出雲大社は日本屈指のパワースポットで、縁結びの聖地としても有名。
毎年10月には日本中の八百万(やおよろず)の神様が、出雲に集まります。
神様が不在になるこの月は「神無月(かんなづき)」といわれ…
出雲だけは「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。
そんな格式高く、古い歴史を持つ出雲大社でやってはいけないタブー。
「呼ばれる」と感じる不思議な体験、やばいエピソードをご紹介します!
Contents
出雲大社でのタブー3つを解説!

タブーとして言われがちな「恋人同士で参拝すると別れる」ですが…
実際には確率の問題で、たまたま偶然が重なった事とされてます。
【本当にタブーとされてること】
- 参拝作法を間違える
- お賽銭を投げる
- おみくじを木に結ぶ
タブー①参拝作法を間違える
何においても基本的な作法があります。
日本人は特にお辞儀や挨拶、食事の仕方でも礼儀や作法を重んじてきました。
神社でも神様を敬う気持ちを行動で示し、礼を尽くす事が大切です。
- 参道の真ん中ではなく、端を歩く
- 鳥居をくぐる時は、端によって一礼する
- 帽子はとる
- 手水舎(ちょうずや)で手と口を清める
- お賽銭は丁寧にお賽銭箱に入れる
- 二礼四拍手一礼
- 最初に住所と氏名を名乗る
- 感謝を告げ、幸せを願う
【4つの鳥居をくぐる正式な参拝ルート】
①宇迦橋(うがばし)の大鳥居 | 第一の鳥居・石製(厳密には鉄筋コンクリート) ※駅からバスで行くなら「吉兆館前」で降りないと バスで通り過ぎてしまいます。10分程歩くと第二の鳥居へ。 |
---|---|
②勢溜(せいだまり)の正面鳥居 | 第二の鳥居・木製 ※前の通りは飲食店やお土産屋さんが並んでます 近くに無料駐車場があるので、ここから参拝する方が多い。 |
③「祓社」 (はらえのやしろ) | 全国でも珍しい「下りの参道」を歩くと右手に小さな祠(ほこら)が。 ※とても重要なポイント! ここでお参りをして、邪気や悪運を祓い心身を清めます。 |
④松の参道の鳥居 | 第三の鳥居・鉄製 ※この鳥居の下は松の保護の為、通行禁止になってます。 鳥居両端の通りを歩きます。(右手が行き・左手が帰り) |
⑤手水舎(ちょうずや) | 最後の鳥居をくぐる前に必ず、手と口を清めます。 ※感染症対策により、柄杓は撤去され流水式になってます。 |
⑥拝殿(はいでん)前の銅鳥居 | 第四の鳥居・銅製 ※この鳥居を触ると「金運が上がる」と言われる御利益スポット! |
【柄杓(ひしゃく)無しの手と口の清め方】
(※手水舎(ちょうずや)では感染症対策の為、掛け流し式になってる場合が多い)
神主さんが行う手水の作法を元にした方法をご紹介します。
①両手を洗う
②両手で水をためて口をすすぐ(水は吐き出す)
③両手を洗う
④口を拭いてから、手を拭く
以上です。
神様へのご挨拶の前に必ず、自分の身を清める為に行う作法です!
いわゆる「禊みそぎ」といわれるもの。
【二礼四拍手一礼】(にれいしはくしゅいちれい)
一般的には二礼二拍手一礼ですが、出雲大社では「かしわ手が4回」になります。
①二度、拝礼
②四度、柏手
③最後にもう一度、拝礼
境内の全ての社で「二礼四拍手一礼」です!
ちなみに、毎年5月14日から16日までの出雲大社例祭では「かしわ手が8回」に。
タブー②お賽銭を投げる
出雲大社の神楽殿(かぐらでん)正面にある大注連縄(おおしめなわ)は長さ13m、重さ5.2t。
1年以上の歳月と、1000人の町民の手によって作られています。
その日本最大級の神聖なしめ縄に、下からお賽銭を投げつける行為は絶対ダメ!
お賽銭が挟まると願い事が叶う…という間違った都市伝説を信じないでくださいね。
地元の方はマナーをしっかり心得てますが、観光客はハメを外してしまいがち。
作法を知らずに、やってる方を見かけても真似しないでくださいね…
神様に対してとても失礼で、迷惑な行為です。
お賽銭箱にも投げ入れるのではなく、そっと丁寧に入れましょう。
タブー③おみくじを木に結ぶ
出雲大社のおみくじは、一般的な吉凶の占いではありません。
「神様からのお言葉を賜る」おみくじ。
結婚・病気・旅行・方位などの9項目に関して、簡潔なアドバイスが書かれています。
そのおみくじを、持って帰ってもいいし設置されてる場所に結んでも良いのですが…
勝手に境内の枝に結んではいけません!
