余ったご飯や、明日のお弁当に一年中大活躍する冷凍おにぎり。
皆さんのお家の冷凍庫にもあるでしょうか?
冷凍おにぎりは、便利な保存方法と思われがちですが「冷凍しているから大丈夫」という考えは危険!
特に、梅雨から秋の初めにかけて気をつけなければいけないのが食中毒です。
そこで、冷凍おにぎりで食中毒にならないための保存方法や美味しさを保つ秘訣、そして日持ちについて徹底解説していきます!
Contents
冷凍おにぎりで食中毒が起きる原因は?
引用:ニチレイフーズ公式サイト
https://www.nichireifoods.co.jp/media/27018/
冷凍おにぎりで食中毒が起きる主な原因は以下の2つの菌です。
- サルモネラ菌
- 黄色ブドウ球菌
早速これらの菌の特徴を解説します♪
1.サルモネラ菌
サルモネラ菌の特徴は、乾燥に強く熱には弱いところです。
なので冷凍おにぎりを解凍する際に、中心部まで十分に加熱することが重要です!
卵の保存 卵の殻には、食中毒の原因となるサルモネラ菌が付着している場合があるので、買ってきた卵は、冷蔵庫の棚に移し変えるのではなく、パックにはいったまま冷蔵保存した方が安心です。
— ももか@付録つき雑誌 (@momoka13000) March 21, 2024
2.黄色ブドウ球菌
これは人の皮膚や口の中、髪の毛など身近に存在する菌です。
加熱には強い特性がありますが、この菌は100℃で30分加熱しても死滅しないと言われています。
したがって、一度毒素が発生してしまうと、「焼きおにぎりにすれば大丈夫」という考えは安全ではありません!
母親が足の手術した時に黄色ブドウ球菌で傷が治らなくて大変でしたが、そういうのは治癒力が発動していても菌のせいでおっついて無い状態なんですかね。
相方さんみたいな病気は、病気の原因が解っていなくても治癒力自体は解ってて治そうとしてくれてたら嬉しいです🥹
— タクミ@量産型信州人 (@takumi0127) March 24, 2024
手の黄色ブドウ球菌を心配することなく具を端っこまで入れられる天才的機器 pic.twitter.com/XyDCRajYNi
— あすka (@asukatwac) March 19, 2024
食中毒を防ぐにはどうしたらいい?
食中毒の原因がわかったところで、次は冷凍おにぎりを安全に保つ方法をご紹介していきます。
- 手をよく洗う。
- 海苔はつけない。
- 具は加熱する。
- 自然解凍はしない。
1手をよく洗う
手洗いは基本ですが、爪や手首までしっかり洗うこことが大切です。
特に手に怪我や傷口がある時は要注意!
傷口から黄色ブドウ球菌が付着し、食中毒になる可能性が高くなってしまいます。
もし、手に傷口があったら100均などで売っているビニール手袋をつけたり、ラップを使ったりしてみましょう。
2海苔はつけない
しっとりした海苔が好きな方もいるかと思いますが…
冷凍おにぎりには海苔を別にしましょう。
海苔は痛みやすい食材で、ご飯に触れているところから痛み始めます。
なので、食べるときに巻くようにしましょう!
3具は加熱する
食中毒を防ぐには具を加熱するのがおすすめ!
その際には、冷凍に適した具材を選ぶのも重要です。
もちろん、具入りのおにぎりを冷凍することもできますよ♪
適している具材:梅干し、ふりかけ、塩鮭、塩昆布など
適していない具材:ツナマヨ、イクラ、明太子など
4自然解凍はしない
自然解凍はNG!
自然解凍では水分がラップ内にこもり、菌の繁殖を促してしまう可能性が…
また、味や食感も損なわれます。
解凍の際に、水分が抜けてしまいパサパサとした食感になってしまうのです。
解凍する際には解凍モードではなく普通の温めモードで加熱し、均等に加熱しましょう!
冷凍おにぎりの日持ちは?
冷凍おにぎりの保存期間は1〜3ヶ月程度です。
しかし、美味しさを保つためにはできるだけ早く消費することをおすすめします。
長期保存する場合は、冷凍ラベルを使用して日付や具材を記載すると便利です。
冷凍おにぎりの作り方
最後に、基本的な作り方をご紹介します!
- ご飯の準備: おにぎり用のご飯は少し硬めに炊きます。
- 具材の選択: 冷凍に適した具材を選びます。
- 形成: 熱いうちにおにぎりを形成します。
手に水と塩をつけるとくっつきにくくなります。 - 冷却: 室温で自然に冷まし、完全に冷めるまで待ちます。
冷めた後は、ジップロックなどに入れて冷凍しましょう!
なぜ冷凍おにぎりの作り方が大切かというと…
実は冷蔵庫で保存したご飯より冷凍庫で保存しておいたご飯を解凍したほうが、断然おいしいからなんです。
ポイントは保存する温度帯にあって、冷蔵庫は老化が起こりやすい温度帯なので急激に冷凍したほうが後から美味しく食べられるからです。
まとめ
- 冷凍おにぎりで食中毒が起きる主な原因はサルモネラ菌と黄色ブドウ球菌
- おにぎりを握る時は、ビニール手袋やラップを使うべき
- 自然解凍はNG
- 冷凍おにぎりの日持ちは1〜3ヶ月
どうでしたか?
冷凍おにぎりを作るのは簡単ですが、気をつけなければいけないことがたくさんありましたね。
冬や春だからといって、食中毒になる可能性がゼロというワケではありません。
正しい衛生管理や保存方法を知っていれば、コンビニおにぎりだって冷凍できちゃいます。
とっても便利な冷凍おにぎりは、これからも色々な場面で美味しく大活躍ですね。
時短や長期保存を実現する冷凍おにぎりは、忙しい朝やランチタイムにぴったりです。
さらに、冷凍おにぎりに便利な保存容器などもAmazonなどで購入することができます。
バリエーション豊富な具材を組み合わせて、毎日の食事を楽しんでみてください!