1. 一括で購入する。
  2. 毎月積み立てで購入する。

自身に予算に合った購入方法を選ぶと良さそうですね!

1、一括で購入する。

まとまった資金がある場合は一括で購入するのがおすすめ
何もせず手元においておくよりは金利がついたほうが得ですよね。

10年のものは、満期まで10年間あります。
中途解約せずに満期になって解約するつもりであれば、まとめて購入したほうがはやく満期になりますね。

ただし、1年間は中途解約もできません。
数年以内に使用予定があるのなら、現金は預金でおいておくほうが良いでしょう。

2、毎月積み立てで購入する。

個人向け国債は毎月積み立てで購入することができます。
まとまった資金がない場合は、毎月少しずつ買い足していくのがいいでしょう

1万円から購入することができるので、資金がなくても購入しやすくなっています。
貯金代わりに少しずつ積み立てて資産運用することができるので、株などを買うよりハードルが低いですね。

よつば
よつば
自分に合った購入方法を選びましょう。

個人向け国債の10年満期が人気の理由は?

個人向け国債には10年、5年、3年満期の3種類があります。
10年満期のものが金利も高く人気です。

5年、3年ものは預金とあまり金利が変わりません。
わざわざ手間をかけて買うメリットは少ないでしょう。

5年満期、3年満期との違いは?

10年満期のものは変動金利なのに対し、5年満期、3年満期のものは固定金利となります。
令和5年2月17日現在の金利は以下のとおりです。

変動10固定5固定3
満期10年5年3年
金利タイプ変動固定固定
利率(税引き後)0.32%(約0.25%)0.15%(約0.12%)0.05%(約0.04%)

参考:財務省HP:現在募集中の個人向け国債・新窓販国際

資金が拘束される期間が長いほど、金利が高くなっています。
また、現在はまだまだマイナス金利継続中。

超低金利で利率を固定してしまうのはもったいないですね。
少しでも金利が上昇する可能性のある変動金利を選ぶほうがリターンが大きくなりそうです。

よつば
よつば
個人向け国債を買うなら変動10がおすすめです!

個人向け国債のデメリット・メリットは?

銀行預金でも株や投資信託でもなく、個人向け国債を選ぶ理由とはなんでしょう?
気になりますよね!

もちろん個人向け国債にもデメリット・メリットがあるようです。
ここではそれぞれに分けて解説していきますね。

個人向け国債のデメリット

以下に個人向け国債のデメリットについて3つ挙げています。

  1. 購入後1年間は基本的に換金できない。
  2. 満期以前に換金する場合は中途換金調整額(直前2回分の各利子[税引前]相当額×0.79685)がマイナスされる。
  3. 株式や投資信託のような資産の成長はない。

個人向け国債は基本的に中途換金が可能ですが、1年間は原則換金できません
例外として、大災害などによって保有者が亡くなるなどといったような場合のみ、換金が認められています。

なので、購入後すぐに資金が必要になったとしても使えません。
何かあった場合に使用するかもしれないお金は、普通預金などでおいておくほうが安心です。

また、中途換金可能といっても、満期以前に換金する場合は中途換金調整額(直前2回分の各利子[税引前]相当額×0.79685)が差し引かれます
元本割れするわけではないのですが、少し残念な気持ちになりますよね…

個人向け国債は資産運用のひとつといっても、国債自体が運用されるわけではありません。
そのため資産の成長は利息分のみ。

株や投資信託では、元本割れの可能性が出てくることも。
一方では、運用によって大きく資産を増やす可能性もあるんです。

国債ではマイナスにならない分、大きな成長も期待できないことは理解しておかないといけませんね。

よつば
よつば
購入してすぐは換金できないというのは重要です。

個人向け国債のメリット

では個人向け国債を買うメリットは何でしょうか?

  1. 銀行預金よりは金利が高い。
  2. 国が保証した安全資産である。
  3. 中途解約してもマイナスにはならない。

現在では銀行預金の金利はとても低いです。
平均すると税引き前の金利が0.002%で、高金利で話題のネット銀行のあおぞら銀行でも0.2%です。

じつは個人向け国債の変動10でも、少し前まではあおぞら銀行より低かったんです。
しかし最近は税引き前の金利0.32%とあおぞら銀行を追い抜きました

まだまだ1%以下なので、そこまで高くはありません。
しかしその名の通り金利は変動していくもの。

今後の上昇に期待ですね!

また、個人向け国債は国が保証した商品になります。
日本国内における資産としては一番安全です。

というのも、銀行預金ではペイオフ制度で1000万円を超えると保証されません。
一方で、個人向け国債は元本とその利息を国が保証してくれているのです。

銀行と日本国だと、どっちのほうが先に倒れる可能性があると思いますか?
…日本が崩壊しない限りは国債は安全という事ですね♪

安全資産としてよくあげられるものは主に預金、国債、保険です。

この中で、資産形成に保険を利用する人も多くいます。
しかし保険は満期以前に解約すると、大きなマイナスになることがほとんど…

個人向け国債では、利子分から中途換金調整額が引かれますが、元本がマイナスにはなりません
絶対に損はしたくない人には最適な投資先かもしれませんね。

金融機関では、対象金額に対してキャッシュバックキャンペーンを行っていることもあるとのこと。

ぜひチェックしてみてください!

よつば
よつば
デメリット・メリットをしっかり理解してから購入しましょう!

まとめ

個人向け国債まとめ
  • まとまった資金がない人は毎月積み立てがおすすめ。
  • 3種類あるが、変動金利の10年満期のものがおすすめ。
  • 中途換金可能だが、1年間は換金できない。
  • 元本割れがなく安心だが、大きくは増えない。
  • 国が保証しているので安心。

いかがだったでしょうか。
インフレが進み2024年からは新NISAが始まるなど、国としても投資を進めています。

その一方でこれまであまり投資をしてこなかった人にはなかなかハードルが高いですね。
いきなり株や投資信託といった投資は怖いという人もいるでしょう。

個人向け国債は国が保証してくれていて、元本割れもない安心な商品です
まずは国債の積み立てから資産運用を始めてみるのはいかがですか?

よつば
よつば
最後までお読みいただきありがとうございました!