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諏訪神社はなんの神様がいてなぜ全国にある?やばい神事についても解説!

諏訪神社って聞いたことありませんか?
なんとなく聞いたある方や実際に参拝した方もいると思われます。

なんと!諏訪神社は全国に一万社あると言われいるみたいです。

今回、諏訪神社にはなんの神様がいて、なぜ全国にあるのか調べてみました!
また、やばいと噂されている神事についても解説します。

よつば
よつば
諏訪神社ってきいたことある!
でも、詳しいことはわからないので知りたいですね。

諏訪神社はなんの神様が祀っているの?

画像引用元:諏訪神社

諏訪神社は、主に「建御名方神(たけみなかたのかみ)」と妻である「八坂刀売神(やさかとめのかみ)」言う神様を祀っています。

建御名方神は、古事記に出てくる狩猟と農耕の神様です。
出雲大社の御祭神である「大国主命(おおくにぬしのみこと)」の次男にもなります。

大国主命が作った豊かな地上の国を、太陽の神様で有名な天照大御神が「地上の国を息子に譲ってくれ」と迫りました。
ですが、建御名方神は最後まで反対したのです。

建御名方神は天照大御神は使いの武神「武御雷神(タケミカズチ)」に力比べを持ちかけました。
ちなみに、この時の力比べが相撲の始まりとされているみたい。

圧倒的な力の差で建御名方神は敗北してしまい、長野県にある諏訪湖まで逃げました
ですが、武御雷神は命を落とそうと諏訪まで追いかけてきたのです。

建御名方神は「諏訪の地から2度と出ない、父・大国主命と兄・事代主神(ことしろぬしかみ)に従い、葦原中国を譲る」と誓い、命拾いをしました。

葦原中国とは

日本神話において、高天原と黄泉の国の間にあるとされる世界。「葦原の中つ国」とも表記される。

引用元:Wikipedia

建御名方神は諏訪の地からでないように4本の柱を建て留まった。
これが諏訪大社の始まりなのです。

諏訪大社に伝わる御柱祭は建御名方神が建てた4本の柱が起源とされています。

奥さんの八坂刀売神は古事記や日本書紀には登場しない、諏訪固有の神様みたい。

よつば
よつば
建御名方神が力比べに負け逃げたおかげで、諏訪神社が誕生したみたいですね♪

なぜ諏訪神社が全国にあるのか?

諏訪神社は全国に約一万社以上あります。

約一万社以上ある理由とは「諏訪大社を中心とする諏訪信仰が全国に広まった」からです。
そのため、諏訪神社が全国に点在しているというわけ。

どのようにして全国に諏訪信仰が広まったのか解説していきます♪

なぜ諏訪信仰が全国に広まったのか?

諏訪信仰は諏訪の地に住んでいた諏訪氏が氏神として諏訪大社を信仰したのが始まり。

古代には風や水といった自然を司る龍神、霊蛇信仰があったみたいです。
そのため、諏訪大明神は巨大な蛇や神龍の姿をしていると思われているみたい。

諏訪大明神は、風や水にご神徳のあることから「農業の神様」と呼ばれる。
そして、諏訪神人とよばれる遊行者たちによって信濃(長野県)を中心に広がりました。

龍神や霊蛇だった諏訪信仰は「武神」または「軍神」として、さらに全国に広がり多くの武人たちに崇拝されたのです。

諏訪大社で戦勝祈願を行って戦に勝利したり、天下を治めている人がいます。
その方達とは坂上田村麻呂・武田信玄や徳川家康らが有名です。

諏訪神社が全国で建てられるようになったのは、坂上田村麻呂が東夷征伐のときに諏訪大社に祈願すると成就したという伝説がありました。

の伝説からご神徳にあやかろうと、関東・東北の豪族が諏訪神社を勧請
さらに、鎌倉幕府の御家人が領地に諏訪神社を建てて祀ることが広がったのです。

武田信玄にいたっては「諏訪南宮法性上下明神」と諏訪明神の名を書いたのぼりを掲げて戦に出陣をするほど熱心だったみたい。

有名な戦国武将も諏訪信仰を熱心に崇拝していたようです!

なぜ諏訪神社は全国に存在しているのかというと…
諏訪大明神が「武神」として各地の豪族がご神徳をあやかるために領地に建て始めたからです。

よつば
よつば
有名武将から崇拝された諏訪信仰が全国に広がって、諏訪神社が多く建てられたんですね。

諏訪大社のやばいと噂されている神事とは?

諏訪大社のやばいと噂されている神事は「御頭祭(おんとうさい)」です。
御頭祭とは神様に鹿の頭を捧げて、五穀豊穣や狩猟への願い・感謝を込めて行われる神事。

御頭祭について解説していきます♪

御頭祭

諏訪大社上社で4月15日に御頭祭が行われます。

御頭祭は鹿の頭の剥製を神様に捧げているのです。
昔は本物の頭を捧げていたみたい・・・。

諏訪大社の神様は元々五穀豊穣、生活を守る源を与えていました。
狩猟により食生活を守ることができた感謝の行事として鹿の頭をお供えしたのです。

なぜ鹿の頭をお供えしたかと言うと、土着宗教であるミシャグジ宗教の名残。

ミシャグジ信仰は関東に広がっていて、神様の祟りに恐れて若い男性を生贄にしてお供えをしていたという話もあるみたい。

過去には、鹿の頭を75頭も神様に捧げていましたが…
時代が進むにつれて簡略化し、5頭の鹿頭の剥製に変化しました。

諏訪大社には七不思議があります。
そのひとつに「生贄の鹿の中に、必ず耳が大きく裂けた鹿がいる」という不思議です。

ミシャグジ宗教の名残りから、鹿の頭を神様に捧げるようになりました。

よつば
よつば
神様に感謝のしるしとして鹿の頭を捧げていたのですね。

まとめ

諏訪大社で行われている御頭祭は少し怖いけど興味ある神事ですね♪

怖いのが平気な方は実際に御頭祭に行って、鹿の頭を捧げているところを見てみるのもいいかもしれない。

よつば
よつば
私は御頭祭に興味あるので諏訪大社に行ってみたいです!