フワフワな毛とつぶらな瞳がかわいらしいマルチーズ。
小型犬のため、室内犬として飼う人も多いのではないでしょうか?
しかし、飼い方を検索すると「捨てたい」や「性格悪い」というキーワードが出てきます。
さらには、「気持ち悪い」という言葉もありました。
見ていて悲しい気持ちになりますね。
今回は、マルチーズを捨てたいと思う理由や性格悪い・気持ち悪いといわれるのか調査!
また、飼う時のしつけ法や注意点も併せて参考にしてみて下さい。
Contents
マルチーズを捨てたいと思う理由は「凶暴だから」

マルチーズを捨てたいと思う理由は「凶暴化してしまうことがあるから」
という声がありました。
マルチーズが嚙みついたので捨てたいというツイート
https://twitter.com/fuluran/status/832278900499623938
確かに噛まれる方は大変ですが…
マルチーズが凶暴になるのは、飼い主にも原因があるみたいです。
なぜマルチーズは凶暴化するのか?
では、なぜマルチーズは凶暴化してしまうのか?
その原因の1つが「甘やかし」です。
犬が「かわいいから」という理由で、飼う人が多いかと思います。
しかし、しっかりとしつけをせずに甘やかして育ててはいけません。
甘やかされて育った子犬は、成犬になるとわがままな性格になってしまうのです。
また、犬には上下関係を強く意識するという習性があります。
そのため、飼い主さんを下だと見ると言うことを聞かなくなってしまうことも…
マルチーズに限らず、犬を飼ったら子犬の頃からしっかりとしつけをしましょう。
マルチーズが性格悪いといわれる理由2選
甘えん坊で穏やかな性格のマルチーズ。
しかし、マルチーズの性格が悪いという声もあります。
なぜ、性格が悪いといわれてしまうのでしょうか?
- 警戒心が強い
- 怖いもの知らず
詳しく見ていきます。
①警戒心が強い
マルチーズは警戒心がかなり強い性格の犬種です。
そのため、よその犬とすれ違ったり、訪問客が来たりするとよく吠えます。
また、少し物音がしただけでもけたたましく吠えることもあるのです。
マルチーズにとっては、自分や飼い主さんを守るため吠えているだけ。
ですが、何もしていないのに急に吠えられるので、人は怖いと感じてしまうのです。
性格が悪いと思われても無理はありません。
②怖いもの知らず
マルチーズは怖いもの知らずという性格も持っています。
そのため、相手が自分より大きい犬でも向かっていき、人にも率先して吠えていきます。
番犬としては、とても優れた犬種です。
ですが、あまりにも吠える場合はしっかりしつけして、抑えていく必要があります。
マルチーズが気持ち悪いといわれる理由
一部の人々の間で、「マルチーズが気持ち悪い」という声も挙がっています。
その理由として考えられるのが、マルチーズ特有の行動と性格です。
マルチーズは、人懐っこく好奇心旺盛な性格をしています。
そのため、心を許した相手には積極的に近づこうとするのです。
このような行動が、一部の人々には「気持ち悪い」と感じられるのでしょう。
しかし、これはマルチーズが相手に好意を持っている証。
マルチーズの気持ちを理解することで、この誤解は解消されるのではないでしょうか。
マルチーズが吠える2つの理由!しつけ方も調査
マルチーズは警戒心が強いため、よく吠えることを先ほどお伝えしました。
マルチーズに限らず、犬が吠える理由は大きく分けて2つあります。
- 警戒吠え
- 要求吠え
犬にとっては理由があって吠えているのですが…
飼い主さんからすると「無駄吠え」をしているように見えるのです。
それでは、それぞれのしつけ方を見ていきましょう。
①警戒吠え
マルチーズは神経質で警戒心が強い犬種です。
知らない犬や人が自分のテリトリーに入ってくると、異常に反応して吠えてしまいます。
この警戒吠えを直すには、飼い主さんとの信頼関係を築くことが必要です。
知らない人に吠える場合は、その人が敵ではないことを教える必要があります。
友人や近所の人に協力してもらい、その人から手渡しでおやつをもらうことで、「この人は悪い人ではない」と警戒心を解くことができます。
よその犬に吠える場合は、散歩する時間をずらしたり、ルートを変えてみたりするのが効果的です。
②要求吠え
マルチーズは甘えん坊で愛情深い性格をしています。
そのため、構ってほしいという気持ちを強く表すのです。
「遊んでほしい」や「散歩に行きたい」「なでなでしてほしい」などの気持ちを伝えるために吠えてきます。
この要求吠えには、ときには心を鬼にし根気よくしつけをしていくことが必要です。
要求吠えをしてきたら、無視をするようにしてください。
要求に応じてしまえば、応えてもらえると勘違いしてしまうからです。
無視をしてもおさまらない場合は、他の部屋に行くなどして離れるようにします。
そして、吠えるのをやめたら、褒めてあげましょう。
マルチーズが飼い主さんの言うことを聞いたら、ちゃんと褒めるのがおすすめ。
そして、一緒に遊ぶようにしましょう♪
そうすることで、ふたりの信頼関係はますます強くなっていきます。
マルチーズを飼うときの注意点3つ

マルチーズは警戒心が強い性格ですが、人懐っこく朗らかで、好奇心旺盛という一面もあります。
また、見た目もかわいいので飼ってみたいと思う人もいるはず。
そこで、ここではマルチーズを飼うときの注意点を見ていきます。
- 社会化トレーニング
- 適度な運動
- 毎日のブラッシング
詳しく見ていきましょう。
①社会化トレーニング
子犬の頃から社会性を身につけさせることが大切です。
飼い主以外の人や犬、生活音、環境の変化に対して十分に慣れさせるのがおすすめ。
多くの経験を積ませることで、過剰な警戒心を持たせないようにしましょう。
散歩に慣れてきたら、他の人や犬とコミュニケーションをとりながら育てていくのも良いですね!
②適度な運動
マルチーズは散歩時間をあまり必要としません。
1日2〜3回、10〜20分程度の短い時間でも大丈夫です。
しかし、あまり外に出さないでいるのもよくありません。
いざ外に出なければいけないときになって、外が怖くなってしまう可能性があるからです。
そのため、日光浴や外部環境に慣れさせる必要があります。
天気の良い日は定期的に外に連れ出してあげるようにしましょう。
③毎日のブラッシング
マルチーズの被毛は、とても滑らかでフワフワです。
しかし、毛が長いため毛玉ができやすく絡まってしまうこともあります。
そのため、毎日のブラッシングが必要なのです。
また、被毛はカットしなければ床まで伸び続けるので定期的なトリミングが必要です。
いつまでも清潔できれいな毛並みでいてほしいですよね。
まとめ
- 捨てたい理由は凶暴化するためである
- 警戒心の強さが「性格が悪い」といわれる原因になっている
- 積極的に近づくという行動が「気持ち悪い」と感じさせてしまう
- 吠える理由は、警戒吠えと要求吠えの2つある
- 飼うときは、丁寧なしつけと毎日のブラッシングが必要である
今回はマルチーズについて調べてみました。
吠えるという行為は、すべての犬にとっては必要なものです。
なぜなら、自分や飼い主さんを守るため。
しかし、人間側からすれば「無駄吠え」と捉えてしまうのです。
犬を飼うときはしつけをしっかりしましょう。
特にマルチーズは賢いので、しつけをしっかりすればすぐに覚えます。
「しつけ」と「遊び」の区別をしっかりつけて、楽しいドッグライフにしたいですね。