旅行・観光

噴火はなぜ起こる?ヤバイ火山はどこにある?日本と世界の代表6選!

近頃、地震や噴火などの自然災害が多く起こっていると感じますね…
中でも、トンガ近郊の海底火山で起こった2022年1月の噴火は、日本にまで大きな津波の影響がありました。

実は地震も噴火も地球のプレートによる影響で起きているんです。
そこで噴火なぜ起こるのか…そのメカニズムや、いつ噴火しても可笑しくないヤバイ火山をご紹介します!

噴火はなぜ起こる?メカニズムを徹底解明!

引用:気象庁

噴火とは地下に発生したマグマが地表や海中に噴き出してくる現象のことです。
火山の成り立ちから、噴火が起こるまでのメカニズムを解明してみます。

①マグマの形成

陸のプレートの下には海洋プレートが沈みこんでいきます。
沈みこんだ海洋プレートの水分が分離し、マントルが一部融けて上昇していきマグマが形成されるのです。

②火山の形成

形成されたマグマが、マグマだまりに蓄えられるなどして地表に噴出し火山が形成されます。
海溝沿いに火山が多いのは海洋プレートの上にできやすいためです。

③噴火が起きる

噴火とは地中でできたマグマが、火口が開くことで圧力が小さくなり発砲して噴出したり、発砲せずに溶岩流として流れ出したりする現象をいいます。

噴火には3つ種類がある?

じつは噴火には3つの種類があります。
仕方によってマグマ噴火、水蒸気噴火、マグマ水蒸気噴火の3つにわけられるんです。

①マグマ噴火

マグマを地表に噴出する噴火や、その現象のことをいいます。
地下にできたマグマ溜まりが膨張したり、圧力がかかったりして上昇し、火口などから噴出することで発生します。

溶岩流や火砕流、噴石、火山灰などを伴うため、注意が必要です。

また、噴火の様式によって火山学者は代表的なタイプを分類しています。

火山学者によるマグマ噴火分類
  • ハワイ式噴火
  • ストロンボリ式噴火
  • ブルカノ式噴火
  • プレー式噴火(プリリー式噴火)
  • プリニー式噴火
  • 準プリニー式噴火
  • ウルトラプリニー式噴火(カルデラ噴火・破局噴火)

ハワイ式噴火のように非爆発的で数年にわたり噴火活動が続くものもあれば、ストロンボリ式噴火のように数秒間断続的に噴火するもの。
数秒から数分の間に爆発的に噴火するブルカノ式噴火など、マグマ噴火の発生はさまざまです。

桜島や浅間山など、日本の火山はブルカノ式噴火が多くみられます。

②水蒸気噴火

マグマが地表にでてこないのが特徴の噴火です。
マグマの熱により火山内部の水が温められて、大量の水蒸気が発生します。
そのため圧力が急激に上昇、爆発的に噴火が起こるのです。

規模は大きくないものの爆発的に噴火するため、噴石や火山灰の被害の可能性があります。

  • 時間:数時間~1日程度
  • 噴煙頂部の高さ:10㎞以下程度

③マグマ水蒸気噴火

水蒸気噴火とマグマ噴火の現象が同時に起こる噴火のことをいいます。
噴出物にマグマに由来する物質を含むのが特徴です。

  • 時間:数時間~数日程度
  • 噴煙頂部の高さ:数㎞~10㎞以上程度
よつば
よつば
噴火といっても、いろんな噴火があるんですね!

日本で噴火が心配なヤバイ火山3選

日本は太平洋にある火山大国です。
近海に日本海溝があり多くの火山とともに生活しています。
ここでは日本全体に影響を与えかねない、ヤバイ火山を3つを厳選してみました。

①富士山(山梨県・静岡県)

2022年2月6日時点の噴火警戒レベル:レベル1(活火山であることに留意)

日本一の高い山として知られている「富士山」は火山のひとつです。
2014年の報告によると、山頂部分に大きな圧力がかかっており、噴火すればマグニチュード9レベルの地震を伴う可能性が指摘されています。

前回に噴火したのは1707年のこと。
この時にはマグニチュード8.7の地震が起きたと記録されています。

②姶良カルデラ(鹿児島県)

