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アートアクアリウムで死んだ金魚を展示!?炎上の原因を徹底分析!

色とりどりの水槽で泳ぐ綺麗な金魚が魅力のアートアクアリウム。
インスタ映えするということもあり、近年人気を集めています。

そんなアートアクアリウムで死んだ金魚を展示したことで大炎上
SNSで大きな批判を受けています。

優雅に泳ぐ金魚が見れるはずなのに、一体何があったのでしょうか…。
金魚が死んでしまった原因から、アートアクアリムの大炎上の詳細について徹底分析しています。

この記事では、アートアクアリウム大炎上の原因について徹底分析していきます。

よつば
よつば
金魚が可哀想…何が起こってしまったの…

アートアクアリウムで死んだ金魚を展示して炎上!

水槽の中で色とりどりのライトに照らされて泳ぐ金魚が美しく、SNS映えしています。

引用:Art Aquarium公式HP

しかし、なんとこの展示で死んだ金魚や病気で弱った金魚が多数発見され大炎上を引き起こしたのです。

よつば
よつば
写真を見るかぎりでは、金魚が死んでいるなんて想像できませんね…。

死んだ金魚を展示?

問題となったのは日本橋で2020年8月28日から開催されたアートアクアリウム。
展示された金魚の数はなんと約3万匹!
開催前からかなりの注目を集めていたようです。

しかし楽しみにしていた人たちが現場で見たのは、死んだ金魚や病気になった金魚が泳ぐ様子。

SNSでこのように弱った金魚の様子が瞬く間に拡散されました。
多くの人が不衛生な環境下での金魚の飼育に疑問を抱き、主催者を批判したのです。

SNSで大炎上!

開催前は期待の声が多く寄せられていたアートアクアリウムでしたが、金魚の状態からSNSでは大炎上が起こりました。

実際にアートアクアリウムに行った人の「可哀想だった」という投稿が多く見受けられます。

よつば
よつば
「綺麗」の裏にある金魚の犠牲を考えてしまいます…

水族館とは違い、利益を求めすぎた結果がアートアクアリウムを「可哀想」と思わせる要因なのかもしれません。

アートアクアリウムの金魚が死んだ原因3つ

それでは、アートアクアリウムの金魚たちはなぜ死んでしまったのか。
理由は大きく分けて、以下の3つがあると言われています。

  1. 一つの水槽に対し過剰な量の金魚の数
  2. 不適切な治療
  3. コロナ禍での工事遅延

①一つの水槽に対し過剰な量の金魚の数

水槽に対する金魚の数が多すぎる、ということが原因として挙げられています。

金魚が自由に泳げるスペースが多く取れなければ、必然的に金魚はストレスのある環境下で飼育されることになり、衰弱を早めます。

よつば
よつば
設計の段階から、金魚に対する知識がなかったのではないかと疑ってしまいます…。

②病気に対して不十分な治療

多くの金魚愛好家が、アートアクアリウムの金魚が「白点病」や「尾腐れ病」などに感染していることを指摘しています。

これに対しアートアクアリウムの運営側は、次のように回答しています。

金魚を隔離して治療するのではなく、病気の金魚が多発したアクアリウムシステムそのものから病原菌を無害化させる処置を施していると述べています。

果たしてこれは十分な治療と言えるのでしょうか。

よつば
よつば
専門家の意見を取り入れるべきだったかもしれませんね。

③コロナ禍での工事遅延

開催者側は、炎上に対し声明を発表しました。(現在削除済み)
その中で「コロナ禍での工事遅延」を原因として挙げています。

工事が遅れてしまい、オープン直前に金魚を水槽に投入せざる終えなかったそうです。

しかし本来、オープンを遅らせてでも金魚にかかる負担を考慮するべきではなかったのか?とも指摘されています。

よつば
よつば
原因が1つではなく3つあったことから、ここまでの事態に発展してしまったんですね。

アートアクアリウムとは?

そもそもアートアクアリウムとはなんなのでしょう?
公式HPを調べてみると以下のような説明が見つかりました!

金魚×光・音・香が織りなす芸術

光彩と音楽、そして香りにつつまれた空間の中を優美に舞い泳ぐ金魚。

江戸時代から続く金魚鑑賞という文化を、芸術作品“アートアクアリウム”として現代に表現します。

水槽作品の造形美、空間演出、五感への刺激、そして、さまざまな美しさをもつ金魚たちがつくりだす、唯一無二の幻想世界が、ここに。

引用:Art Aquarium公式HP

よつば
よつば
へ〜!アートと金魚鑑賞を融合させた新しい芸術なんですね。

新しい芸術が生まれるのは素晴らしいことですが、命を犠牲にしない配慮が必要ですね。

まとめ

ずさんな管理体制から多くの被害を出してしまった今回の騒動。

アートアクアリウムは金魚の命を利用した芸術作品です。
何よりもまずは「生命への敬意」が尊重されるべきではないでしょうか。

よつば
よつば
人間のお金儲けの道具として命が使い捨てにされることがありませんように。