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積立nisaは20年経ったら利益はどれくらい?シミュレーションで解説!

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子供の教育費、老後の生活資金など将来必要なお金の準備にオススメなのが積立nisa
初心者でも簡単に始められて、貯蓄することができるんですよ。

「投資は、危ないのでは?」
「実際どのくらいお金が増えるの?」
など気になる事が多いですよね!

そこで今回は、積立nisaは20年経ったらどれくらい利益がでるのか調べてみました。
5年後、10年後、20年後でシミュレーションしてみたので参考にしてみて下さい。

よつば
よつば
積立nisaを始めようと思っている方は参考にしてみて下さい!

積立nisaの利益はどれくらい?知っておきたい3つのポイントを紹介


積立nisaで20年間運用すると、ただ貯金するよりも利益が出る可能性が高いようです!

利益を計算する上で、知っておきたい3つのポイントをまずは抑えておきましょう。

3つのポイント
  1. 投資する金額
  2. 投資する商品の利回り
  3. 複利効果

以上の3つのポイントについて解説していきます。

ポイント①投資する金額

投資する金額によって利益率は異なります。

投資する金額の非課税枠は年間最大で40万円までです。
これを月々の金額で考えると、40万円÷12ヶ月=33,333円となり、月々最大33,333円までの投資が可能となります。

非課税期間は20年間と長期の投資となりますので、金額は無理なく続けられる額を設定してくださいね。

ポイント②投資する商品の利回り

投資する商品の利回りとは、投資した金額(元本)に対して「どれくらい増えたのか」を示す割合のことです。
一般的には、1年間の平均的な収益の割合(年利)を示します。

利回りは、金融商品を購入する際にはとても重要な基準になります。
利回りが高くなるほど、リスクが高くなる傾向にありますので、投資する商品を選ぶ際は、利回りを必ず確認しましょう。

積立nisaの平均的な利回りは3~7%です。

ポイント③複利の効果

積立nisaは、長期投資なので複利の効果が得られます。

複利は運用で得た利益分も上乗せして次の投資に回すので、利益がさらに利益を生んで利息が付く仕組みになっています。
長期的に投資が出来る、積立nisaで利益が出る理由の1つです。

積立nisaの利益率をシミュレーションで解説!(5年、10年、20年後)

積立nisaで利益が出やすい理由について解説したところで、実際運用するとどうなるのか調べてみました。

今回は、以下の3つの利回りで30000円、10000円、5000円で積み立てた場合で紹介していきます。

  1. 年利3%:安全な運用で、じっくりコツコツ行いたい方向け
  2. 年利5%:リターンとリスクのバランスを取りたい方向け
  3. 年利7%:リスクは高いけど、高い収益を狙いたい方向け

参考にしてみて下さい!

①利率3%:安全な運用で、じっくりコツコツ行いたい方向け

初心者向けのローリスクローリターンで、運用した場合でも利益がでるようです。

毎月の積立額5年後10年後20年後
30,000円累計積立額1,942,2074,193,7579,829,817
最終金額1,800,0003,600,0007,200,000
運用益142,207593,7572,629,817
非課税分28,889120,622534,247
10,000円累計積立額647,4021,397,9193,276,606
最終金額600,0001,200,0002,400,000
運用益47,402197,919876,606
非課税分9,63040,207178,083
5,000円累計積立額323,701698,9601,638,303
最終金額300,000600,0001,200,000
運用益23,70198,960438,303
非課税分4,81520,10489,041

※単位:円

リスクを取りたくないけど、投資を始めてみたい方にはおすすめです!

②年利5%:リターンとリスクのバランスを取りたい方向け

リターンとリスクをほどほどにとったバランス型は、投資に慣れてきた中級者の方におすすめです。

毎月の積立額5年後10年後20年後
30,000円累計積立額2,042,7014,649,76212,223,733
最終金額1,800,0003,600,0007,200,000
運用益242,7011,049,7625,023,733
非課税分49,305213,2591,020,571
10,000円累計積立額680,9001,549,9214,074,578
最終金額600,0001,200,0002,400,000
運用益80,900349,9211,674,578
非課税分16,43571,086340,191
5,000円累計積立額340,450774,9602,037,289
最終金額300,000600,0001,200,000
運用益40,450174,960837,289
非課税分8,21735,543170,095

