春の訪れを感じさせる鮮やかな黄色の可愛らしい花が特徴のミモザ。
生花の状態でも楽しむことができますが、初心者でも加工が難しくないためドライフラワーやウェディングブーケとしても大人気!
しかし「ミモザを植えてはいけない」「周りの迷惑になる」という声もあるので、いざ買うとなると不安になりますよね。
この記事では、ミモザを植えてはいけないと言われるのは何故なのか、周りの迷惑になる理由を調査しました。
また、小さく育てる方法をあわせてご紹介します。
Contents
ミモザを植えてはいけない2つの理由
結論から言えば、風水的にはミモザは植えても問題ありません。
風水においてミモザは、黄色い花の色から金運アップとして使われています。
西の方角は金運や恋愛運を統べる方角、北西は出世運なども司るので、ミモザを西に植えれば運気アップに期待大です♪
さらに鮮やかな黄色で家全体の運をアップしてくれる『シンボル・ツリー』としての役割も!
また、ミモザは風水では「土の気」を持っているので、集中力アップの助けにもなります。
では何故植えてはいけないと言われるのでしょうか?
理由は2つあるようです。
- 落葉樹は縁起が悪い
- 成長が早くて大きくなる
2つの理由について調べてみました。
①落葉樹は縁起が悪い
落葉樹は「葉が落ちる」「葉が散る」ということから縁起が悪いと言われています。
ですが、縁起が良いとされている「桜」も同じ落葉樹ですので特に気にする心配はないようです。
②成長が早くて大きくなる
ミモザは大きく育つ樹木で、1年で1m以上の高さになることもあります。
ミモザの枝は縦横に広がり、全高が最大10m以上にもなるので、周囲の日当たりが悪くといったデメリットも。
そのため、ミモザを植えるには比較的広い場所を確保する必要になってきます。
ミモザが迷惑と言われる3つの理由

ミモザはとても大きく育つという理由以外にも、周囲の迷惑になると言われる理由が3つあります。
- 隣の家まで倒木してしまう
- 花粉が舞いやすい
- 害虫が発生する
3つの理由について調査しました。
①隣の家まで倒木してしまう
ミモザは幹が柔らかい植物です。
雨が降ると水分を吸収し、その重みで枝が折れるおそれも…
雪が積もると木が根元から折れて倒れてしまう危険もあります。
隣の家との境界に植えた場合、倒木するとトラブルになってしまいますよね。
②花粉が舞いやすい
春になるとスギやイネの花粉症と同様、「アカシア(ミモザ)花粉症」の症状が出る人も。
スギやイネは風によって受粉しますが、ミモザは虫が花粉を運び受粉するのでアレルギーの原因となることは少ないと言えます。
しかし、ミモザが多く自生しているオーストラリアなどでは「アカシア(ミモザ)花粉症」になる人が多いようです。
③害虫が発生する
アカシア類であるミモザは、「カイガラムシ」がつきやすい樹木です。
カイガラムシは、殺虫剤が効きにくく駆除が難しい厄介な害虫です。
気付いたら一気に増えているということが多いので早めの対策が必要になります。
ミモザを小さく育てる3つの方法
ミモザは大きく育つ植物とご紹介しましたが、小さく育てる方法もいくつかあります。
- 鉢植えで管理する
- 小さめの種類を選ぶ
- こまめに剪定する
それぞれの方法について紹介します。
ミモザを育てるときは参考にしてみてくださいね♪
①鉢植えで管理する
ミモザは鉢植えで管理することができます。
根の成長範囲が小さくなるので、全体的な成長もゆっくりで樹高も低くなります。
長期間同じサイズの鉢で管理していると根詰まりを起こしてしまうので成長過程で鉢を少しずつ大きくするといいでしょう。
また、ミモザは若木のうちは幹が細く折れやすいため注意が必要です。
支柱を立て、日当たりがよく強風に当たらない場所で管理することが大切になります。
②小さめの種類を選ぶ
ミモザは小さめの品種もあるので、小さく育てたい場合は品種選びも大事です。
比較的小さいタイプの品種を4つご紹介します。
成長速度が早いと言われるミモザでも、大きくなりすぎず安心して育てられます。
種類 | サイズ | 特徴 |
スノーウィーリバー | 樹高3~4m | 葉が小さく小ぶり |
オールリーフワトル | 樹高2~4m | 通年で花を楽しめる |
ハーフムーンアカシア | 樹高1.5~3m | 葉が半月型 |
ウィーピングワトル | 樹高2~4m | 通年で花を楽しめて花付がよい |
③こまめに剪定する

ミモザを小さく育てる場合も、すでに大きくなる種類のミモザを植え付けてしまった場合にも剪定は有効です!
ミモザはしっかり剪定することで、ある程度樹高を維持し綺麗な状態を保てます。
ただ、やみくもに剪定すると枯れるなどトラブルに繋がることがあるので注意が必要です。
まとめ
- ミモザは縁起が悪いと言われるが、風水的には金運がアップする植物
- 大きく育つ植物のため、植えるには広い場所の確保が必要
- 倒木、花粉、害虫によって周囲の迷惑になる可能性がある
- 小さく育てるには鉢植えで育てると良い
- 小さめの品種を選び、しっかりと剪定することで綺麗な状態を保てる
以上、ミモザを植えてはいけない理由と迷惑にならず小さく育てる方法をまとめました。
運気アップだけでなく、上手に育てて毎年春の訪れを感じてみてくださいね!