鷲羽山ハイランド(わしゅうざんハイランド)は、岡山県倉敷市にあるテーマパークです。
開業してから50年以上続いており、多くの地元民から愛されています。
そんな鷲羽山ハイランドについて、「赤字で閉鎖するのではないか」や「老朽化がひどい」という噂も。
そうなると、潰れない理由が気になりますよね。
そこで今回は、鷲羽山ハイランドの閉鎖の噂と潰れない理由について調べてみました。
加えて、運営状況も調査したので説明します。
Contents
鷲羽山ハイランドが潰れない理由は3つ
鷲羽山ハイランドが潰れない理由は3つあります。
- 地元民が修学旅行で利用する
- 日本一怖い遊園地である
- 映画『すずめの戸締まり』の聖地
詳しく見ていきましょう。
①地元民が修学旅行で利用する
1つ目の理由は、地元民が修学旅行で利用するからです。
小学校の修学旅行鷲羽山ハイランドだった。リオのカーニバル?のダンサーさんがすごかった💃🏽
— う さ 𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣 𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣 𖤣𖥧𖥣𖡡𖥧𖤣 (@nekonomiruku) June 1, 2021
地元の小学校や中学校が、定期的に修学旅行先として利用しています。
周りに遊園地があまりないため、修学旅行や遠足のほかにもサークル活動、子供会等団体で利用することが多いのだとか。
実際、土日よりも平日の方が混んでいる場合が多いそうです。
②日本一怖い遊園地である
2つ目の理由は、日本一怖い遊園地だからです。
鷲羽山ハイランドの、アトラクションで人気なのがこの3つ。
アトラクション | 高さ | 遊び方 | 身長・体重 |
スカイサイクル | 地上16cm | ビル4階ほどの高さで自転車を漕ぐ | 130cm以上 |
ターボドロップ | 高さ60cm・海抜200m | 垂直直下・無重力状態を味わう | 130cm以上 |
バンジージャンプ | 高さ30cm・海抜170m | ジャンプは前後から選択 | 32〜113kg |
中でも「一番怖い」といわれているアトラクションが、スカイサイクルです。
ビル4階程の高さで自転車を漕ぐのは気持ち良いですが、「怖すぎる!」という声も。
岡山といえばブラジリアンパーク鷲羽山ハイランド!!
スカイサイクルは恐怖😂
地上高さ16メートルで自転車を漕ぐ
シートベルトは老朽化でゆるゆる、レールは錆びついてて自転車を漕ぐ度キーキー鳴る
特にカーブは死を覚悟します
でも景色は最高!
ぜひお越しください!#Aぇヤンタン47ツアー pic.twitter.com/5lZIbCob2q— SAORI (@kansaiAgroup) August 3, 2022
景色を楽しみたい方にとっては、良いかもしれませんね。
しかし、高いところが苦手な方は恐怖に感じるかも…
また、老朽化によるサビもあり、自転車を漕ぐとギシギシと音がします。
別の意味で怖いという声もあるようです。
バンジージャンプも、人気アトラクションの1つ。
30mの高さから瀬戸内海を一望できます。
瀬戸内海に向かって真っ逆さまに落ちる感覚が、最高なのだとか。
さらに、バンジージャンプの料金は通常2,000円ですが、新成人は1人1回無料で楽しむことができます。
大人になったら度胸試しとして挑戦してみるのも、良いですね。
中国四国地方で唯一、バンジージャンプができるのが鷲羽山ハイランドです。
鷲羽山ハイランドが潰れない理由の1つともいえます。
③映画『すずめの戸締まり』の聖地
3つ目の理由は、映画『すずめの戸締まり』の聖地だからです。
「すずめの戸締まり」聖地巡礼
鷲羽山ハイランドへ続く坂道の下より#すずめの戸締まり #聖地巡礼 #鷲羽山ハイランド #倉敷 #下津井 pic.twitter.com/NWwTcJpmWo— アストラル (@fragments_sue) August 6, 2022
映画『すずめの戸締まり』では、幻想的な雰囲気の鷲羽山ハイランドを見ることができます。
『すずめの戸締まり』の主人公の鈴芽が、遊園地の廃墟へ向かって走るシーンがあります。
このシーンは、鷲羽山ハイランド付近の道がモデルになっているとのこと。
映画の中に出てくる観覧車も鷲羽山ハイランドの、観覧車なのだそう。
人気映画の聖地となっている、鷲羽山ハイランド。
聖地巡礼のため訪れる方もいるのではないでしょうか。
しばらくは、鷲羽山ハイランドが潰れることはないと考えられますね。
鷲羽山ハイランドは閉鎖する?
「鷲羽山ハイランドは閉鎖するのではないか」という噂が囁かれています。
しかし、調査の結果2024年1月時点でそのような事実はありませんでした。
では、なぜこのような噂が流れたのでしょうか。
理由はこの2つ。
- 赤字経営なのではないか
- アトラクションの老朽化
それぞれ説明していきます。
①赤字経営なのではないか
鷲羽山ハイランドについて、「お客さんが少ない」や「順番待ちをしないでアトラクションに乗れた」という口コミが多くありました。
また2020年のコロナ禍では、入園料を通常3,800円から無料にした日もあったそう。
このことから、「これでは赤字になるのではないか」と心配する声もあがっています。
しかし、実際には赤字という事実はありません。
地域住民を楽しませるため、花火を打ち上げたりもしているそうです。
地域住民に寄り添うレジャー施設であることが分かりますね。
②アトラクションの老朽化
鷲羽山ハイランドは、1971年に開業しました。
1986年に改装のため一時閉鎖しましたが、2024年現在は営業しています。
1971年開業以来、ずっと休まず営業している鷲羽山ハイランド。
老朽化が目立ってしまうのは、しかたのないことなのではないでしょうか。
しかし、点検はしっかりしているので、安全面についての心配はありません。
鷲羽山ハイランドの運営状況
鷲羽山ハイランドは、2006年から「ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランド」としてリニューアルしました。
1989年よりブラジル人メンバーを導入し、徐々に名物として定着していったのです。
毎日朝昼問わず、ブラジルサンバ隊の方々がステージでサンバを踊ったり、ビンゴゲームを開催したりしています。
また、「ブラジルについてみんなで学ぼう」というイベントもあり、そこではブラジル無形文化遺産であるカポエラを体験できるとのこと。
他国の文化に触れるのは、大人にとっても子供にとっても貴重な体験になると思います。
鷲羽山ハイランドは、大人も子供も楽しく遊べて楽しく学べる遊園地なんですね♪
まとめ
- 地元の方々が修学旅行や遠足、サークル活動等で利用している
- 「スカイサイクル」という日本一怖いアトラクションがある
- 老朽化はしているが、閉鎖する事実はない
- 2006年から正式名称が「ブラジリアンパーク鷲羽山ハイランド」になった
今回は鷲羽山ハイランドについて調査しました。
50年以上続いている遊園地なので、老朽化が目立つのは当たり前のことだと思います。
それでも、利用者を楽しませるため、新たなイベントを企画して開催しているのです。
今後、鷲羽山ハイランドがどのようになっていくのか楽しみですね。
岡山県にお越しの際は、鷲羽山ハイランドに寄ってみてください!