※単位:円

③年利7%:リスクは高いけど、高い収益を狙いたい方向け

リスクを負っても、ハイリターンを狙っていきたい方におすすめです。

毎月の積立額5年後10年後20年後
30,000円累計積立額2,147,9525,160,56615,312,182
最終金額1,800,0003,600,0007,200,000
運用益347,9521,560,5668,112,182
非課税分70,686317,0291,647,990
10,000円累計積立額715,9841,720,1895,104,061
最終金額600,0001,200,0002,400,000
運用益115,984520,1892,704,061
非課税分23,562105,676549,330
5,000円累計積立額357,992860,0942,552,030
最終金額300,000600,0001,200,000
運用益57,992260,0941,352,030
非課税分11,78152,838274,665

 

※単位:円

よつば
よつば
利回りや月々の積立金額によってかなり金額の差があるんですね。

積立nisaは、複利運用なので、長く運用するほど利益が上がっていきます。
とはいえ、長期間の運用を続けるのは大変なことです。
家計の負担になることのないよう、無理のない範囲で検討してみてくださいね。

金融庁のHPには資産運用シミュレーションがあります。
目標金額を入力すれば月々いくら積み立てればいいのかもわかります。
参考にしてみてください。
参考:金融庁資産運用シミュレーション

積立nisaは20年経ったらどうする?非課税期間後の3つの対応方法を紹介


対応方法としては、以下の3つがあります。

20年後の対応方法
  • 売却して現金化する
  • 課税口座で引き続き運用する
  • もう一度、積立nisaで運用を行う

では3つの対応方法について、見ていきましょう。

①売却して現金化する

満期をむかえた積立nisaの運用として、一番簡単なのは売却して現金化する方法です。
非課税期間中の売却なので、税金が掛かることもありませんし現金化する際の手数料も必要ありません。

ちなみに投資信託の売却は20年を待つ必要はありません。
今が売り時だと思ったり、現金がすぐに必要な事態に陥った時はいつでも売却することができます。

ただし、積立nisaは長期間の運用に向いている投資信託です。
売却せずに長く保有しておいたほうがいいでしょう。

また、20年後というと、定年退職をむかえる方もいらっしゃると思います。
60~65歳以降は働いて得られる収入や年金だけでは生活が厳しくなる可能性もあります。

生活費が足りなくなった時に、積立したお金を少しずつ引き出していくのもいいでしょう。
老後の不安が少しはなくなるのではないでしょうか。

②課税口座で引き続き運用する

非課税口座での運用が終わっても、課税口座で運用を継続することも可能です。

積立nisa口座で保有している投資信託は20年の非課税期間が終わると、自動的に同じ金融機関の「課税口座」に移されます。
課税口座に移ったとしても、非課税期間に得た利益には課税されません。

ただし、購入してから20年経った投資信託は「課税口座に移された時点の金額で購入した投資信託」とみなされるため、その後の値上がり益には課税がされます。

③もう一度、積立nisaで運用を行う

積立nisaは、ロールオーバーができませんが新たに積立nisaで投資できます。

今までの運用で得た利益を現金化して、そのお金を元に新しく積立nisaを始めるのもいいでしょう。

ただし、新たに積立nisaを行う場合も、年間の非課税投資枠は40万円まで。
それ以上の金額で投資を行う場合は、課税口座を使うこととなります。

補足:ロールオーバー制度と注意点

積立nisaには、ロールオーバー制度がありません。
ロールオーバーとは、非課税期間が終了した時に保有している金融商品を、翌年の非課税投資枠に移行することです。

ロールオーバー制度があれば、それまでの投資額を引き続き非課税投資枠で運用できるのですが、積立nisaではそれができないのです。
そのため、非課税期間の20年後には、なんらかの対応が必要となるわけです。

ただし、積立nisaを始めてから20年経ったからといって、すぐに全ての投資信託に対して対応をする必要はありません。

なぜなら、非課税期間終了の時期は20年分が一度に来るわけではないからです。

積立nisaで投資信託を購入してから20年経つと非課税運用はできなくなりますが、20年分の投資信託すべてに対してできなくなるわけではありません。

非課税期間20年間は、毎年の購入分に対して与えられるものです。
投資してから20年後には1年目の投資分が非課税期間満了を迎え、その翌年は2年目の投資分が非課税期間満了を迎えます。

例えば、2022年に積み立てた投資信託は20年後の2031年までが非課税期間、2023年に積み立てたものは2032年までが非課税期間となります。

つまり、積立nisaは、積み立てられる(購入できる)期間が20年間であり、また買い付けた投資信託を非課税で保有できる期間も20年なのです。

このように積立nisaの20年の購入期間が終わったからといって、すべて売却してしまうと…

それ以降も非課税期間のある投資信託に対して最大20年の非課税期間を待たずに現金化することに
利益を最大限大きくするために、焦る必要はありません。

このことをしっかり念頭に置いておいてください。

よつば
よつば
焦って対応する必要はないんですね!