引用:Google マップ

2022年2月6日時点の噴火警戒レベル:レベル3(入山規定)

鹿児島にある姶良(あいら)カルデラは2012年以降に頻繁に爆発が起きているヤバイ火山のひとつです。
約19㎞の火口が噴火すると、数時間で数百世帯が消失する恐れがあるとされています。

③硫黄島(東京都)

2022年2月6日時点の噴火警戒レベル:火口周辺危険

東京都小笠原諸島にある硫黄島は東京都からはるか南に位置しする島です。

日本国内とはいえ、遠く離れているため一見国内に影響のなさそうな火山…
しかし100年以内に噴火する危険があり、なおかつ局地的破壊力を秘めているといわれています。

もし大噴火が起きたら、100㎞圏内に火砕流が流れ、近畿や関東でも降灰の影響が懸念されているのです。
降灰の影響で発電所が稼働できなくなった場合、日本の総人口95%以上が生活不能に陥る可能性があるとされています。

よつば
よつば
どこにいても噴火の影響を受ける可能性があるんですね!
噴石だけでなく、一緒にくるかもしれない地震も怖い…

世界で噴火が心配な火山3選

トンガの噴火では、遠く離れた日本でも津波のような海面上昇が観測され、船舶などに大きな被害をもたらしました。
日本の火山だけでなく世界の火山も他人事ではないと感じさせられましたね。
そこで、日本にも影響を与えかねない世界のヤバイ火山を3つ紹介します。

①イエローストーン巨大カルデラ(米・ワイオミング州)

アメリカ、ワイオミング州イエローストーン国立公園の9.6㎞地下には、480㎞におよぶマグマ溜まりが存在するといわれています。
真上には巨大なカルデラが形成されており、世界最大の火山地帯となっているのです。

マグマによって圧力は上昇しており、地球表面を大きく変えてしまう破壊力を秘めています。
噴火のサイクルは60万年毎と推測されていて、前回の噴火からはすでに64万年が経過…
いつ噴火してもおかしくない地帯なのです。

物質が噴き出すような不気味な兆候も散見され、20世紀中には地面が70㎝近く隆起したことが記録されています。

もし噴火が起これば、オクラホマ州からカナダにかけ3,200㎞に壊滅的な被害が出る可能性が指摘されているのです。

②ヴェスヴィオ山(イタリア・カンパーニア州)

 

この投稿をInstagramで見る

 

Nikki Chan(@nikkichan_20)がシェアした投稿

ナポリから東へ約9㎞程度のところに位置している火山です。
西暦79年にポンペイの街を焼き払い、その後も30回ほどの噴火を起こしています。

一番最近の噴火は第二次世界大戦中のことで、再度噴火することが懸念されているのです。その場合は、ナポリが地上から消失する可能性があり、300万人の人の命が危険にさらされる恐れがあります。

②カトラ火山(アイスランド)

2010年の噴火で膨大な量の火山灰が降り注ぎ、ヨーロッパの多くの空港を閉鎖させる被害をもたらしたのはエイヤフィヤトラヨークトル火山です。

カトラ火山はエイヤフィヤトラヨークトル火山からわずか27㎞程度の地点にあります。
その潜在威力は凄まじく、2010年のエイヤフィヤトラヨークトル火山噴火の10倍とされているのです。

もし噴火が起これば、氷河のカルデラは一気に溶けてしまいます。
そうなれば、アイスランド東部沿岸から大西洋へ大量の水が流れ込み、洪水のような自然災害をもたらす可能性も…
また、世界的な気温低下が起こり、食糧不足になる可能性があります。

よつば
よつば
世界にもヤバイ火山はたくさんあるんですね!
イエローストーンは観光地にもなっているみたい。
虹色のカルデラを一度は見てみたい♪

まとめ

噴火のメカニズムから、世界のヤバイ火山まで紹介しました!

日本の火山噴火まとめ
  • 火山は海洋プレートの上にできやすい
  • 噴火は大きく3つの様式に分類される
  • 日本は火山大国で富士山もヤバイ火山のひとつ
  • 世界には今にも噴火の心配がある火山が複数ある

日本中どこにでも火山はあります。
噴火はどこに住んでいても不安な自然災害であることを覚えておきましょう!