生活全般 PR

名古屋銀行は危ないのか?潰れる噂や合併の可能性についても調査!

愛知県名古屋市に本店を構える地方銀行・名古屋銀行
そんな名古屋銀行が「危ない」「潰れる」という噂があるけど本当なのでしょうか?

2022年10月現在、銀行の合併についてのニュースを聞くことも多くなりました。
そんな中、名古屋銀行が合併する可能性はあるのか調査しました!

よつば
よつば
名古屋銀行は東海地方で愛されている地銀です♪

名古屋銀行の経営状況は危ないのか?

引用:名古屋銀行

日本格付研究所(JCR)が2022年4月に公表した名古屋銀行の格付けは「A」で債務履行の確実性が高いと評価されています。
経営状況は危なくないと言えるでしょう。

愛知県内では三菱UFJ銀行に次ぐシェアを誇るのが名古屋銀行です。
1949年創業で愛知県を中心に2022年3月31日現在、113カ所(支店112、出張所1)の店舗があります。

2022年3月決算では名古屋銀行単体で経常収益49,600百万円、経常利益11,600百万円、当期純利益8,300百万円の見込みで安全な経営状況でしょう。

格付とは、企業が発行する個別の債券について、約定通り元利金が支払われる確実性の程度を、一定の符号によって格付会社が情報として提供しているものです。企業の信用力評価的な要素が強く、広い意味で銀行そのものの信用度を表しています。
名古屋銀行は、株式会社格付研究所(JCR)から長期発行体格付について「A(シングルA)」の格付を取得しており、当行に対する高い評価を受けております。
引用:名古屋銀行

よつば
よつば
利用者としては信用のできる銀行に大切なお金を預けたいですね!

名古屋銀行が潰れるという噂の真相とは?

2021年12月、名古屋銀行と同じく愛知県名古屋市に本店を置く第二地銀の「愛知銀行」と「中京銀行」が経営統合することが発表されました。
2022年10月に経営統合し、2024年の合併を予定しています。

これまで、名古屋銀行は愛知県内トップの第二地銀でした。
この合併により、名古屋銀行は愛知県内2位の第二地銀に変わります。

愛知県では名古屋銀行・愛知銀行・中京銀行が第二地銀トップ3行。
そのため、合併のニュースは大きな話題となりましたね!

とはいえ、規模が逆転するだけなので、変わらず潰れる可能性は低いです。
これはただの噂に過ぎないでしょう。

もし銀行が潰れても預金保護制度により、普通預金などは1,000万円+破綻日までの利息が保護されるので安心してくださいね。

よつば
よつば
第二地銀の中で名古屋銀行は北洋銀行・京葉銀行に次ぐ3位の規模なんです!

名古屋銀行が合併する可能性はある?業務提携との違いとは?

名古屋銀行は2022年4月、静岡銀行との包括業務提携を発表しました。
一部システムや事務部門の共同化による経営効率化を目指し5年で100億円程度の提携効果を見込んでいるようです。
経営統合や合併については検討していないとのことです。

人口減少などにより収益が減少し厳しい状況になる可能性はあるため、今後も必ず合併しないという保証はありません。

新型コロナウイルスの影響や低金利でどの地銀も経営環境はあまり良くないのが現状です。
そんな中、包括業務提携を結ぶことでコスト削減や収益の強化の狙いがあるようです。

  • 業務提携
  • 経営統合
  • 合併

言葉は聞いたことはあるけど一体何が違うのでしょうか?
調べてみました!

よつば
よつば
ニュースでもたまに耳にする機会がありますよね!

業務提携

今回、名古屋銀行と静岡銀行が行うのが業務提携です。

業務提携とは技術やノウハウをお互いの利益の為に利用することを言います。
お互いの良い所を上手く活用することで経費削減や利益アップに繋がります。

業務を提携する関係なので、名古屋銀行・静岡銀行ともに銀行名など変更はありません。

経営統合

経営統合は業務提携より銀行間の結びつきが強くなります。

お互いの銀行とは別に1つの持株会社を作り、持ち株会社が両銀行の全株式を保有します。
○○フィナンシャルグループや○○ホールディングスという名前は見たことがある人も多いのではないでしょうか?
持ち株会社でよく使われる会社名のようです。

経営統合の場合も銀行名は今まで通りで変更はありません。

合併

合併は経営統合より銀行間の結びつきが強くなり、完全にお互いの会社が1つになります。

合併とは、複数の会社が契約により1つの法人格に統合する取引をいう。合併の形態には、吸収合併と新設合併がある。
吸収合併は、合併当事会社のうち1社が他の会社を吸収して存続し、他の会社は解散して消滅し、吸収会社が会社の財産、従業員等一切の権利義務を包括的に引き継ぐ形態をいう。
新設合併は、すべての合併会社が解散すると同時に、受け皿として新しい会社(新設会社)を設立し、解散する会社の従業員、財産等の一切の権利義務を包括的に引き継ぐ形態をいう。
新設合併は、合併当事会社すべてを解散させる手続きの煩雑さ、許認可の取消し、登録免許税などのコスト面で不利になることが多く、実務的には採用されるケースは少ない。
引用:経営ナレッジ

名古屋銀行と静岡銀行は合併については検討していないとのことでした。
ひとまず業務提携という形でお互い協力していくようですね。

業務提携<経営統合<合併の順番で両者の結びつきが強くなっていくのが分かりました!

まとめ

まとめ
  • 名古屋銀行は愛知県内の第二地銀でトップの銀行
  • 日本格付研究所の格付はA評価をもらっている為信用度は高い
  • 愛知銀行と中京銀行の合併により第2位の第二地銀に逆転する
  • 潰れる可能性は低く危ない経営状況ではない
  • 静岡銀行と包括業務提携を結ぶが合併の予定はない

名古屋銀行が危ない・潰れるのでは、というのは単なる噂だということが分かりました。
今後利用する人にとって使いやすいサービスが提供されるようになるといいですね!