神社の木を痛めてしまうので、絶対NGですよ。
ちなみに、おみくじを結ぶ習慣は「神様とのご縁を結ぶ」という意味があります。
出雲大社に呼ばれる?不思議な体験とやばいエピソード
出雲市は静かな田舎町って感じです。途中『本荘に似てるかな?』と思ったり。
出雲大社に参拝に行くのは『呼ばれる』らしいっす。確かにサクサクと格安ツアーが取れて、ギリギリだったけど乗り継ぎも出来て、そこまで暑くないし。
明日早朝から参拝します。暑くならないうちに…。
— KEIKO.T (@KEIKOT0705) June 27, 2022
💞⛩️出雲大社⛩️💞
全国の神様が、出雲大社に集まって来年の縁結びについて会議を行う、
『神在祭』と呼ばれる期間に参拝出来ました✨この時期は願いが叶いやすいそうです😍🌈
このタイミングで参拝出来て、すでに素敵なご縁を感じてます✨益々、良縁に恵まれますように(*^-^)‼️ pic.twitter.com/xM9mPJ4kof
— ☆服部ひで子(吉本新喜劇)☆ (@hincohincoH1020) November 15, 2019
出雲大社に参拝に行く多くの方が、なんとなく「呼ばれてる」と感じるよう。
神様のエネルギーとシンクロする現象らしいですよ。
神様に「呼ばれる」ってどういうこと?
「友達の誘いで、なんとなく日程も合って…いつの間にかお参りしてた」
「特に行く気もなかったのに、スムーズにプランが組まれてとんとん拍子に…」など。
気持ち良く自然な流れで参拝できたなら、きっと「ご縁」があったんでしょうね♪
「呼ばれてる」と思ったら、とにかく行ってみましょう!
何かが変わるはず…
また神在月に出雲大社に行くと、ありとあらゆる御利益を授かれるそうです。
恋愛成就・合格祈願・健康・商売繁盛・金運招福など。
御利益も多いので、参拝者も多くなります。
不思議な体験・やばいエピソード
初めて出雲大社に来ました🙏🏻✨
神在月で今日まで全国の神様がここ出雲大社に集まっているのです☺️
神様に導いてもらった今日(*^^*)
本当に不思議なことがあって急遽決まった出雲大社🌟
ビックリするくらいの人やったけど、ここに来られてよかったー❤️
初めて昇殿参拝もしてきました(^^) pic.twitter.com/7gNLOtccai— 古川真奈美 (@mana_0619) November 24, 2018
旧暦10月の神在月とされるタイミングで念願の出雲大社へ。同じくパワースポットと噂される須佐神社、八重垣神社と巡ってきました。
参拝する前は強い雨が降ってたけど、不思議なことに参拝する時には雨が上がり、最後の八重垣神社を出ようとしたら何と目の前に大きな虹が…!
幸先は良さそうです☺︎ pic.twitter.com/R7brlXlwza
— 二村ユーリ|名古屋の唄う書道家 (@nimu0418) November 29, 2020
不思議な体験・やばいエピソードは調べるとたくさん出てきます。
【参拝中の不思議な体験・やばいエピソード】
- 突然、風が吹き抜ける
- 強い風がピタリと止む
- 雨が止んで、天気になる
- 天気だったのに、急に雨が降る
- 不思議な雲の間から、神々しい光が射す
- 神事や結婚式に遭遇する
特に縁起がいい雨はお清めとして、風は「神風・霊風」と言われ神様が喜んでいるサイン。
しかし、何かをはっきり感じ取れなくても大丈夫です。
境内に入ると「清々しい気持ちになった」「また行きたくなった」と感じたら…
歓迎されてる証♪
参拝の際は、その土地のものを食べる「直会(なおらい)」という作法もあります。
感謝して神様のパワーを授かりましょう。
逆に歓迎されてないサインもあります。
到着できない・何も感じない・観光客の多さが気になるなど、不満を感じてしまう。
そんな時は、気持ちを改めてまた別の機会を待ちましょう。
【参拝後の変化】
- 人間関係が変化した
- 恋人ができた
- 結婚した
- 将来性のない腐れ縁の恋人と別れた
やはり出雲大社は縁結びの聖地ですから、人間関係の御利益が多いですね。
良縁は幸せを運んできます♪
まとめ
- 参拝のマナーを守る
- ご縁の御利益が大きい
- 神様を信じ、礼節を尽くす事が大切
願いが叶ったら「お礼参り」を忘れずに!
きちんと感謝を伝えることが、その後に繋がっていきます。