忙しい日々のなか、食事の用意の手間はできるだけ減らしたいものですよね。
下味冷凍がちょっとしたブームになっているようです。
下味冷凍とは、魚や肉などの素材が生の状態のときに、調味料で下味をつけ袋にいれて冷凍しておく保存テクニックのことです。
もも肉3枚安くゲットしたので下味冷凍の仕込みしたぜᐠ( ᐛ )ᐟ pic.twitter.com/b8stxjOCwP
— べっこあめ (@bekkkkoame) November 9, 2021
下味冷凍は手軽だがまずい…というような話も聞こえてきます。
そこで、下味冷凍のメリットとデメリットについて調査してみました。
ちょっとでも料理の手間を減らしたいけど、下味冷凍ってどうなのかな…
Contents
下味冷凍 2つのデメリット
下味冷凍にデメリットはあるのでしょうか?
わたしは下味冷凍に次の2点のデメリットがあると思います。
保存袋を大量に消費してしまう
ジップロックフリーザーバッグやビニール袋などの保存袋を大量消費してしまいます。
これが、下味冷凍最大のデメリットと言えるかもしれません。
特に、ジップロックフリーザーバッグは、ダブルジッパーを採用しているため漏れにくく、厚手の素材でレンジ解凍にも対応可。
献血行ったら洗濯洗剤とジップロック貰ったー(ノ´∀`)ノ
下味冷凍派の私にはジップロックとっても助かる😭✨ pic.twitter.com/maosTsWzy5— 猫猫しい岡*☆恋庭 (@NopMFvMFOd6VzsO) November 1, 2021
大変便利で、こちらを下味冷凍に利用する方も多いのではないでしょうか?
ただ、ジップロックフリーザーバッグは、Lサイズ10枚入りでメーカー希望小売価格330円となっており…
毎日の使うとなると、コスパは良くないかなと思います。
市販の薄手のビニール袋を利用する場合、漏れる心配が…
ビニール袋の大量消費は環境にも悪いですよね。
味が濃くなりすぎる

下味冷凍は、味をつけてから冷凍するため、素材の中まで味がしみ込むといいましたが、そのため、味が濃くなりすぎることもあります。
下味は薄めにつけて、後から微調整できるようにするといいかもしれません。
濃い味つけにしてしまうと、取り返しがつかなくなりますので…
下味冷凍しといた肉焼いたんだけどめちゃくちゃしょっぱくて失敗したなこれ(全部食べたけど)
— (部長)汐 (@b193labo) August 4, 2021
味付けは濃くなりすぎないように注意!
下味冷凍 3つのメリット
では、下味冷凍をすることでどんなメリットがあるのでしょうか?
3つほどご紹介します。
節約になる
スーパーの特売などで、大量に安く購入した肉や魚を、どのように保存しようか悩んでしまうことってありますよね。
そんなとき、下味をつけて小分けにして冷凍しておけば、長期保存できて使うときにも便利です♪
今日は、ネギ塩と生姜味噌で、鶏肉を下味冷凍です。
お弁当の唐揚げや焼き物に便利なので、特売のときにまとめて作ってます。#下味冷凍#作りおき pic.twitter.com/sqg2uaVj99
— Syuntaro ばえる料理は苦手なおうち居酒屋研究家 (@Syuntaro19) November 12, 2019
何度も店に足を運ぶこともなくなるので、余計な買い物も減らせるのではないでしょうか。
忙しい日の調理時間が短くなる
休日など時間がとれるときに、大量購入して下味冷凍しておけば、忙しい平日に買い物に行ったり、調味したりする時間が省けます。
メインのおかずを下味冷凍のものに決めてしまえば、計画的にメニューが決められて、献立作りも楽に!
おいしくなる
下味をつけて冷凍することにより、肉や魚がやわらかくなり、臭みが抜け、味がしみ込んでおいしくなります。
さらに、みそやしょうゆなどを下味に使うことで、酸化を防いで、おいしく食べられる期間が長くなります。
下味冷凍がまずいのはなぜ?美味しくするためのコツ
下味冷凍しといた手羽の照り焼き(濃い) pic.twitter.com/2JjxRgf3D4
— まうちん🍁 (@mautin_haruDO) August 8, 2020
デメリットの項目でも説明した通り、味が濃くなりすぎてしまうという点です。
もう一度お伝えしますが、不味くならない対策方法は下味自体を薄くしておくこと。
薄味にしておけば、後から微調整することで対応できるからです。
メリットの項目でもお伝えしたとおり、肉や魚に下味をつけて冷凍することで、やわらかくなったり、味がしみ込むことでおいしくなります。
冷凍しておくと味が落ちてしまうのでは、と心配になるかもしれませんが、冷蔵庫に置いておくよりは、冷凍したほうが鮮度が保たれます。
結果として、下味冷凍は食材がおいしくなることのほうが多くなります♪
下味冷凍のおすすめメニュー
ここで、下味冷凍のメニューを2点ほどご紹介します。
豚肉の生姜焼き

まずは、定番おかずといえる豚肉の生姜焼きです。
- 豚薄切り肉…200グラム
- 酒大さじ1
- みりん大さじ1と2分の1
- 醤油大さじ2と2分の1
- 砂糖小さじ1
- すりおろししょうが小さじ1
【作り方】
冷凍用密閉保存袋に豚薄切り肉を広げて入れる。
混ぜ合わせた調味料を保存袋の中に入れる。
空気を抜いて密閉して平らにし、冷凍する。
使う日に冷蔵庫に移して解凍しておき、フライパンで焼く。
照り焼きチキン
https://twitter.com/datennshi_erena/status/1303676575716499457
次も定番と言えるおかずの、照り焼きチキンです。
- 鶏もも肉4枚
- 砂糖大さじ3
- 酒60cc
- みりん60cc
- 醤油60cc
【作り方】
鶏もも肉の両面にフォークなどで穴を開け、味をしみやすくします。
冷凍用密閉保存袋に鶏もも肉を入れ、調味料を加えてよく揉み込みます。
鶏もも肉を平らにならして空気を抜き、冷凍庫に入れます。
フライパンに、冷蔵庫で半解凍した鶏肉を、皮目を下にして入れ、フタをして5分蒸し焼きにします。
裏返し、フタをしてさらに3分焼いたら完成です。
この記事では2品紹介しましたが、下味冷凍のレシピはほかにもいろいろあります。
まとめ
- 下味冷凍とは、調味してから冷凍しておく保存テクニックのこと。
- 下味冷凍には、節約になる、時短になる、おいしくなる、などといったメリットがある。
- 下味冷凍には、保存袋を大量消費してしまう、味が濃くなりすぎるといったデメリットもある。
- 下味冷凍は、うまく使えば食材をおいしくできる。
- 下味冷凍にはいろいろなメニューがある。
今回は、下味冷凍についてリサーチしました!
メリットもデメリットもありますが、うまく使うことができれば、日々の生活の助けになることがわかりました。
ぜひ活用していきたいものですね♪