「マルモのおきて」でブームとなったミニチュアシュナウザー。
ドラマを見て飼い始めた人も多いのではないでしょうか。
ミニチュアシュナウザーをネットで調べると、なんと「もらってください」「譲ります」の文字が…。
一生涯天寿を全うするまで一緒にいるはずが、なぜ手放すことになってしまったのか理由を徹底解説!
里親募集の子を譲ってもらう場合、無料なのかも調べています。
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ミニチュアシュナウザーをもらってください・譲りますと里親募集をする3つの理由
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ミニチュアシュナウザーの『もらってください』『譲ります』と調べてみたところ…
ペットショップで里親募集の情報は見つかりませんでした。
では里親募集されている理由は、以下の3つになります。
- 保護団体の方による繫殖場からのレスキュー。
- ブリーダーさんによる放棄。
- 飼い主さんの体調不良や病気など。
①保護団体による繫殖場からのレスキュー
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繫殖場とは、ペットショップへの販売目的だけのために飼育し交配させ、子犬や子猫を産ませているところです。
小さなゲージの中からは出してもらえず、もちろん散歩もさせてもらえません。
人間の手の温かみすら感じたことのない子たちです。
保護活動をされている方達は、そんな子たちを繫殖場からレスキューし幸せの架け橋をしているのです。
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このミニチュアシュナウザーは繁殖場からレスキューされ、第2の幸せな犬生を歩んでる子です。
助けてもらえなかったらこんな笑顔は見られなかあったですよね!
②ブリーダーさんによる放棄
本来、ワンちゃんが健康であれば問題なくオーナー様を募集できます。
しかし、交配させていく中で、どうしても障害や病気を持って生まれてきてまう子が何パーセントかの確率で存在します。
人間と同様に、防ぐことができない事実です。
そのような場合は、オーナー様募集ができないため飼育放棄し保護団体に持ち込んでいるブリーダーさんがいるようです。
③飼い主さんの体調不良や病気など
重い病気になってしまったり、動物のアレルギーがひどくなりすぎて、ずっと一緒にいたいのにいれなくなってしまう飼い主さんが少なからずいるようです。
里親募集されている子をお迎えする時にかかる費用は?
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ミニチュアシュナウザーに限らず、費用がかかります。
里親募集サイトをいくつか調べたところ、どんな子も少なからず譲渡の際にお金がかかるようです。
金額は一律ではなく、ワンちゃんによって違います。
どのようなお金がかかってくるのか調べてみたので、ペットショップやブリーダーさんからお迎えするのではなく保護犬をと考えている方は参考にしてみてください。
保護した状況や状態によって異なる
大切に育てられていて、やむを得ず里親に出された子は健康状態もよく医療費などもかからないため比較的にお金はかかりません。
では、どんな子がかかるのかと言うと、多頭飼育崩壊からレスキューされた子です。
育てられた環境も最悪で健康的な食事も与えられていない子や、元々体に障害を持って生まれてきてしまった子です。
そのような子は、病院で治療してもらい状態がよくなってからの譲渡になるので、一部の医療費を負担することが条件であるようです。
どんな子でも一律でかかるお金もある
どんな子でも一律でお金がかかります。
以下の必ずかかる費用一覧をぜひ参考にしてください。
- 保護した時の健康チェックや血液検査、ウイルス検査などの初期検査、一番大事で肝心な検査
- 混合ワクチン代
- 避妊・去勢手術していない子の手術代
- マイクロチップ装着料
- ノミ・ダニ予防
- トリミング代
初めてのワンちゃんが保護犬を迎えるという選択であれ、やっぱり最後まで面倒を見るという覚悟は必要です。
少額でもお金を払うことでその覚悟ができるのではと感じました。
またそのお金を払うことで、助けを求めている多くのワンちゃん、ミニチュアシュナウザーたちを救うことができるのです。
まとめ
- ペットショップによる、譲りますという情報はない。
- 里親募集の経緯は、保護団体による繁殖場からのレスキューや飼い主が病気で飼えなくなったなど様々。
- 譲ってもらう時には無料ではなく、状況によってかかる金額が違う。
- 健康チェックなど、一律でかかるお金もある。
- 医療費の一部は里親が負担する。
- お迎えする際は、最後まで育てる覚悟が必要。
飼いたいと思って飼ったワンちゃん。
どうしても飼えなくなってしまって手放す飼い主さんの気持ちを考えただけでも心が痛く、涙が出そうになりますよね。
動物の寿命は人よりは短いので、その子が天寿を全うし虹の橋を渡るその日まで、手放すことなく共に生きてあげたいですよね。
またこの飼い主さんと一緒に入れて幸せだったと思ってもらえるように、日々を大切に、楽しい思い出を作ってあげたいですね!