積立nisaで20年後に元本割れしていた場合の3つの対処法を紹介!

積立nisaは金融庁が薦める投資信託ですが、『投資』である以上、投資金額を下回ってしまう『元本割れ』を起こすリスクもあります

資産運用は自己責任なので損失が出たとしても補償はしてもらえません。

短期的にみると元本割れをする可能性がありますが、過去のデータ上では10~20年の長期運用だと元本割れしていません。

直近ではやや値下がりしてはいますが、長期間でみると右肩上がりになっています。

しかしこれも過去の話です。
投資はよく検討した上で行ってください。

万が一、元本割れした場合の対処法について調べてみたので確認しておきましょう。

元本割れしていた場合の3つの対処法
  1. 慌てて売却せず、そのまま保有する
  2. 一部を『定率』で現金化する
  3. すべて売却する

この3つの方法をそれぞれ説明します。

元本割れ対処法①:そのまま保有する

20年後に暴落したときは、「慌てて売却せずにそのまま保有する」のが一番賢い方法です。

なぜなら、積立nisaの非課税期間終了の時期は、一度には来ないからです。
暴落した時に非課税期間が終了するのは、20年前に積み立てた1年分だけ。
暴落による影響は積立資産の20分の1にすぎないのです。

そのため、生活費に余裕があるのなら、課税口座にそのまま移行して相場が回復するのを待つのが最も賢い対処法となります。

最近の株式市場は1年に1回は暴落する傾向があります。
急落した時に慌てて売却してしまうと、今までコツコツと積み立ててきた資産を安い価格で手放してしまうことになります。

積立nisaは分散投資を行っていますし、リーマンショックやコロナショックで発生した株価暴落による世界経済不況の時も、世界の中央銀行が株価対策を行っています。
暴落となった場合でも、5年以内には回復する可能性が高いです。

暴落時でも焦って売却せずに相場が回復するまで我慢して保有し続けたほうがいいでしょう。

元本割れ対処法②:一部を『定率』で現金化する

生活費に余裕がない場合などは、一度にすべてを売却せずに「その年の投資残高から毎年〇%」といったように、積立資産の一部を『定率』で現金化していくのもおすすめです。

『定額』ではなく『定率』です。

定率にすれば、相場が安いときは少額を引き出し、相場が高いときは多めに引き出すことで積立資産をより長く運用することができるからです。

また、少しずつ現金化すれば、その年に使う予定のない資金はそのまま運用を続けることで運用益を得られます。

尚、売却には手数料が掛からないので、少しずつ現金化してもコストの心配はありません。

元本割れ対処法③:すべて売却する

その後もさらに損失が拡大すると予測される場合や、多額のお金が必要になった場合は、売却するのも1つの方法です。

もしその時点で必要なお金が他の預貯金などで賄える額なら、そちらの取り崩しを優先して積立nisaでは資産を育てることを優先した方が賢明でしょう。

よつば
よつば
20年後に暴落していたとしても、慌てて売却せずに相場が回復するのを待とうと思います

積立nisaって何?


積立nisaとは、ずばり『投資信託』です。

投資に不安がある方も多いですが、積立nisaは始めるのにハードルの低い投資なんですよ。
金融庁の厳しい審査を通った投資信託なので、初心者でも安心して始められます。

2022年3月時点で、積立nisa口座は「586万9555口座」にもなっていて、とても人気があります。
年代別に見てみると、

  • 30代:170万口座
  • 40代:146万口座
  • 20代:112万口座

20~40代で全体の7割超を占めています。
働く現役世代が資産形成しやすい投資信託なんですね。

投資信託はわかりやすくいうと、投資家から集めたお金を運用のプロが世界中の様々な株や債券などに投資する金融商品です。

なので、あなたが「どの投資信託を買うか」を決めるだけで、世界中の金融商品に投資することができるんですよ。
運用のプロは世界中にネットワークがあり深い知識を持っているので、あなたが投資について難しい勉強をする必要もなく、相場の上がり下がりをずっと観察する必要もありません。

簡単な説明でしたが、投資信託については理解できたでしょうか?
そんな投資信託のひとつである積立nisaについてここからは説明します。

積立nisaの特徴

積立nisaには以下の特徴があります。

  • 投資信託で得た利益は年間最大40万円まで非課税
  • 非課税で保有できる期間は投資した年から20年間
  • 100円からでも投資可能
  • 維持費が掛からない
  • 対象となる投資信託は『積立・分散・長期投資』に適した商品となるよう法令上の条件がある
  • 毎月の積立金額を途中で変更したり、投資を一旦休止することも可能

積立nisaの利益が非課税になるとは?

積立nisa最大の特徴である「投資信託で得た利益はすべて非課税」について説明します。

よつば
よつば
非課税になるってそんなにいいことなんですか?

はい、これは長期的にみるととっても凄いことなんです!

積立nisaには、以下の2つの特徴がありましたね。

  • 投資信託で得た利益は年間最大40万円まで非課税
  • 非課税で保有できる期間は投資した年から20年間

一般の投資を行うと、利益の一部は税金として納める必要があります。

一般の投資で納める税金
  • 所得税 15%
  • 住民税 5%
  • 復興特別所得税 0.315%
    (東日本大震災の復興に必要な財源を得るために創設された税金)

この合計が20.315%です。
投資を行って利益が出ても20.315%分も引かれてしまうんです。

もし投資の利益が100万円出たと考えてください。
手元に残るのは、約80万円。20万円の差はかなり大きいですよね。

積立nisaは20年間の長期投資ができますから、利益の額が大きくなる可能性はとても高いです。
その中での、20.135%の非課税枠はかなり大きな数字なんですよ。

積立nisaを行うためには、積立nisa用の口座開設が必要で、2042年まで可能です。(1人1口座まで)
2042年に積立nisaで投資を始めた場合でも最長2061年まで投資で得た利益が非課税となります。

積立nisaで知っておきたい用語まとめ

積立nisaは、月に1回自動で同じ額の投資信託を購入できる積立型の投資方法です。
同じ金額で投資するので、価格が高い時は少なく安い時は多く購入することができます。
金融用語で「ドルコスト平均法」といい平均買付金額を下げてくれることから、比較的リスクが低い投資法と言われています。

他にも、実際に購入する際に、抑えておきたい用語がいくつかあるので紹介します。
「分散投資」「長期投資」「信託報酬」「分配金」についてまとめているので参考にしてみて下さい。

「分散投資」とは?

積立nisaにおける分散投資とは主に、時間・資産・地域を分散して投資することをいいます。

分散投資
  • 時間の分散
    投資タイミングを分散することで、売買価格を平均化。
    長期間投資により価格変動のブレを小さくする効果がある。
  • 資産の分散
    1つの投資先に投資するより、値動きの異なる複数の資産に分散して投資を行うことで、価格の変動が小さくなりリスクを軽減することができる。
  • 地域の分散
    投資先の地域を複数の国や地域に分散することで、より安定的に世界経済の成長の利益を得ることができる。

3つの分散投資のポイントを理解して、投資先を検討するとリスクを減らせそうですね。

「長期投資」とは?

長期投資とは、投資を長期間行うことです。
長期間投資を行うことで、結果的に元本割れする可能性を低くすることができます。

投資信託の価格は上がったり下がったりを繰り返すため、価格が下がった時には積立投資をやめることを考えがちですが、積立nisaは長期間運用するほうが利益が増えます。

価格の変動には過剰に反応せずに、長期的な積立・分散投資を心がけましょう。

積立nisaの投資信託は長期投資に適したものになるように基準が設けられ、法令上以下の3つの条件が設定されています。

  • 販売手数料が0円であること。(金融用語で『ノーロード』と言います)
  • 信託報酬が低いこと。積立nisaの信託報酬率は1.5%以下となっています。
  • 毎月分配金が支払われない商品であること。

「信託報酬」「分配金」とは

信託報酬は運用してくれる人に払う手数料のことで、分配金は投資先からもらえるお礼のお金です。

投資信託は、投資のプロに運用をお願いするのでそこに手数料が発生します。
それが信託報酬です。
具体的に支払う相手は運用会社・投資会社・信託会社で、運用資産から少しずつ引かれます。

この信託報酬は長期間の運用では大きな金額となります。
同じような内容の投資信託でも、信託報酬の金額が違う場合もありますので、信託報酬は必ず比較検討してから商品を選択しましょう。

また、分配金とは投資信託に投資していれば定期的に得られる可能性のあるお金です。
株の配当金に似ています。

ただし、分配金は投資に回せるお金の一部を取り崩したものです。
分配金を受け取らずに運用をすすめれば、複利効果で利益が増すので分配金なしの投資信託も増えています。

よつば
よつば
積立nisaの投資信託は低コスト商品に限定されているんですね。


まとめ

以上、積立nisaについて解説しました。

がわかりましたね。

投資初心者でも手軽に始められる積立nisa。
自分の資産を少しずつ積み立てて、20年後の将来を少しでも余裕をもってむかえられるようになるといいですね。